新しい介護学 生活づくりのシーティング の商品レビュー

三好春樹,福辺節子,光野有次【著】

2014/09/04

片麻痺の母の状態は、健康と病気の間ということが分かり、病気か健康かという二分して自分が考えていたことを反省。悪い姿勢は、呼吸をしにくくしてしまうことがあることが分かった。車いすの選び方やクッションを調整することで、いい姿勢が保てることが分かったので、工夫しようと感じた。

2012/09/02

シーティング（要は「適切な座り方の技法」だよね）について理学療法士が書いた（ないし向けの）専門書はいくつかあるけど、どれも内容が難しくてね・・・。

その点、この本は平易にシーティングについてまとめてあるので、分かりやすいっちゃあわかりやすい。ただ、現場で実際にシーティングで困っているような人たち（座位の崩れがひどい人、拘縮がきつい人）に対してどうすればシーティングが改善されるのか、その具体策をこの本から見つけるのは難しいかもしれない。ヒントぐらいなら見つかりそうだけど。結局は個別対応だから。

それにしても三好春樹はさすがに目の付け所がシャープだね。現場のニーズをよくわかっておられるようで。