アガサ・レーズンの困った料理 の商品レビュー
英国ちいさな村の謎・1。 新たな猫本ミステリを探して、表紙に猫がいたんで買ってみたもの。 猫は、ほんのちょーっとだけ。 53歳の、キャリア・ウーマンだった女性が仕事を辞め、憧れの村で暮らし始めてから、殺人事件?に巻き込まれ・・・と、よくありそうなパターンだけど・・・。 この...
英国ちいさな村の謎・1。 新たな猫本ミステリを探して、表紙に猫がいたんで買ってみたもの。 猫は、ほんのちょーっとだけ。 53歳の、キャリア・ウーマンだった女性が仕事を辞め、憧れの村で暮らし始めてから、殺人事件?に巻き込まれ・・・と、よくありそうなパターンだけど・・・。 この主人公アガサが、もーびっくりするくらい、私には好感度が低い。 私はそんなに読書量多くないけど、こんなにも好感もてない主人公はこれまでいた?ってくらい、好きになれる部分が少ない(^_^;) 人から称賛されたいからって、街で買ってきたキッシュで、村のコンテストに応募とか、隣人が感じ悪いからってハウスキーパーさんを奪っちゃうとかって・・・(-_-;) 好感もてる部分は、酷いこと云われた時に云われっぱなしじゃないってとこくらい。 訳者はあとがきで‘憎めないキャラクター’って書いてるけど・・・憎めないって感じじゃないなー。 あ、でも、天海祐希みたいな感じを思い浮かべたら、可かも。 <外見は全然違うけど こういうタイプの人って、‘自分の云うことを聞く、犬派’っぽく思うので、猫をもらって追い出さないのが不思議。 第2弾が、もうちょっと猫登場しそうなので、期待。
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料理できない。物の言い方がキツイ。でも、ちょっと寂しがり屋。 そんな女性が主人公。 仕事を辞めて引っ越したはいいけど、村に馴染めない。 キッシュ作りコンテストで優勝して村の人気者になろう。 料理が出来ないため、店で買ったキッシュを出品。 そのキッシュを食べて審査員が亡くなった。...
料理できない。物の言い方がキツイ。でも、ちょっと寂しがり屋。 そんな女性が主人公。 仕事を辞めて引っ越したはいいけど、村に馴染めない。 キッシュ作りコンテストで優勝して村の人気者になろう。 料理が出来ないため、店で買ったキッシュを出品。 そのキッシュを食べて審査員が亡くなった。 人が拾ったタクシーを横取りしたときは、「ないな~」と思ったけど、 態度の悪い店員に文句を言うところはカッコよかった。 次巻では村に馴染めてるかな。。。 読むのが楽しみです。
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物語の舞台がイギリスの田舎町なところや、 ヒロイン、アガサのキャラはなかなか私の好み。 事件も、いかにも田舎町の事件という感じで、 住人達も、クリスティのミステリを思わせる。 ま、舞台は現代だし、アガサの性格は、 ミス・マープルと違ってうんと現実的で現代的。 気が強くて攻撃的なと...
物語の舞台がイギリスの田舎町なところや、 ヒロイン、アガサのキャラはなかなか私の好み。 事件も、いかにも田舎町の事件という感じで、 住人達も、クリスティのミステリを思わせる。 ま、舞台は現代だし、アガサの性格は、 ミス・マープルと違ってうんと現実的で現代的。 気が強くて攻撃的なところはあっても、 犯人に襲われる危険に怯えて助けを求めたり とっても人間くさい感じがいい。 問題行動がなくもないし、おいおいって思う 言動もあるのに、なんだか憎めない。 村の若い刑事ビル・ウォンとか、元の部下ロイとか、 魅力的な男性も出てくるし。 問題は、訳文がまるでなってないこと。 英文和訳丸出しで、日本語としてどうよ?って文章が ちりばめられているから読みづらいったら。 文章との相性というのもあるから、人によっては それほどひどく感じないことなのかもしれないけど、 私には向かないなぁ。 シリーズ2作目、図書館で予約の順番がもうすぐ。 せっかくだから、そこまでは読んでみるつもり。 慣れればなんとかなるかもしれないしね。
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PR会社を引退し、美しい田舎町で隠居生活を始めたアガサ・レーズン。押しが強く他人を思いやる気持ちゼロな彼女はもちろん周囲になじめるわけもなく・・・ こういう共感し辛い主人公かなり好みです。改心なんかしない。慈善の心に目覚めるわけでもない。あくまでアガサ・レーズンとして徐々に田舎町...
