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Jリーグサッカー監督 の商品レビュー

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2022/05/24

城福さんはエスパルスからの監督就任要請を断ったそうだ… これ読んだら、来て欲しくなったけど、どうにもならない… U-17で吉田豊と八反田が一緒に戦っていたことを初めて知った。

Posted byブクログ

2019/05/06

著者の城福(じょうふく)さんの経歴 1999年 JFAナショナルトレセンコーチ 2006年 U-16日本代表監督で、アジア選手権優勝 2007年 U-17ワールドカップ出場 2008-2010年 FC東京監督 2009年 ヤマザキナビスコカップ優勝 2012年 ヴァンフォーレ甲...

著者の城福(じょうふく)さんの経歴 1999年 JFAナショナルトレセンコーチ 2006年 U-16日本代表監督で、アジア選手権優勝 2007年 U-17ワールドカップ出場 2008-2010年 FC東京監督 2009年 ヤマザキナビスコカップ優勝 2012年 ヴァンフォーレ甲府の監督就任 から、日本のジュニア向けの育成の考え方。 サッカー界についての心配ごとや提案など、 広い視野を持った意見が述べられており、 現代の大人として、学ぶべきことが多い内容であった。 以下、気になった箇所を抜粋する。 ○「勝利優先」か「育成優先」か 勝ちたいからといって、指導者が子ども達から判断を奪うことがあってはいけません。 「あそこに蹴っておけ」 「そこに立って待っていろ」 というように、試合中にコーチが指示を出し続けているチームがありますが、これでは、 ただやらされているだけなので、選手は成長できないし、勝ってもうれしくないでしょう。 『指導者は、子どもから、判断力を奪っていないだろうか』 と、親が見極めることも大事です。 ○高体連出身者がこれまでのA代表に多い理由 クラブユースが抱える問題として、競争原理が働きにくいことや リバウンドメンタリティが鍛えられにくいことが挙げられます。 欧州の場合、レアルマドリーの下部組織で競争に勝ち抜けなくても、 アトレチコ・マドリーの下部組織で、サッカーを続け、そこから 這い上がれるチャンスがいくらでも転がっているのです。 一方、日本のクラブは、3年刻みの学校に合わせていることに加え、 ドロップアウトさせること自体を避ける傾向があります。 これは、日本社会の風土であって、サッカー界だけの問題ではありません。

Posted byブクログ

2016/11/05

【サッカー監督がどう考え、どう判断しているのかを供述している本】 細かいミクロな世界の判断、瞬時の判断だけでなく、マクロな戦略を立てる必要もあるサッカー監督。肉弾戦を挑むのか、美しいパスサッカーを志向するのか、ファジーなスポーツの代表格サッカー。そのプロ監督が手の内を明かした、と...

【サッカー監督がどう考え、どう判断しているのかを供述している本】 細かいミクロな世界の判断、瞬時の判断だけでなく、マクロな戦略を立てる必要もあるサッカー監督。肉弾戦を挑むのか、美しいパスサッカーを志向するのか、ファジーなスポーツの代表格サッカー。そのプロ監督が手の内を明かした、といっても過言ではない本書は、成長をまだまだ遂げなければならない日本サッカー界にとって貴重な1冊だと思う。 ・攻撃は広く、守備は狭く(拡散と集結) ・左サイドに右利きの選手を置くと、50cmは懐が深くなり、ボールが相手DFから奪われにくくなる ・プレッシングは相手をヘッドアップさせない状態を目指す ・選手へのアンケートと面談、ピッチでの叱責、コミュニケーションによる選手の意識改革(今野や長友の事例) ・選手補強は情報戦、時間との戦い ・チームのフレーム、共通理念作り(FC東京であれば、首都クラブとしての使命。V甲府であれば、プロヴィンチアの象徴) 文字化されるだけでも、共通理解が進み、サッカーの見方を一段引き上げてくれる。 日本のプロフェッショナルな監督が増えるためにも、選手層が厚くなるためにも、サポーターの見方がレベルアップするためにも、今後現役、辞めた人問わず、監督としての思考法の本が増えていくと良い。

Posted byブクログ

2016/10/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

FC東京退任後、甲府の監督になる直前に書かれた本。 基本的に東京サポーターはあまり良く思ってないと思われるきっかけとなった徳永のコンバート。これは明らかに駄目だったのに本人の中では良かった話となっている。 元々大好きな人だったが、言い訳が多い人だなってのが本書から読み取れる。

Posted byブクログ

2013/07/14

現役監督の監督論。当然の事から、なるほどと言う事まで。ポゼッションサッカーについての城福監督の考え方は、自分の考えとは異なるものであった為、なるほどと思い、納得。現役の選手の名前も出てくる為、知っていればさらに読みやすい

Posted byブクログ

2013/02/28

シャビのバックステップ、 ギグスの三人目の動き、なるほど。 カンテラで育てられない選手=メッシ。 何に特化に何を捨てるか。 「捨てているもの、アプローチが薄いもの、失わせているものがあるーー。そう認識することが育成の指導者にとってワンランク上に行くこと……」

Posted byブクログ

2012/08/18

Jリーグの現役監督によるチーム作りについて書かれている。監督の一週間の過ごし方や、選手へ説明する方法など具体的な話があり面白い。システム論や戦術論などもある。

Posted byブクログ

2012/08/09

元FC東京監督、現ヴァンフォーレ甲府監督の城福浩氏がまとめた、Jリーグ監督のマネジメントの方法論。Jリーグとあるが、もちろん海外でも使えると思う。 内容としては、監督就任時のタイミングによって、チーム編成にどれだけ関われるかから始まり、プレシーズンのキャンプ・シーズンが始まって...

元FC東京監督、現ヴァンフォーレ甲府監督の城福浩氏がまとめた、Jリーグ監督のマネジメントの方法論。Jリーグとあるが、もちろん海外でも使えると思う。 内容としては、監督就任時のタイミングによって、チーム編成にどれだけ関われるかから始まり、プレシーズンのキャンプ・シーズンが始まってからの監督の1週間などのマネジメント論、試合をするうえでの、采配・戦術・システム論、そして育成論などからまとまっていて、監督としてどのようにチームを固めていくかの具体的なノウハウや哲学が書いてある。 FC東京のサポとしては、城福監督は「感覚」というよりも「論理(ロジック)」でプレイや監督をするの人のイメージ。本文中に日本代表である今野に感覚でプレイするよりも、論理的に考えてプレイをすることを求めるところがでてくる。論理の人だからこそ、このようなまとめた本も求められるが、J2降格のようにここぞとなるとロジックの引き出しが詰まると、逆に打つ手がなくなる。 サッカーも含めて、世の中トレードオフの関係のことは多い。1つを選べば、メリットと同時にデメリットも選ぶことも多い。そして、正解がないからこそ、悩み、一番よい手を考えるからこそ楽しい面もある。そのようなことを非常にやさしい言葉でまとめている印象をもった。 と同時に、やっぱり城福さんだなあと思った。甲府での活躍期待しております。

Posted byブクログ

2012/06/10

本書にあるように、実際に今現場を預かっている人が書くのは勇気が必要だったと思うが、解りやすい文章で読みやすく、城福監督の人柄も垣間見れる良い本だった。FC東京&甲府サポにはとても楽しめるだろうし、それ以外のサッカー好きにもお勧めです。

Posted byブクログ