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オカルト「超」入門 の商品レビュー

3.6

17件のお客様レビュー

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2022/11/07

感想 社会から弾かれた事象の溜まり場。懐が深く混沌とする。人間の悪意ではなく、ノイズによってオカルトは生まれる。伝言ゲームと同じ仕組み。

Posted byブクログ

2020/10/11

オカルトの各ジャンル(UFO、都市伝説、フリーメーソン 、ネッシーなど)の触りと背景と、それが嘘である理由を解説した本。 最初は面白かったが飽きてきて読了するのが辛かった。 いずれのオカルトも好きだが「こういうことが本当だったら面白いなあ、ワクワクするなあ」と思う程度でガチで信じ...

オカルトの各ジャンル(UFO、都市伝説、フリーメーソン 、ネッシーなど)の触りと背景と、それが嘘である理由を解説した本。 最初は面白かったが飽きてきて読了するのが辛かった。 いずれのオカルトも好きだが「こういうことが本当だったら面白いなあ、ワクワクするなあ」と思う程度でガチで信じているわけじゃない。でも嘘である理由をはっきり知ってるわけじゃなかったのでその時代の背景とか歴史からこのオカルトが生まれたのかとロマンを感じた。

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2020/06/10

オカルトは文化や社会の副産物.人々の不安,想像,妄想,期待とともに膨らんでいき,時の試練によりいつか,その脆弱性を指摘されホラ話に格下げされる. ただのオカルトの本と侮るなかれ,著者の批判的なものの見方,徹底的に史実や文献に根拠の拠り所を探す姿勢,主張を挟むにしても非常に控えめ...

オカルトは文化や社会の副産物.人々の不安,想像,妄想,期待とともに膨らんでいき,時の試練によりいつか,その脆弱性を指摘されホラ話に格下げされる. ただのオカルトの本と侮るなかれ,著者の批判的なものの見方,徹底的に史実や文献に根拠の拠り所を探す姿勢,主張を挟むにしても非常に控えめで好感が持てる態度はまさにインテリ. オカルトとは単純に「信じる・信じない」の不思議な現象ではなく、そノ時代の社会背景をも取り込んだ「時代の産物」なのだ。オカルト史を形作った"オカルト重大事件"について、その成り立ちと背景を歴史研究家の視点から解説。 オカルトの発祥は子供の悪戯、何かの見間違い聞き違い、データ媒体の技術的な問題 オカルトの発展は社会的不安定(冷戦 )、噂のの一人歩き 全てが悪意で始まっているわけでは無い。 オウム真理教で国内メディアのオカルト自粛 シミュラクラ: 意味がない図形に意味があるものを見出そうとする心理学的現象。三点を見て人間の顔を想起するようなもの

Posted byブクログ

2020/05/05

有名なオカルトが受け入れられていった社会的背景などが述べられているのが面白い。 毎朝トイレに籠ってちまちま読み進めるには最適の本だった。

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2016/09/21

オカルト「超」入門  (星海社新書 )2012/5/25 著:原田 実 著者は元市民の古代研究会代表。と学会会員。ASIOS(超常現象の懐疑的調査のための会)メンバー。日本でも数少ない偽史・偽書の専門家であり、古代史に関しても造詣が深い。 「オカルト」はラテン語occulta...

オカルト「超」入門  (星海社新書 )2012/5/25 著:原田 実 著者は元市民の古代研究会代表。と学会会員。ASIOS(超常現象の懐疑的調査のための会)メンバー。日本でも数少ない偽史・偽書の専門家であり、古代史に関しても造詣が深い。 「オカルト」はラテン語occulta(隠されたもの)を語源とする語である。したかってオカルティズムとは「隠されたものへの探求」を意味する。 つまり、世界の本質、人間の本質といったものは、通常の知識や感覚ではとらえられない「隠されたもの」であり、それを探るためには特殊な叡智が必要である。その叡智を探求し、継承し、後に続く者へと伝授する人こそオカルティストである。 本書の構成は以下の9章から成る。 ①UFOと宇宙人 ②心霊と死後生存 ③超能力・超心理学 ④UMAと超地球人 ⑤超古代文明とオーパーツ ⑥フォーティアン現象 ⑦超科学 ⑧予言 ⑨陰謀論 宇宙人がいようがいまいが関係ない。 ただ、夜空を眺め月のもっと奥には私たちが知らない生命体がいるであろう。こんなにも宇宙は広いのだから・・。とぼーっとしながら年末の超常現象の特集のテレビを見ながら毎年同じビッグフットの映像とチュパカブラの映像を飽きずに見る。そんなスタンスでオカルトと付き合うのが気楽でよい。 オカルトを追求する人はもちろんするべきであるが、真実が嘘かまでは探る必要はないのかもしれない。全て真実でもあり、全てが嘘なのかもしれない。 夢を見せてくれさえすればそれで良いのかもしれない。 そんな私はまだ一度もUFOの類を見たことはない。 でも信じたい。

