サーバント・リーダー の商品レビュー
最近読んだ中だと一番学びが多かった。 サーバントリーダーという単語は知っていたけど勘違いしていた。 他人の欲求を満たすのではなく ニーズを見極めて満たすのが 奉仕者(サーバント) ちなみに ・200ページと薄めの本 ・物語形式で読みやすい と手軽に読めるのもgood
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権威とは自然とその人について行きたくなるようなそんな力のこと。自分もそんなものが身に付いてほしいです。愛情を注ぐということは庭仕事に似ていると言う話が気に入りました。リーダーシップのモデルとして意志、愛、奉仕と犠牲、権威そしてリーダーシップと言う順番だと言うのは覚えておこうと思い...
権威とは自然とその人について行きたくなるようなそんな力のこと。自分もそんなものが身に付いてほしいです。愛情を注ぐということは庭仕事に似ていると言う話が気に入りました。リーダーシップのモデルとして意志、愛、奉仕と犠牲、権威そしてリーダーシップと言う順番だと言うのは覚えておこうと思います。
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大きな製造工場のゼネラルマネージャーを務める多忙な「ジョン」は、妻の勧めで修道院での修養会に参加することとなった。不満のうちに始まった講義の中で、「ジョン」は参加者、教師との議論を重ね多くを学び、真に悟る。というストーリー仕立てで、あるべき『リーダーシップ』像を説明します。 1...
大きな製造工場のゼネラルマネージャーを務める多忙な「ジョン」は、妻の勧めで修道院での修養会に参加することとなった。不満のうちに始まった講義の中で、「ジョン」は参加者、教師との議論を重ね多くを学び、真に悟る。というストーリー仕立てで、あるべき『リーダーシップ』像を説明します。 1. リーダーが見落としているもの 2. 殻を破り、逆転の発想を 3. 「奉仕」と「犠牲」とリーダーシップ 4. 「行為」としての愛について 5. メンバーが成長できる環境とは 6. どう行動するか選びとるとき 7. リーダーにたいする真の報酬 リーダーの役割は奉仕をすること。リーダーは欲求より、人のニーズを見極めてそれに応えること。 リーダーシップとは、共通の利益になると見なされた目標に向かって熱心に働くよう、人々に影響を与える技能である 「愛」には複数の意味がある。「エロス=性的魅力や欲望、切望」、「ストルゲ=家族のあいだの愛情」、「フィロス=親密な相互の愛」、「アガペ=見返りを考えない、他人への行為の基となる無条件の愛」。新約聖書で語られているのは、感情の愛ではなく、行為と選択の愛、つまり「アガペ」のことである。 アガペの愛=忍耐、優しさ、謙虚、敬意、無私、許し、正直、献身。これらは“感情”ではなく“行為”である。 愛とリーダーシップの関係。「忍耐→自制すること」「優しさ→注意を払い、評価し、励ますこと」「謙虚→信頼でき、虚偽や高慢さがない」「敬意→他者を重要な人物として扱う」「無私→他者の必要に応える」「許し→悪いことをされたときに怒りを捨てる」「正直→欺かない」「献身→選択を貫く」。これらを総括し、奉仕と犠牲とは、自分の欲求や必要を脇にやり、他者のために最高の利益を求めることをいう。 新しい習慣や技能を開発する4つの段階。1.無意識で未熟 2.意識していて未熟 3.意識していて熟練 4.無意識で熟練。リーダーシップの人格を形成するには、長い時間をかけ成熟させる努力が必要。 最高の報酬は「歓び」。つまり心の中の満足、自分が人生の深遠な普遍の原理に本当に連携できたと確信すること。 「シメオン」教師の包容力ある説明口調にぐいぐい引き込まれる。素晴らしい包容力。そして臨場感。その場で議論を聞いているかのような錯覚すらしてしまう。 要するに、優秀なリーダーとなるには奉仕することが必要、と言っているのだけれども、丁寧にじっくりとその理由を説明してくれ、すっかりと腑に落ちたのでありました。 この本、職場の元上司に読ませたい・・・が、絶対に手にとることはないでしょう。けれど、そこは『許し』、愛をもって接することにしましょう。良書でした。
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ーーーーー山下2018/1/8ーーーーー 【概要】 【評価】 【共有したい内容】 ・「権力」と「権威」はどう違うか 権力:たとえ相手がそうしたがらなくても、地位や力によって、自分の意志どおりのことを強制的にやらせる能力 権威:個人の影響力によって、自分の意志どおりのことを誰...
