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糸子の体重計 の商品レビュー

4.4

35件のお客様レビュー

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2024/07/29

なんかさ、 こんな素直でいい子たちの話を、 学校の子達にも読んでもらいたいと思うよね。大人だしね。 いとうみくさんの本、もっと読みたいな。

Posted byブクログ

2024/06/27

おいしいものを食べる事が大好きな小学生の糸子。ちょっと太めな身体だけどそんなの気にもしないで元気に過ごしていた。ところがある事をきっかけにダイエットする事になる。 お腹いっぱい食べないなんて、私にできるのかな? 底抜けに明るくて真っ直ぐな糸子とクラスメイト達の物語。 子供達それぞ...

おいしいものを食べる事が大好きな小学生の糸子。ちょっと太めな身体だけどそんなの気にもしないで元気に過ごしていた。ところがある事をきっかけにダイエットする事になる。 お腹いっぱい食べないなんて、私にできるのかな? 底抜けに明るくて真っ直ぐな糸子とクラスメイト達の物語。 子供達それぞれに意外にも複雑な家庭の背景や子供達なりの悩みがあったりして読み応えあり。

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2024/06/08

きっと、誰もが「誰か」を助けている。 本当に「悪い人」はいないんだ。 読後は、そんな人間讃歌(古い?)のような気持ちになる。 「未来はきっと明るい!」と言いたくなる。 糸子のようにはなれない。だから私は、糸子のことが大好きになったのかもしれない。

Posted byブクログ

2024/06/06

いとうみくさんの作品をいくつか読んですっかりファンになってしまった。 児童書のくくりにされる本なのだけれど、人に向けられた視線の優しさ、鋭い観察力を感じられて私は好き。 糸子の体重計はデビュー作なのだそう。 小学生でクラスメイトの5人のオムニバス。 みんな頑張ってると微笑ましく...

いとうみくさんの作品をいくつか読んですっかりファンになってしまった。 児童書のくくりにされる本なのだけれど、人に向けられた視線の優しさ、鋭い観察力を感じられて私は好き。 糸子の体重計はデビュー作なのだそう。 小学生でクラスメイトの5人のオムニバス。 みんな頑張ってると微笑ましく思いながら読む。 あんな子いたな、こんな子いたな…なんて考えていたら、今も昔も子ども達は大して変わらないのかもしれないなという結論に至った。 子ども達を取り巻く環境は大きく変わっているけれど。

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2024/04/08

細川さんと町田さんが高峯さんダイエットができるかできないかでもめていた時、滝島さんが「細川がやってみればいいんじゃねえ」と、言い休みの日に細川さんがダイエットし始め身体測定の日に目標の細さまでいけなかったたけれど、町田さんはダイエットは成功しているんだと言う考えは私も賛成でした。...

細川さんと町田さんが高峯さんダイエットができるかできないかでもめていた時、滝島さんが「細川がやってみればいいんじゃねえ」と、言い休みの日に細川さんがダイエットし始め身体測定の日に目標の細さまでいけなかったたけれど、町田さんはダイエットは成功しているんだと言う考えは私も賛成でした。ですが、町田さんの勝ちではあるのは細川さんを認めているんだと思いました。

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2024/03/10

読む前はただ体重が重くてダイエットしてるだけかと思った読み終わったら冬や夏の青春が感じられました⭐️

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2024/01/13

図書館本。軽快な文章とテンポの良い会話で物語が躍動しています。同じクラスの5人がそれぞれ一章ずつ繋いでいます。長女の「面白い」が出た本。

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2023/10/15

同じクラスの5年生5人が主人公の連作短編集。 私は大人だが、今でも主人公の糸子のまっすぐさ正直さには憧れてしまう。町田や滝島の強さにも惚れ惚れしてしまう。そして、高峯のネガティブさや坂巻の憧れの人町田の気持ちが理解できる。子どもの時の自分を見ているようで、辛くなるし抱きしめたくな...

同じクラスの5年生5人が主人公の連作短編集。 私は大人だが、今でも主人公の糸子のまっすぐさ正直さには憧れてしまう。町田や滝島の強さにも惚れ惚れしてしまう。そして、高峯のネガティブさや坂巻の憧れの人町田の気持ちが理解できる。子どもの時の自分を見ているようで、辛くなるし抱きしめたくなる。 滝島のように明るいと、自分は辛い思いをしている子に気が付かないでいるかもしれない ○ダイエット・細川糸子 食べることが大好きな糸子は、イヤな事があってもへこんでいてもおいしいものを食べると元気になる。給食のとき糸子が高峯に助け船を出した一言、それがキッカケで糸子はダイエットをすることに。 ○スタート・町田良子 人と真剣に向き合ったら苦しくなるだけと考えている。母子家庭で母はバリバリと働き、お金には困らない。しかし、母は良子に視線をおくることもない。良子とダイエットのだめにランニングを始めた糸子はクラス対抗の駅伝大会に選手として出ることに。 ○ガール高峯理子 家族は皆んな太め。スーパーに行ったら、滝島くんに声をかけられてドキドキしてしまう。その日、やっこねえちゃんが泊まりきて、変身させてあげると髪を切ってくれた。次の日学校に行くとその髪型が可愛いと注目されて、やっこねえちゃんにクラスメイトも切って欲しいから頼んでと言われ快諾するが、やっこねえちゃんはもう帰ってしまっていた。 ○フレンド:坂巻まみ 町田さんに憧れている取り巻きの筆頭。 町田さんとお揃いの筆箱を買ったけど、町田さんがお揃いとか嫌いなことを知って、筆箱を出せなくなってしまう。 ○スマイル:滝島径介 母さんと二人暮らしの滝島、母さんがずっと帰っていなくて食費がなくてピンチ。ペコペコの体で62円を持ってスーパーに行った。

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2023/09/13

糸子がほんとに魅力的ですね。青沼貴子さんの「ねえ、ぴよちゃん」(小学3年生)のぴよちゃんが大きくなったような。 5年生と言えば、もう思春期の直前、悩みも子どもレベルではなくなってきます。糸子のように、ありのままの自分を隠さないのが、一番難しくて、でも実は一番有効なのだと教えてくれ...

糸子がほんとに魅力的ですね。青沼貴子さんの「ねえ、ぴよちゃん」(小学3年生)のぴよちゃんが大きくなったような。 5年生と言えば、もう思春期の直前、悩みも子どもレベルではなくなってきます。糸子のように、ありのままの自分を隠さないのが、一番難しくて、でも実は一番有効なのだと教えてくれるこんな本が、自分が5年生の頃、本当に欲しかったなぁ。

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2023/07/02

明るい主人公の糸子を筆頭にクラスメイト五人それぞれの立場から書かれてる。 みんな実は色々な背景を抱えている。 でも糸子の明るさでちょっと変われる自分になっていく。糸子ってみんなを照らすお日さまみたいな子。

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