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明治・大正 詩集の装幀 の商品レビュー

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2021/05/19

新体詩と言っている間の装幀は、なんだか古臭いけれど、浪漫派、象徴派となって来ると、ラファエロ前派やアール・ヌーボー調で、洒落たものになってくる。青木繁、藤島武二、田中恭介、恩地幸四郎、長谷川潔という錚々たるメンバーに交じって、北原白秋、木下杢太郎、萩原朔太郎という詩人たちも自分自...

新体詩と言っている間の装幀は、なんだか古臭いけれど、浪漫派、象徴派となって来ると、ラファエロ前派やアール・ヌーボー調で、洒落たものになってくる。青木繁、藤島武二、田中恭介、恩地幸四郎、長谷川潔という錚々たるメンバーに交じって、北原白秋、木下杢太郎、萩原朔太郎という詩人たちも自分自身で装幀・挿絵を担当しているのもある。どれもなかなか味があっていい。私の好みだと、藤島武二のが好きかな。

Posted byブクログ