ーーーーー山下2018/1/8ーーーーー 【概要】 【評価】 【共有したい内容】 ・「権力」と「権威」はどう違うか 権力:たとえ相手がそうしたがらなくても、地位や力によって、自分の意志どおりのことを強制的にやらせる能力 権威:個人の影響力によって、自分の意志どおりのことを誰かに進んでやらせる技能 権力は売り買いしたり、与えたり奪ったりできる。でも権威はそうはいきません。権威は、人間としてのあなた、正確や、人に与える影響力に関わるものです。 ・「欲求」ではなく「ニーズ」に応える リーダーは人のニーズを見極めてそれにこたえる、という意味で人に奉仕するべき。奴隷は他社の欲求を満たすのにたいし、奉仕者は他社のニーズに応えます。ここには大きな違いがあります。 【読んだ方がいい人】 箇条書きで記載 【悪いところ】 箇条書きで記載 【どういう時に役に立つか】 1項目20字程度で書く。 【自由記述】 【合わせて読みたい】 2~3冊上げる
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
リーダーシップとは、「共通の利益になるとみなされた目標に向かって熱心に働くよう人々に”影響を与える”技能」である。影響を与えるには(権力ではなく)権威が必要であり、関係を築きながら任務を遂行していかなければならない。関係を築くには信頼が必要になることに加え、サーバント(奉仕者)になる、すなわち欲求ではなくニーズに応えることが重要である。 リーダーシップのモデルは、「意志(意図+行動、≒選択)」→「愛(正当なニーズを見極めてそれに応える、≒人のために努力する)」→「奉仕と犠牲」→「権威(≒影響力)」→「リーダーシップ」となっており、リーダーシップ実現のためには「意志」から始まる基盤が備わっている必要がある。この基盤を備えるには、人格の基礎となる以下の能力を成熟させる必要がある。 「忍耐」:自制すること 「優しさ」:注意を払い、評価し、励ますこと 「謙虚」:信頼でき、虚偽や高慢さがないこと 「敬意」:他者を重要な人物として扱うこと 「無私」:他者の必要に応えること 「許し」:悪いことをされたときに怒りを捨てること 「正直」:欺かないこと 「献身」:選択を貫くこと 本書籍では愛は名詞でなく、応えるといった動詞として扱うべきということが主張されており、また権力による統率ではなく、犠牲(奉仕)による統率を、イエス・キリストの例やガンジーの例で説明している。本書籍最後のほうにある、「自己中心的に生きるのではなく、後世に何を残すか」、「あなたは死ぬときに、世界は泣き、あなたは喜ぶような生き方」というのはまさしくサーバント・リーダーとして目指すべき到達点ではないだろうか。 全体として2章ぐらいまでで全容が掴めるため、残りの章は冗長感が否めなかったため、やや普通の評価としたが、得られる示唆は多かった。
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リーダーシップに関する本は、今年だけでも数冊読んだがこれはかなり読みやすく、理解しやすかった。変化の激しい時代になると強力なリーダーを求めがちだが、やはりそれでは根本的な解決にならない。「人の話を聞くこと」「管理や管理職ではなく、先導者」「権力ではなく権威で語る」「なぜ権力を振る...
リーダーシップに関する本は、今年だけでも数冊読んだがこれはかなり読みやすく、理解しやすかった。変化の激しい時代になると強力なリーダーを求めがちだが、やはりそれでは根本的な解決にならない。「人の話を聞くこと」「管理や管理職ではなく、先導者」「権力ではなく権威で語る」「なぜ権力を振るわなければならなかったか考える」「ルールに従うという従順さを身につける」「愛とは、愛がすること」「他人に対して苛立つのは、自分自身の嫌なところがその人に垣間見えた時」
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教会の研修に参加した主人公が、リーダーシップについて新しい知識を得て、変わっていく姿を描いたノウハウ本。
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●リーダーシップ:共通の利益になると見なされた目標に向かって熱心に働くよう、人々に影響を与える技能。 ●権威と権力はどうちがうか? 権力・・・たとえ相手がそうしたがらなくても、地位や力によって、自分の意思どおりのことを強制的にやらせる能力。 権威・・・個人の影響力によって、自分...
