「物語」のつくり方入門 7つのレッスン の商品レビュー
この本は、『講義の内容を本にした』感じで、生徒とのやり取りで進んでいく。 最初に「好きに書いたらいいよ~」みたいな軽いメッセージ付きで、楽しく読めた。 基本の物語の作り方とキャラクターの作り方がメイン。 ざっくりと読むだけでも、楽しい。 ……これを使って物語を書くかは判らない...
この本は、『講義の内容を本にした』感じで、生徒とのやり取りで進んでいく。 最初に「好きに書いたらいいよ~」みたいな軽いメッセージ付きで、楽しく読めた。 基本の物語の作り方とキャラクターの作り方がメイン。 ざっくりと読むだけでも、楽しい。 ……これを使って物語を書くかは判らないが、部分部分を読み返して参考に出来そうなものは沢山ある。 目次ごとに見ていく。 今の状態を知るという、『今、何が書けるか』という部分から丁寧にくみ取っている。 私は書きたい物語があるので、ここは飛ばした。 レッスン1 物語の大まかな輪郭を作る レッスン2 物語全体の流れを作る 物語には『プロット』が必要という話とプロットの書き方が丁寧に説明されている。この説明に沿って書けば、プロットが出来てしまいそうだ。 私はプロットを作ってプロット無視して物語が進むという謎事態に陥るので、プロットは本当に緩く最後を決める程度にしてある。それでも、ラストが変わる事はある。がっちり作らないゆるゆる程度がちょうどいい。 レッスン3 キャラクターの考え方 レッスン4 主人公を作る レッスン5 敵対者を作る レッスン6 援助者を作る キャラクターの作り方と主人公との関係性などを丁寧に説明してある。参考になるけど、作りたい物語があるとこの辺りは既に設定しているキャラにどう肉付けするかという読み方になってしまった。 レッスン7 ディテールと演出 物語の細かい点についての解説がある。特に『書きたいものを書く』という事を伝えてる点が好き。この辺りは読み流しつつ、気に入った部分だけ取り入れる。 初心者のための本だけど、初心を忘れがちな人にも必要な本。 小説を書きたいけど、どうしたらいいのか分からない人にはこの本がお勧め。
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久々に再読しました。今は小説など書いていませんが、また何か書きたくなりました。私にとってのバイブルの一つです。
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クライマックス直前でクライマックスの逆をやる。 話はモメるほど面白い 極端な状況、極端なキャラクター 自分はどんなお話が一番好きからスタート あなたが好きな何か、面白いと感じる何かを、さらにあなた好みにカスタム
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・プロット → 主人公が いつ、どこで、誰と、どのように、出来事、なぜ ・話の展開 → セットアップ (いつ、どこで、誰がの説明) → 展開・葛藤 → クライマックス → 解決 ※ クライマックスの直前ではクライマックスの逆をやる。(敵を倒すなら敵に倒されそうになる) ・成...
