サーバント・リーダー の商品レビュー
リーダーには奉仕することが必要という本。 過去に受けたリーダーシップ研修で聞いた内容と大きく変わりはないけど、自分の環境や立場の変化もあって、その時よりも自然と真剣に考えた。 仕事の事を考えながら読んで、リアルタイムに実践しようと思ったけど、うまく出来たり出来なかったりという感...
リーダーには奉仕することが必要という本。 過去に受けたリーダーシップ研修で聞いた内容と大きく変わりはないけど、自分の環境や立場の変化もあって、その時よりも自然と真剣に考えた。 仕事の事を考えながら読んで、リアルタイムに実践しようと思ったけど、うまく出来たり出来なかったりという感じかな。 途中で愛の話のくだりでは、キリスト教に偏りすぎかなと感じてしまって、ちょっとうまく頭に入ってこなかったけど、でも全体的には、別にキリスト教だけを賞賛するような内容にはなっていない。 アメリカみたいな個人主義の強い国では、数倍効果がありそうな内容かも、なんて思ってしまった。
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2013年92冊目。 ストーリー調でサーバント・リーダーシップについて書かれた本。 これまで自分が学んできたことが腑に落ちる言葉で現れるシーンが多く、原点に戻れた気がした。 一つひとつの言葉に対する定義や思想が随所に現れていて、自分好み。 「物語」として読むにはやや単調かもしれ...
2013年92冊目。 ストーリー調でサーバント・リーダーシップについて書かれた本。 これまで自分が学んできたことが腑に落ちる言葉で現れるシーンが多く、原点に戻れた気がした。 一つひとつの言葉に対する定義や思想が随所に現れていて、自分好み。 「物語」として読むにはやや単調かもしれないが、その分物語性に逃げずサーバント・リーダーシップのエッセンスがよく盛り込まれている。 読みやすいので、ぜひ多くの人に一読して欲しい。
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たまには自分もふりかえろうと選んだ。 リーダーシップやコーチングを考えるとき、湧きあがる感情をどうしたものか戸惑っていたが(私は導火線が短かいほうなので)、感情ではなく大切なのは選択と行為であると説かれて納得した。 感情と行為との自己制御に集中すること、その努力によって目的と意...
たまには自分もふりかえろうと選んだ。 リーダーシップやコーチングを考えるとき、湧きあがる感情をどうしたものか戸惑っていたが(私は導火線が短かいほうなので)、感情ではなく大切なのは選択と行為であると説かれて納得した。 感情と行為との自己制御に集中すること、その努力によって目的と意味を獲得するというのは、チクセント・ミハイの『フロー体験 喜びの現象学』とも通じて、この発見が嬉しい。 また、ある方面で有名な「鶏と豚」の例えが出てきたことも驚いた。 たしかに、身の回りは権力の主張に溢れていて、ピラミッド型の戦略思考だらけだ。 そんな中で、いままでよりずっと愛(感情ではなく行為としての)を持ってチームと接していこうと気持ちを新たにした。
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サーバントは直訳すると、”奉仕者”である。奉仕と聞くと、地域を代表して外掃除しているような人をどうしても思い浮かべてしまう。小学校の頃に、奉仕作業といった行事があって、いつも通っている通学路を定期的に掃除する機会があった名残だろう。 そんな話はさておき、昨今の新しいリーダー像と...
サーバントは直訳すると、”奉仕者”である。奉仕と聞くと、地域を代表して外掃除しているような人をどうしても思い浮かべてしまう。小学校の頃に、奉仕作業といった行事があって、いつも通っている通学路を定期的に掃除する機会があった名残だろう。 そんな話はさておき、昨今の新しいリーダー像として、サーバント・リーダーという形が、今、非常にもてはやされている。本著は、仕事にトラブルを抱え、修道院に癒しと新しいビジネス像を求めてセミナーを受けに来た、一人の男の学びを通して、この新しいリーダー像を紐解いていく。一緒に擬似セミナーを受けるような形で進んでいき、こちらも話を読みながらもいろいろと考えさせられてしまうのだ。 それでは本著の中にも出てくる、サーバント(奉仕:Servant)という考えがどこからくるのか。ここにある会社組織があるとする。旧来の社長やCEOなど、トップから現場サイドに働く一般社員まで、裾が広いような組織体系だとしよう。最終的に顧客に接しているのは、現場の一人一人の社員。彼らの上にマネジメントクラスがどんと居座り、売上が上がらないから、経費をカットしたいから、現場サイドを無視して、権力を振りかざしたとしよう。それは社員の向こう側にいて、本当は大切なはずのお客様まで悪影響を与えてしまう。そんなことは一目瞭然だ。お客様から感謝され、多くの商品やサービスを買ってもらうには、お客様に接するはずの現場社員が活き活きとしていないといけない。そうなら、自然と会社組織はお客様、現場社員の順に優先度が高くになるはずなのだ。これが新しいServant型の組織体系なのだ。
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指導して人を引っ張る手法じゃなく、人がついて行きたくなるようなリーダーのあり方が書かれていて興味深く読めた。 方法論とか技術でなく、心の持ちようなどが主になるのでなかなか難しいけど、実践できたら仕事以外の日常生活も変わりそう。
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物語調じゃなければ200pも使わず「サーバント・リーダーシップ」について書けるだろ?とか思いながら読んだけれども、登場人物の発言が上手くサーバント・リーダーシップとは何かっていうのをはっきりさせてくれたので、読み終わった時には物語調でよかったな、となった。 「リーダーシップは個性...
物語調じゃなければ200pも使わず「サーバント・リーダーシップ」について書けるだろ?とか思いながら読んだけれども、登場人物の発言が上手くサーバント・リーダーシップとは何かっていうのをはっきりさせてくれたので、読み終わった時には物語調でよかったな、となった。 「リーダーシップは個性や持ち物、カリスマ性とは関係ない。問題は、あなたがどういう人間であるかなのです。(p185)」とあるように、人それぞれのリーダーシップの型があるのだなと思った。というわけで、サーバント・リーダーシップという型に興味のある方はオススメ。
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・ニーズを見極め、満たすこと。 ・リーダーシップとは、共通の利益になると見なされた目標に向かって熱心に働くよう、人々に影響を与える技能。 ・忍耐、優しさ、謙遜、無私、敬意、許し、正直、献身。卓越したリーダーになりたければ、こうした人格の基礎を習慣として身につけ、成熟させなけれ...
・ニーズを見極め、満たすこと。 ・リーダーシップとは、共通の利益になると見なされた目標に向かって熱心に働くよう、人々に影響を与える技能。 ・忍耐、優しさ、謙遜、無私、敬意、許し、正直、献身。卓越したリーダーになりたければ、こうした人格の基礎を習慣として身につけ、成熟させなければならない。 ・考えは行動になり、行動は習慣になり、習慣は人格になり、人格は運命になる。 ・行動のない意図は無に等しい。
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物語調なので読みやすいが、非常に学ぶべきことが多い本だと思う。 1回読んだだけで終わりではもったいなく、ある期間の後にふりかえりながら読んでみると良いと思った
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むむむと唸らせられた。何度も出てきた【ニーズを満たすのと欲求を満たすのは違う】。なるほど、そうか。イエスの言葉と照らし合わせる所は普段馴染みがないためか、モヤモヤが残ったが何度でも読み直したい本。
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