Posted byブクログ

2016/01/21

オカルトを根拠のないミステリーやホラー現象だと考えていましたが、ちゃんとその時代の歴史的背景があるとは知りませんでした。UFO、超能力、超古代文明、陰謀論など、聞いたことはあるが実態を知らなかったたくさんの事例が載っているので、それらを知ることができただけで面白かったです。ほとん...

オカルトを根拠のないミステリーやホラー現象だと考えていましたが、ちゃんとその時代の歴史的背景があるとは知りませんでした。UFO、超能力、超古代文明、陰謀論など、聞いたことはあるが実態を知らなかったたくさんの事例が載っているので、それらを知ることができただけで面白かったです。ほとんどの事例は著者によって反証されていてデマだったことが分かりますが、感情的に否定するのではなく、粛々と証拠を挙げていく形だったので、何かに反対する際のやり方も少し学べました。「超」入門となっていますが、確かに前知識なしで読めます。

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2014/12/17

有名どころからマイナーなのまで取り揃えた各論も良いけど,最後の二章の総論が特に読ませる。さすが歴史研究者。 オカルトが誕生して受け継がれ,拡がったり鳴りを潜めたりする様を歴史的・文化的文脈で捉えること。それはオカルティストの主張そのものよりずっと魅力的なテーマだ。オカルトを本当に...

有名どころからマイナーなのまで取り揃えた各論も良いけど,最後の二章の総論が特に読ませる。さすが歴史研究者。 オカルトが誕生して受け継がれ,拡がったり鳴りを潜めたりする様を歴史的・文化的文脈で捉えること。それはオカルティストの主張そのものよりずっと魅力的なテーマだ。オカルトを本当に愉しむというのは,こうやってメタに愉しむことなのかも知れない。オカルトをただ信奉したり,逆にバカにするだけというのでは,オカルティズムの魅力を充分堪能したことにはならないのだ。なんてね。

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2014/04/27

UFO、雪男、ネッシーなど面白いね。 アメリカは冷戦時からUFOの研究をやっていたそうだ。 仮想敵国からの軍用機やミサイルに備えて、空軍はレーダーや偵察飛行によって空の守りを固めている。 オカルトはその人が属する社会、文化によって理解、認識がかなり異なる。社会、文化によって規定さ...

UFO、雪男、ネッシーなど面白いね。 アメリカは冷戦時からUFOの研究をやっていたそうだ。 仮想敵国からの軍用機やミサイルに備えて、空軍はレーダーや偵察飛行によって空の守りを固めている。 オカルトはその人が属する社会、文化によって理解、認識がかなり異なる。社会、文化によって規定される文化的営為といえる。

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2013/06/27

UFO、超能力、オーパーツ、UMA、心霊……オカルトは教養だ! 本書は、オカルト史を形作った“オカ ルト重大事件”について、その成り立ちと背景を歴史研究家の視点から解説したものだ。オカルトは好き者の道楽や雑学だと思われがちだが、歴史家の視点で見 ると全く違った顔を見せる。実はオカ...

UFO、超能力、オーパーツ、UMA、心霊……オカルトは教養だ! 本書は、オカルト史を形作った“オカ ルト重大事件”について、その成り立ちと背景を歴史研究家の視点から解説したものだ。オカルトは好き者の道楽や雑学だと思われがちだが、歴史家の視点で見 ると全く違った顔を見せる。実はオカルト世界の事件や遺物・文献などは、その時代を反映したものばかりなのだ。例えば1950年代以降に発生したUFO目 撃現象には、冷戦下での米国民の不安が色濃く影を落としている。そう、オカルトとは単純に「信じる・信じない」の不思議な現象ではなく、その時代の社会背 景をも取り込んだ「時代の産物」なのだ。そして、オカルトの世界を覗き見ることで、この世界を「異なる視点」で読み解くことができるようになる。さあ、教 養としてのオカルトの世界へ旅立とう。 ■試し読みはこちらです。 http://ji-sedai.jp/book/publication/okaruto.html

Posted byブクログ

2013/06/08

カタログの位置付。 興味がある項目はそこから検索すればいい。 新書のボリュームでは、どうしても浅い内容になるのは仕方ないと思います。

Posted byブクログ