明治・大正 詩集の装幀 の商品レビュー
新体詩と言っている間の装幀は、なんだか古臭いけれど、浪漫派、象徴派となって来ると、ラファエロ前派やアール・ヌーボー調で、洒落たものになってくる。青木繁、藤島武二、田中恭介、恩地幸四郎、長谷川潔という錚々たるメンバーに交じって、北原白秋、木下杢太郎、萩原朔太郎という詩人たちも自分自...
新体詩と言っている間の装幀は、なんだか古臭いけれど、浪漫派、象徴派となって来ると、ラファエロ前派やアール・ヌーボー調で、洒落たものになってくる。青木繁、藤島武二、田中恭介、恩地幸四郎、長谷川潔という錚々たるメンバーに交じって、北原白秋、木下杢太郎、萩原朔太郎という詩人たちも自分自身で装幀・挿絵を担当しているのもある。どれもなかなか味があっていい。私の好みだと、藤島武二のが好きかな。
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