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推理作家の家 の商品レビュー

3.7

6件のお客様レビュー

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2018/10/28

"作家の自宅に訪問し、インタビューと書斎を写真で紹介したもの。 著名な作家たちの創作現場を垣間見れる。 すでに亡くなられている方も数名いらっしゃる。ミステリー好きな読者ならここに登場する著者の本は読んでいるはず。 読んでいなかったら、読んでみたくなること間違いなし。&q...

"作家の自宅に訪問し、インタビューと書斎を写真で紹介したもの。 著名な作家たちの創作現場を垣間見れる。 すでに亡くなられている方も数名いらっしゃる。ミステリー好きな読者ならここに登場する著者の本は読んでいるはず。 読んでいなかったら、読んでみたくなること間違いなし。"

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2013/04/18

 やっぱ外国の作家は、タイプライターを使っている所がカッコイイ。取材されたのが、結構昔(1980年代前半からの約10年間)なので、まだパソコンを使っている人もあまりいない。いても、ワードプロセッサーどまり。「何十年も使っているけど、故障したことなんですよ。」などと言ってる人が、何...

 やっぱ外国の作家は、タイプライターを使っている所がカッコイイ。取材されたのが、結構昔(1980年代前半からの約10年間)なので、まだパソコンを使っている人もあまりいない。いても、ワードプロセッサーどまり。「何十年も使っているけど、故障したことなんですよ。」などと言ってる人が、何人かいました。あと、小説のプロットやアイデアを、付箋に書いたものや、現場の地図や写真なんかを壁一面に張っているものカッコイイです。  これが日本だと、昔の作家はみんな原稿用紙に手書き。散らかった部屋で、ボサボサ頭の坂口安吾。玄関入ってすぐの三和土で、気難しい顔の内田百閒。ものすごく綺麗な日本間で、ポツネンと一人座っている川端康成。偏ったイメージしか浮かびません。

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2012/12/09

最近出た本なのに、内容が古いところがある。 有名人気作家ばっかりで嬉しい。 ゴージャスな邸宅ぞろい。 売れなかった頃の家も見たいと思った。

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2012/11/27

ロアルド・ダール、パトリシア・コーンウェル、グレアム・グリーンほか、錚々たるミステリー作家のお宅拝見写真集。 たぶん資料的価値は高いのだと思うけど、文章も写真家が書いているので質問事項が紋切り型だったり取材対象にリーチするまでの苦労話が延々続いたり、読み物としてのクオリティは今ひ...

ロアルド・ダール、パトリシア・コーンウェル、グレアム・グリーンほか、錚々たるミステリー作家のお宅拝見写真集。 たぶん資料的価値は高いのだと思うけど、文章も写真家が書いているので質問事項が紋切り型だったり取材対象にリーチするまでの苦労話が延々続いたり、読み物としてのクオリティは今ひとつ。 発行は2012年だけど20年ほど前のインタビューばかりで、タイプライターからワープロへの過渡期で鉛筆での手書き派もいたりして味わい深い。

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2012/07/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 読んで良かった.知っている人は、マイケル・クライトンだけだったのだけど、  どの作家も、それぞれ、特質があって興味深い。取材の年代が古かったりする  ので、昨今のシステマティックなデスクトップとは異なり、なんというか  アンティークさに惹かれる。あと、著者にも、とても惹かれる。もっと早く。  と思うと同時に、あれです、有り難うございます。   (これは私信)  私は物書きではないのだけど、現在、論文執筆中で、多いに苦しんでいる。  実際、手に取ったのは、興味本位だったのだけど、身に摘まされる回答に  臆しながら読み進めたのだけど、何となく、ちょっとだけ、勇気を貰う。  多分、弱ってるからだと思うけど、励まされている気がして、少し泣いた。

Posted byブクログ

2012/06/14

 タイトルのとおり,世界的な推理作家の書斎を訪ねた写真家の著者によるインタビューと写真が満載の本。  取材時期が20年以上前のものが多いので,既に鬼籍に入っている作家も多数出てきますが,マイケル・クライトン,ディック・フランシス,ロバート・B・パーカー,ジョン・ル・カレetc,...

 タイトルのとおり,世界的な推理作家の書斎を訪ねた写真家の著者によるインタビューと写真が満載の本。  取材時期が20年以上前のものが多いので,既に鬼籍に入っている作家も多数出てきますが,マイケル・クライトン,ディック・フランシス,ロバート・B・パーカー,ジョン・ル・カレetc,海外のミステリー好きにとっては,作家の素顔を知ることができます。  夜寝る前にパラパラ眺めるには最適の本でした。

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