●リーダーシップ:共通の利益になると見なされた目標に向かって熱心に働くよう、人々に影響を与える技能。 ●権威と権力はどうちがうか? 権力・・・たとえ相手がそうしたがらなくても、地位や力によって、自分の意思どおりのことを強制的にやらせる能力。 権威・・・個人の影響力によって、自分の意思どおりのことを誰かに進んでやらせる技能。 ●権威のあるリーダーとはどういう人か ・正直で信頼できる ・いいお手本 ・愛情深い ・献身的 ・話をよく聞く ・人に責任を持たせる ・敬意をもって人に接する ・人を励ます ・肯定的で熱心な態度 ・人の価値を認める ●愛とリーダーシップ ・忍耐とは、自制すること ・優しさとは、注意を払い、評価し、励ますこと ・謙虚とは、信頼でき、虚偽や高慢さがないこと ・敬意とは、他者を重要な人物として扱うこと ・無私とは、他者の必要に応えること ・許しとは、悪いことをされたときに怒りを捨てること ・正直とは、欺かないこと ・献身とは、選択を貫くこと ・結果(奉仕と犠牲) 自分の欲求や必要を脇にやり、他者のために最高の利益を求めること
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マネジメント=管理 という概念に昔から違和感を感じていたんだ。 なぜかって、自分は誰からも管理なんかされたくないからさ。 自分が嫌なことは他人にとっても嫌なことなんじゃないかなあ。。。 だから自分はマネージャーにはなりたくない。なんて思って今日まで過ごしてきた。 そんな自分...
マネジメント=管理 という概念に昔から違和感を感じていたんだ。 なぜかって、自分は誰からも管理なんかされたくないからさ。 自分が嫌なことは他人にとっても嫌なことなんじゃないかなあ。。。 だから自分はマネージャーにはなりたくない。なんて思って今日まで過ごしてきた。 そんな自分にとってこの本は本当に素晴らしい気づきを沢山与えてくれた。 特にこの一節が自分がモヤモヤしていたことがクリアになってスッと軽くしてくれたんだ。 『マネジメントは、人間にたいしてすることじゃない。目録や小切手帳や資産を管理したり、自分自身を管理することはある。でも人は管理しない。人のことは先導(リード)するんです。』 これを読んでこう思ったんだ。 「ああ、これだ、自分はリーダーになろう。」 リーダーを目指すすべての人に読んで欲しい一冊です。
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なかなか『途中まで』おもしろかった。 リーダーシップに関する7日間の講義を通じて主人公が何を学ぶか、という「もしドラ」的な内容。 宗教が入ってくると僕は(日本人は、かもしれない)途端に胡散臭いもの、主観的なものにみえてしまうのです。 とはいえ、途中までは非常に得るものが多かったの...
なかなか『途中まで』おもしろかった。 リーダーシップに関する7日間の講義を通じて主人公が何を学ぶか、という「もしドラ」的な内容。 宗教が入ってくると僕は(日本人は、かもしれない)途端に胡散臭いもの、主観的なものにみえてしまうのです。 とはいえ、途中までは非常に得るものが多かったのも事実。 リーダーシップ:共通の利益になるとみなされた目標に向かって熱心に働くよう、人々に影響を与える技術。 『影響を与える』ってのと『技術』というのがミソ。じゃあ、どうやって影響を与えるかというと『権威』によって影響を与える。Not権力。そして権威とは努力や気持ち次第で身に付けることができる技術、ということです。 健全で活発なビジネスをするためには、組織の中で"C・E・O・S"と健全な関係を気づかなければなりません。 C:Customer、E:Employee、O:Owner、S:Supplierこれらとの距離感を適切にしないといけない。偏りすぎると破綻する。 "現実のものとするために、ふりをしろ"と。感情から行動に起こすより、行動から感情を発しやすい。 →むーん、そうだ。そのとおりだ。そしてそれは結婚生活の修復にも応用できるぞ。 イエス・キリストが最も優れたリーダーだ、という回答に「えっ?」と思ったけど、上記のリーダーシップの定義に当てはめると今でも世界中の人達がキリスト教とともに生きていることと熱心に普及しようとしていることからも、そうなんだなぁ、と納得した。あくまでリーダーシップの定義が↑であれば、の話ですが。と若干のすり替えがあるのかもしれないなとも思った。
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