・プロット → 主人公が いつ、どこで、誰と、どのように、出来事、なぜ ・話の展開 → セットアップ (いつ、どこで、誰がの説明) → 展開・葛藤 → クライマックス → 解決 ※ クライマックスの直前ではクライマックスの逆をやる。(敵を倒すなら敵に倒されそうになる) ・成功指標 → 主人公が具体的にどんな条件を満たせば目標を達成したことになるか。 ・エピソードを加える ・最初の事件はクライマックスと関連があるものにする ・解決パート → 後日談。バッドエンドの場合はこのパートを長めにする。 ・キャラクターの個性 → 欲求 (動機)、価値観 (好みや善悪の判断)、能力 ↓ キャラクターを目立たせるためには極端なキャラクターにする ・キャラクターのつくり方 ① 年齢と性別 ② 能力 ③ 能力の高さとそれに対する自己評価 ④ 価値観 ⑤ その価値観が危機に陥る状況 ⑥ 危機に対するアクションとそれに対するリアクション → 主人公がアクションを起こさないなら周りに起こさせる。主人公はなるべく孤立させない。 ・敵対者は主人公と対立する欲求や価値観の持ち主であり、その能力は必ず主人公の欲求や価値観に影響を及ぼす。 ・主人公の能力に対して、トラブルの規模が大きすぎたり、敵対者の能力が高すぎるとトラブルの規模やレベルを下げたり、敵対者の能力を小さくしたり、主人公の能力設定を底上げしたりすることを考えるが、それは話をつまらなくするので避けるべき。 ↓ 援助者を使う ① 主人公をサポートする ② 行き詰まりを打開し、物語を先に進める ・強力な動機や理由のない行きずりのキャラクターには重要な手助けはさせてはいけない ・オリジナリティはディティールに宿る ・結末から語り始めるなど語り方を考えるのも重要 ・オズボーンリスト → あるテーマについて以下の9つの質問から発想の範囲を広げたり、見方を転換したりする。 ① 転用...別の使い道は?他の分野に応用したら? ② 応用...それに似た別物は?何かの真似をしたら? ③ 変更...意味、色、働き、音、匂い、様式などを変更したら? ④ 拡大...増やしたり、大きくしたら? ⑤ 縮小 ⑥ 代用...人や素材や製法をなにかで代用できないか? ⑦ 再利用...要素や型や配置や順序を再利用できないか? ⑧ 逆転...価値や立場、時系列を逆転させたらどうなる? ⑨ 結合...人物、出来事、ジャンル、要素などをブレンドしたらどうなる?
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まずは1回読んでみました。 物語の作り方を、作品例を挙げながら対話形式で理論的に説明しています。 次はノート片手にメモを取りながら読もうと思います。
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琉球大学附属図書館OPAC http://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB09779997
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これから物語を作りたいと思っている人に打ってつけの著書。講師も勤めている著者さんが、実際の生徒さんの声も内容に入れてくれているから、これは大変参考になるんじゃないだろうか。「どこから手を付ければいいか分からない」ってとこからアドバイスをしてくれる。私はある程度の基本は知っていたが...
これから物語を作りたいと思っている人に打ってつけの著書。講師も勤めている著者さんが、実際の生徒さんの声も内容に入れてくれているから、これは大変参考になるんじゃないだろうか。「どこから手を付ければいいか分からない」ってとこからアドバイスをしてくれる。私はある程度の基本は知っていたが、やってしまいがちなミスなども細かく載っていて、勉強になった。
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図書館で読み切ってしまった! 一つひとつ考えていけるような構成で、自分にも書けるんじゃないかと思わせてくれる本。実際に考えてメモしながらやるなら手元に欲しいなあ。 191111読了
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ひとこと感想は「大いに役立つ!」。特に参考になったポイントは以下のとおり。 ・ハリウッド映画の三幕構成をベースにした組み立て ・キャラクターの個性は、欲求、価値観、能力の3つの観点で設定 ・キャラクターの言動は、能力と自己評価のマトリックスを基準に類推 ・ストーリー進行=アクショ...
ひとこと感想は「大いに役立つ!」。特に参考になったポイントは以下のとおり。 ・ハリウッド映画の三幕構成をベースにした組み立て ・キャラクターの個性は、欲求、価値観、能力の3つの観点で設定 ・キャラクターの言動は、能力と自己評価のマトリックスを基準に類推 ・ストーリー進行=アクションとリアクションの繰り返し
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タイトルのとおり物語のつくり方を分かりやすく解説した本です。 物語をつくるためには、自分が書こうとしている話が「誰が何をする話」なのか一言で言えるようにすることが大事ですが、そのためには物語の題材、世界観、登場人物の性格、起きる出来事、達成目標などをきちんと設定することが必要だと...
タイトルのとおり物語のつくり方を分かりやすく解説した本です。 物語をつくるためには、自分が書こうとしている話が「誰が何をする話」なのか一言で言えるようにすることが大事ですが、そのためには物語の題材、世界観、登場人物の性格、起きる出来事、達成目標などをきちんと設定することが必要だということが書かれています。 創作活動を行いたい人向けの本ですが、小説や映画が好きな人もシナリオの構造を理解することでより作品を楽しむことが出来るようになると思います。
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