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ロスト・トレイン の商品レビュー

3.4

27件のお客様レビュー

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2012/07/01

突然消えてしまった老人を探して、廃線跡をたどる話。 「まぼろしの廃線跡」って出てくるから気になって一気に読み終えてしまった。ただの謎解きではなく、老人や主人公たちの人生等、考えさせられる内容だったけど、最後があっけなく終わって、若干消化不良な感じが残りました。 我が家のすぐ近くに...

突然消えてしまった老人を探して、廃線跡をたどる話。 「まぼろしの廃線跡」って出てくるから気になって一気に読み終えてしまった。ただの謎解きではなく、老人や主人公たちの人生等、考えさせられる内容だったけど、最後があっけなく終わって、若干消化不良な感じが残りました。 我が家のすぐ近くにもその昔、藤相鉄道(藤枝市大手~相良)という軽便が通っていたらしく、田んぼの形が当時の線路跡に沿った形になっていたり、150号線の富士見橋から軽便の橋の一部がいまだに残っていたりします。 少しネットで調べたら、藤枝市の郷土博物館に当時の機関車が展示されているらしい。藤相鉄道の廃線跡をたどる小旅行、行ってみようかな。

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2012/06/26

久々の読書。元テツでなので、リハビリにはいいかと。廃線跡、いいですよね。廃線をめぐる3人の原体験とかも。でも後半部分は個人的にはちょっとあれれでしたけど。

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2012/06/25

【本】”ロストトレイン”中村弦著、新潮文庫刊。廃線、廃墟、遺構に漂う、時空的な「端っこ感」から拡がった幻想空間のお話。嫌いじゃないです。淡白な登場人物さん達の心理描写にはややシンクロしきれず(^^;;。吉祥寺〜盛岡〜二戸と出てくると、個人的に嬉しくて(笑)。優しい非現実に浸るに◎

Posted byブクログ

2012/06/19

ミステリとファンタジーが気持ちよくミックスされている作品 どんな分野でも、マニアと言われる人がある問題に直面したときに自分の知識で解決の糸口をたぐり寄せる展開は燃える。 恋愛要素少なめで、エピローグも甘過ぎない感じが好感。

Posted byブクログ

2012/05/24

僕もどこか行きたいな・・・ 作者はきっと主人公じゃなくて、平間さんの側なんだろうな、と思いながら読了 旅への郷愁を誘うなんて裏に書いてあるけど、そんなゆるいもんではないよなぁ

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2012/05/16

「じんわり切ない大人のための青春小説」との言葉を目にし、よしそれならば、ということで読み始めた本書。 けれどどうしたことか、最初から最後まで物語の登場人物たちに上手く感情移入することができませんでした。 そのせいか、読んでいる最中も自分が作品の中に引き込まれるような感覚がまっ...

「じんわり切ない大人のための青春小説」との言葉を目にし、よしそれならば、ということで読み始めた本書。 けれどどうしたことか、最初から最後まで物語の登場人物たちに上手く感情移入することができませんでした。 そのせいか、読んでいる最中も自分が作品の中に引き込まれるような感覚がまったくなく、これはこういうことを言いたいんだな、ここはこういう意味だな、と頭で理解しながら読み進めるような感じに。 つまらなくはないのだけれども、これといっても面白くもなかった、といったところでしょうか。

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2012/10/14

内容(「BOOK」データベースより) 奥多摩の廃線跡を訪ねた牧村は、鉄道マニアの平間老人と出会い、世代を超えて酒を酌み交わす仲に。だが、「まぼろしの廃線跡」の話をしてほどなく、老人は消息を絶ってしまう。テツ仲間という菜月と共に行方を追うなか、浮上する「キリコノモリ」。その言葉を手...

内容(「BOOK」データベースより) 奥多摩の廃線跡を訪ねた牧村は、鉄道マニアの平間老人と出会い、世代を超えて酒を酌み交わす仲に。だが、「まぼろしの廃線跡」の話をしてほどなく、老人は消息を絶ってしまう。テツ仲間という菜月と共に行方を追うなか、浮上する「キリコノモリ」。その言葉を手がかりに東北へと向かう二人の前で、ある列車が動き出したとき、全ての謎が解けていくのだ―旅への郷愁を誘う青春小説。 ---------------------------------------- (2009年ハードカバー刊行。文庫化のため再読)

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