PR会社を引退し、美しい田舎町で隠居生活を始めたアガサ・レーズン。押しが強く他人を思いやる気持ちゼロな彼女はもちろん周囲になじめるわけもなく・・・ こういう共感し辛い主人公かなり好みです。改心なんかしない。慈善の心に目覚めるわけでもない。あくまでアガサ・レーズンとして徐々に田舎町になじんでいく様子は爽快で痛快。今回はミステリ部分がちょっと唐突に感じましたが、シリーズものらしいので彼女の魅力と様々な事件をまだまだ味わえるのが楽しみ。イギリスの物語でタイトル(邦題ですが)に料理がついてるので予想はできますが、いたるところに“素敵な”料理描写があるのも魅力です。
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マクベス巡査シリーズ原作者の作品で、なんと20巻以上続いてるベストセラーだとか。コッツウォルズが舞台だし、かなりヌケたヒロインや周囲の人々がおもしろいし、お気楽に読むのにぴったり。
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コージーミステリ好きの母に勧められて読みました。 コージーって個人的には興味がありつつもあまり読まないジャンルなので、本作がコージーの中でどういう位置づけなのははわからないけれど、意外と高評価で少し驚きでした。 コージーの主人公って美人で料理が得意で性格もよくってお節介で…とい...
コージーミステリ好きの母に勧められて読みました。 コージーって個人的には興味がありつつもあまり読まないジャンルなので、本作がコージーの中でどういう位置づけなのははわからないけれど、意外と高評価で少し驚きでした。 コージーの主人公って美人で料理が得意で性格もよくってお節介で…というイメージだったのですが、容姿も良くはなく料理もできなくてがさつなアガサには、従来のコージーの主人公が好きになれない私にはどことなく好感が持てました。 雰囲気と共に適度なミステリーとユーモアが楽しめる作品だと思います。
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このコージーブックスの中で一番面白かったです。主人公が変人すぎます。平気で泥棒したり、みんなにも嫌われてたり。第二弾も楽しみです。だんだん村になじんでいくのかな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
53歳平板な容姿で引退したキャリア・ウーマンのアガサ・レーズンがイギリス、コッツウォルズで巻き込まれる田舎の事件。バーナビー警部同様、田舎ほど人間関係はよどんでいる!?
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なんだかミス・マープルシリーズに似ているような気がしたのだけれど。(といっても、わたし、ミス・マープルシリーズは2作読んで止まっているので比較にならない?)。 おもしろくなかったってわけじゃないのだけど、主人公アガサにあんまり感情移入できなかったな、という印象で。どうもアガサの...
なんだかミス・マープルシリーズに似ているような気がしたのだけれど。(といっても、わたし、ミス・マープルシリーズは2作読んで止まっているので比較にならない?)。 おもしろくなかったってわけじゃないのだけど、主人公アガサにあんまり感情移入できなかったな、という印象で。どうもアガサの行動を、引いた感じで外からながめてしまうような。へえ、そんなことするんだー、みたいに。アガサの孤独感とかはよくわかって共感するんだけど、でもやっぱりわたしだったらそうはしないな、と思っちゃうところが多々あって。 例えば、だれかが悲しんでいるという地の文の描写を読んでいて、わたしは嘘っぽいなって思ってるんだけど、アガサはその人が本当に悲しんでいると思ってるとか。 あと、犯人だっていう証拠をつかんだと思ったとにその人にあなた犯人でしょう?って直接言いに行くかなあ、とか。 コージーミステリって、主人公の行動を外からながめておもしろがるタイプと、主人公に感情移入して理屈抜きで応援するタイプがあるのかな、とふと思ったり。 感情移入しなくてもおもしろがることができれば好きなシリーズになるんだけれど。わたしにとってはジル・チャーチルの主婦探偵シリーズがそうかも。 このアガサシリーズも、シリーズが進むうちに愛着がわいて好きになっていくような気もしているんだけど。イギリスでは20巻以上すでに出ている人気シリーズらしいし。90年代の発行なのは意外だったけど。
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アガサ・レーズン。 元やり手PRウーマン。 経営していた会社を人に譲り、小さな村にコテージを買って移り住む。 料理はしない。友人なし。性格やや…いやかなり悪し。 およそコージーの主人公らしくない女性。 これがこの作品にはぴたりとはまっていて楽しかった。 仕事をやめたことを後悔した...
アガサ・レーズン。 元やり手PRウーマン。 経営していた会社を人に譲り、小さな村にコテージを買って移り住む。 料理はしない。友人なし。性格やや…いやかなり悪し。 およそコージーの主人公らしくない女性。 これがこの作品にはぴたりとはまっていて楽しかった。 仕事をやめたことを後悔したり、自分を最大限に弁護してみせたり、ちょっと嘆いて反省したり、でもすぐ忘れたり。 30代の女性では分からない”おばちゃんの”姿が描かれていて、たいそう共感してしまった。 アガサを取り巻く村人たち、特アガサを心配して頻繁に顔を出すビル・ウォン刑事がいい味を出していた。 このままアガサが性格悪いままでいてくれたら素敵なシリーズになりそうだ。
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