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55歳からのフルマラソン の商品レビュー

3.8

14件のお客様レビュー

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2023/04/17

江上さんのマラソン実体験を物語にしたもので、日夜鍛えながら、55歳でフルマラソンを走り初めて完走するとは凄い事だと思う。最後はちょっと感動しました(^^)

Posted byブクログ

2022/08/21

===== 日本振興銀行の経営破綻による混乱のさなか、代表執行役社長となった作家は、ふとしたきっかけで走り始める。五十代半ばを過ぎ、肉体は典型的なメタボ、ストレス続きで精神的にもどん底だったが、走ることであらゆることが変わっていった。仲間との早朝練習、散々だった初マラソンから念願...

===== 日本振興銀行の経営破綻による混乱のさなか、代表執行役社長となった作家は、ふとしたきっかけで走り始める。五十代半ばを過ぎ、肉体は典型的なメタボ、ストレス続きで精神的にもどん底だったが、走ることであらゆることが変わっていった。仲間との早朝練習、散々だった初マラソンから念願のサブフォー達成、そしてさらなる自分への挑戦 ー 震災を挟んでの二年、マラソンによる予想外の変化をつづるランニング・エッセイ。 ===== 最近、週3回ゆっくり走っているんですが、この本を読んだ影響です。 著者(江上剛 氏)は、旧第一勧銀の銀行マンで、日本振興銀行の社長として、私の記憶にも薄っすら残っている混乱を収拾しようとした方です。 そういった平凡な私なんかでは、想像もつかないストレスの中、著者は、マラソンという趣味を得ることでリフレッシュできて、前向きな生き方ができるようになっていったというお話です。技術本ではなくて、マラソンを通じて、世の中のいろんなことを語っている本です。 私は、子供の時からスタミナが無いんですよ。幼児期に股関節を痛めているいうのもあるのですが、2時間近い運動をすると軽い運動でも股関節に痛みがでてしまいます。なので、マラソンって憧れるんですよねぇ・・・。 そんな私が、「この人達は、なぜ、走るんだろう」という疑問に思ったのがきっかけです。これって、ヨーガのときにもあったんですが瞑想と同じなんじゃないかと思いました。実際に著者も座禅との類似性を書いていたのですが、無心に一つのことに集中することなんだと思います。 じゃぁ、「なぜ、55歳なの?」という話なんですが・・・。人生の折り返し地点を回った今、きっとこの時期から走り出す人は「おれ、まだやれる」って思いたいんじゃないかと。自分自身で、自分をほめてやれる作業が、そこにあるのかもしれません。 ただ、私の誤算は、ジョギングとマラソンが違うってことです。42.195kmまでの道のりは、今の歩くほどの速さ12min/km程度で4km走っているジョギングでは、話にならないという現実でした。(汗) 焦らず、少しづつ、ペースアップしていこうと思います。 こういう年齢本って、否定的だったんですが、いざその年に、読むと良いもんですねぇ。(笑) いい本を、ありがとうございました。

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2022/04/03

マラソンは禅のようなもの。 市民マラソン大会はイノベーションの一つ。 著者はとてつもない仕事のプレッシャーをマラソンで克服した。 サブ4をしたレースの様子がよくわかる。 自分より10歳以上年上の著者が、自分よりもマラソンを早く走れるという事実に、自分の弱さを痛感

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2015/11/13

多忙を極め、健康状態も最悪だった著者がマラソンに出会い、心身ともに健康を取り戻し、生き方まで変わったという経緯を熱く語る。学歴や年齢やいろいろなしがらみがある会社生活は、決して頑張ったものが必ず報われるものではないが、マラソンは違う。誰にも頼らず、自分が頑張った分だけ、必ず結果と...

多忙を極め、健康状態も最悪だった著者がマラソンに出会い、心身ともに健康を取り戻し、生き方まで変わったという経緯を熱く語る。学歴や年齢やいろいろなしがらみがある会社生活は、決して頑張ったものが必ず報われるものではないが、マラソンは違う。誰にも頼らず、自分が頑張った分だけ、必ず結果として現れる。自分との闘い。そんな世界があっていいじゃないか。 走り方についての技術本ばかりが溢れる日本では、マラソン哲学を語る貴重な作品だろう。ランナーとして大いに共感できる1冊。

Posted byブクログ

2014/09/06

平成26年9月6日読了。自分なりにランを継続していこうという決意を固めさせてもらった。走禅という意識は大事にしたい。当面の目標は、10kmを走りきることとしたい。

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2014/04/13

手記としては読んだ。江上さんはマラソンの素質が有ったと思います。最初のつくばマラソンにコネを使って参加した事には残念な気持ちになりました。

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2012/12/06

まさかあの江上剛さんがフルマラソンを軽々とこなしてしまうとは。年齢も上、仕事の忙しさも遥かに上、その人がサブフォー、つまり4時間切ってしまうのだから。この本は読まずにいられなかった。 小説化であり、当時は銀行社長でありながら世間にたたかれていた肉体的にも精神的にもつらい時期に走り...

