おざなり君 の商品レビュー

浅野いにお(著者)

2012/05/18

2012.5.18
ギャグ漫画と思いきや、ロックの喪失感を見事に表現した素晴らしいストーリーじゃないか。おざなりとYABUのギターとドラムセッションが異常にかっこいい。ソラニンの演奏シーンのセルフパロディなんでしょうか？

2012/05/17

プンプンよりも現実感がないようで現実を捉えているような。いにおさんが好き勝手やりまくって、ワールド全開。嫌いじゃないです。

2012/05/06

破天荒な新人おざなり君と上司のやぶさかとのカオスな日常。
かと思った。
が、気付いたらロックに人生を捧げるか否かの葛藤を描いた、
熱いロック感をにおわせる作品へと胴体着陸＆オーバーランした。

2012/05/05

いにお初のボーイズラブ！
そして自分自身、最近「ロック」と呼ばれる音楽を好きになったせいもあって衝撃の走った漫画であった。

さて、注意なのだけど…絵柄から「簡単な漫画」と思ってはいけない。
なぜならこの漫画には、心の奥ふかぁーいところに存在してる人それぞれの“ひめごと”がズッシリ詰まっているのだから！

お陰様で大好きな、そして大切な一冊になりました。

2012/05/04

浅野いにおの作品ということで買ってみました。
前知識が特になく読みましたが、
絵が、プンプンの主役だけみたいな、独特な雑な雰囲気な絵なんですね。。

正直、はじめ読み始めは、買って失敗したかなと思いましたが、
後半につれ、しっかりと話がきて、ぐぐぐっとひきよせていくような感じでした。

まぁでも、なんか読みにくいので、
軽く流し気味で読んでしまいました。
ということで、星は少なめ。

浅野いにおらしい、しっかりと心の感じる強いマンガではあります。
ただ、個人的にこの絵はそんなに好きじゃないので、低めな評価です。ふつうに人を描いてるのがいいなと。
まぁ、どちらも描けるからこういう作品でしか描けない作品が描けるんだろうけどね。たぶん、この話はリアルな人じゃ通用しないですからね。。。

うーん。まぁ、いい作品かける作家だということです。
これもいい作品だと思います。また気が向いたらゆっくり読み返したいですね。。

2012/05/02

　あぁ浅野いにお全然まだこういう作品描けるんだなぁ言いたいこと言いたい放題言っちまうそんな感じに受け取れました。なかでも「アンチもマニアもにわかもくそったれだ」という浦賀のセリフは良かったです。

2012/05/01

《購入済》ただのバイオレンスギャグ漫画かと思って読んだら、内容はシリアス寄り。
ホモありロックありのハッチャケた色彩の世界に、妙なリアルを混ぜ込んだ生々しさがある。
美大生が描いた落書きのようなアーティスティックなコマ割りや、背景等に使われているコラージュにかなり癖があって普通の漫画のようには読めない。漫画だと思って読まない方が読みやすかった。
後半に乱発する、ページをまるまる使った感覚的な表現にはぞくりと来る。

2012/04/29

最初のほうはただ、おざなり君が部長を殴るだけの、4コマ漫画みたいな話だったのに、後半に進むにしたがって、極上のロックマンガへと進化して行った感じです。

ペリー浦賀の横顔に、カート・コバーンの面影を見ました。