まさかあの江上剛さんがフルマラソンを軽々とこなしてしまうとは。年齢も上、仕事の忙しさも遥かに上、その人がサブフォー、つまり4時間切ってしまうのだから。この本は読まずにいられなかった。 小説化であり、当時は銀行社長でありながら世間にたたかれていた肉体的にも精神的にもつらい時期に走り始めた。 スポーツは脳を活性化し、精神を向上させてくれる。もし江上氏がマラソンを始めていなければどんなことになっていたのか。 体重を10キロ、ウェストを15センチ縮めてメタボから復活した。 「自分の人生のゴールなんて、どこにあるかもわからない」 「自分の人生に欠けていたもの、それは自分自身を応援する、べたなまでの応援歌だ」 フルマラソンを走った人にこそわかる言葉だ。私も30キロ地点で思った。どこにでもある言葉「マラソンは人生そのものだ」。つらくてつらくて投げ出したくなる。すると目の前にいろんの人や頑張っている姿が目に浮かび「もう少し頑張ろう」と思う。一人で走りながら自分が自分を励ますか手がない。 ホノルルマラソンの記述もある。今回直前で断念した私だが、本書をあらためて(感想を書くために)読み直したらまたやる気がわいてきた。走り続けよう。

Posted byブクログ

2012/09/24

寡聞にして著者のことを全く知らなかった。元銀行員で退職して小説家になった方らしいが、経済小説はほとんど読まないので経済学者の書いた本というよりは、一市井ランナーの手記として楽しんだ。 しかしそこは経済人、マラソン大会の経済効率やホノルルマラソンへ殺到する日本人および参加者がどの...

寡聞にして著者のことを全く知らなかった。元銀行員で退職して小説家になった方らしいが、経済小説はほとんど読まないので経済学者の書いた本というよりは、一市井ランナーの手記として楽しんだ。 しかしそこは経済人、マラソン大会の経済効率やホノルルマラソンへ殺到する日本人および参加者がどのくらいドルを落としていくかを解説する章などもあり、ランナー視点だけにとどまらないグローバルな点は新鮮だった。といっても、自分自身はそんなことを全く考えないで走ってますが。 著者はもともとランナーの素質があった人とうかがわれる。それが証拠に一番最初から10キロを完走し、1年もしないうちにフルマラソンもフィニッシャーとなっている。記録もすごい。サブフォーもなんなく達成。(なんなくは言い過ぎかもしれないけど) そういうエリート市井ランナー(これも言い過ぎかも)の手記なれど、最後の章はまったくもって自分が日々思っていることを平易な言葉で代弁してくれていた。すなわち、走ることは自分と向き合うことだと。 自分と向き合うことは、ときにはとてもつらいことだ。いやいつのいつだって、自分にはつらい。つらすぎる。それ故、若い頃は目をそらし続けてしまい、こういう大人になってしまた。しかし、今や向き合わずにはいられない。大人になるってそういうことかも。 走ることもつらい。ときにはつらすぎる。しかし、今の自分は走らずにはいられない。って、かたつむりよりのろのろだけど。それは、つらいことから目をそらし続けた若いころの自分が罪をあがなうためかもしれない。 昨日は雨が降って走られなかった。本日月曜は積極的休養日なので火曜の明日、秋晴れの朝を走るぞよ。

Posted byブクログ

2012/08/26

この著者の書籍はいくつか読んだことがあるけど、最近になってマラソンにのめり込んでいたとは全然知らなかった。驚かされたのはこの人の精神力。いくら一緒に走る仲間がいるとは言え、週に3回朝の5時から10-15kmも走るなんて常人にはできない (全然運動していなかったらしいけど、いきなり...

この著者の書籍はいくつか読んだことがあるけど、最近になってマラソンにのめり込んでいたとは全然知らなかった。驚かされたのはこの人の精神力。いくら一緒に走る仲間がいるとは言え、週に3回朝の5時から10-15kmも走るなんて常人にはできない (全然運動していなかったらしいけど、いきなり10kmを走れるなんて本当か?と疑いたくなるけど、それはさておき)。走ることについての色々な考察は興味深かったし、勇気づけられた。

Posted byブクログ

2012/08/24

走ることを日課としている自分にとって、共感できる部分が多々あった。常々走る意味について自問自答を繰り返し、今も考え続けているが、本書にはこのことに対するヒントがいくつも顕示されている気がした。読了してますます走ることにのめり込みそうな気持ちになった。

Posted byブクログ