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いきなりはじめる仏教入門 の商品レビュー

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14件のお客様レビュー

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2024/09/25

#18奈良県立図書情報館ビブリオバトル「こころ」で紹介された本です。 「暁天ビブリオバトル」と銘打ち、図書情報館を離れ、南都七大寺のひとつ大安寺にて朝7時30分から開催しました。 2012.8.18 http://eventinformation.blog116.fc2.com/...

#18奈良県立図書情報館ビブリオバトル「こころ」で紹介された本です。 「暁天ビブリオバトル」と銘打ち、図書情報館を離れ、南都七大寺のひとつ大安寺にて朝7時30分から開催しました。 2012.8.18 http://eventinformation.blog116.fc2.com/blog-entry-839.html?sp

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2017/12/03

内田樹が、浄土真宗の僧侶である釈徹宗を相手に、仏教の根本的な思想についてたずねるという趣旨でおこなわれた往復書簡をまとめた本です。二人のやりとりの合間に「間狂言」という章が挟まれており、釈が仏教の基礎についてコンパクトな解説をおこなっています。 おそらく内田の方の心積もりとして...

内田樹が、浄土真宗の僧侶である釈徹宗を相手に、仏教の根本的な思想についてたずねるという趣旨でおこなわれた往復書簡をまとめた本です。二人のやりとりの合間に「間狂言」という章が挟まれており、釈が仏教の基礎についてコンパクトな解説をおこなっています。 おそらく内田の方の心積もりとしては、彼自身の宗教に関する突っ走った議論を、釈が仏教の立場から広く大きく受け止めるという展開を期待していたのではないかと忖度するのですが、どうも内田の投げかける問いのエッジが利きすぎている印象を受けました。むしろ、釈の仏教概説に、内田が自由な立場からコメントを入れるという構成の方がよかったのではないかという気がします。

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2015/08/21

「『寝ながら学べる浄土真宗』という過激なタイトル」(文庫版のためのあとがき)の企画から始まった、インターネット上での往復書簡を書籍化したもの。 西洋思想を交え、「宗教」とは何かという方向に展開しつつ、ばっちり仏教の解説にもなっています。 仏教の歴史(大乗メイン)や基本の教え、イ...

「『寝ながら学べる浄土真宗』という過激なタイトル」(文庫版のためのあとがき)の企画から始まった、インターネット上での往復書簡を書籍化したもの。 西洋思想を交え、「宗教」とは何かという方向に展開しつつ、ばっちり仏教の解説にもなっています。 仏教の歴史(大乗メイン)や基本の教え、イスラームや日本人の宗教性についても間狂言で勉強できて、かなり盛りだくさんな内容。 読み物として普通に読んで面白いのはもちろん、「宗教」や「仏教」が何かいま一度考えたいときにも読みたい一冊です。 特に興味を引かれたのは、その9あたりからの、レヴィナスの「善性」について。 往復書簡は『はじめたばかりの浄土真宗』に続きます。

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2015/01/17

内田先生の研究室(ホームページ)にあるインターネット持仏堂に訪れ法話をしてくれるお坊さまが、この本で登場する釈先生。内田先生の宗教学のメンターでもある釈先生との往復書簡形式で宗教の基礎を学ぶやりとりが載っています。噛み砕いて書いてありますが、それでも簡単ではありません。しかし、ど...

内田先生の研究室(ホームページ)にあるインターネット持仏堂に訪れ法話をしてくれるお坊さまが、この本で登場する釈先生。内田先生の宗教学のメンターでもある釈先生との往復書簡形式で宗教の基礎を学ぶやりとりが載っています。噛み砕いて書いてありますが、それでも簡単ではありません。しかし、どこか楽しい感じの本です。

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2013/10/18

仏教入門というタイトルですが、むしろ宗教観や倫理観の構造解明といった、もっと精神の根源に触れる内容です。 日本人の、謙虚さを重んじながら平然と「無宗教です」と言い放てる二律背反の根拠が分かりやすく解説され、映画や絵画作品の多くが共通のテーマを孕んでいる理由も分かった気がします。 ...

仏教入門というタイトルですが、むしろ宗教観や倫理観の構造解明といった、もっと精神の根源に触れる内容です。 日本人の、謙虚さを重んじながら平然と「無宗教です」と言い放てる二律背反の根拠が分かりやすく解説され、映画や絵画作品の多くが共通のテーマを孕んでいる理由も分かった気がします。 子どものころ、叱られて「あのときああしなければ」「こうしていれば」とくよくよするたび、すべての後悔が「この世に生まれて来なければ」「地球上に人間がいなければ」に辿りついてしまう不思議に震えていたあの感覚を、ふと思い出しました。 自分は何のために生まれたのかを問いづつけるのは、人の本能なのだと思いました。 図書館で、調べもののために手に取った一冊でしたが、目から鱗の開眼書でした。買って繰り返し読みたいと思います。

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2013/07/15

内田樹とお坊さんの往復書簡形式になっているのだが、 どうもお互いが好きなことを言っているだけで 噛み合ってない感じ。 「仏教入門」というタイトルになっているが、 要は日本の宗教文化入門みたいなもので 仏教自体の中身はあまり語られていない(というかよく分からない)のが残念。 タイ...

内田樹とお坊さんの往復書簡形式になっているのだが、 どうもお互いが好きなことを言っているだけで 噛み合ってない感じ。 「仏教入門」というタイトルになっているが、 要は日本の宗教文化入門みたいなもので 仏教自体の中身はあまり語られていない(というかよく分からない)のが残念。 タイトル間違いですね。

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2012/12/20

仏教についての学習をいきなり始めたかったという自分の思いのまま、そしてこの本の題名に飛びついて一気読み。両人のお話は一度生で拝聴したことがあったが、なんといってもナイスコンビネーション。楽しみながら、そして内田さんの思わぬ話題展開に振り回されながら、時々笑いを挟みながら、仏教のな...

仏教についての学習をいきなり始めたかったという自分の思いのまま、そしてこの本の題名に飛びついて一気読み。両人のお話は一度生で拝聴したことがあったが、なんといってもナイスコンビネーション。楽しみながら、そして内田さんの思わぬ話題展開に振り回されながら、時々笑いを挟みながら、仏教のなんたるかを概括してくれる良本。続編にも目を通してみたいと思わせる位には、面白かったです。

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2012/11/26

仏教に関しては初心者の内田先生が釈先生から仏教のお話を頂く・・といった趣旨ではじまったと思うけど、実際はかなり内田節が炸裂していて、面白かった。そのせいか面白いことに肝心の仏教の話があまり印象に残らなかったです。またゆっくり読もう。

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2012/10/18

続きがあると知らなかった。。。 仏教入門というより、内田氏の宗教観を釈流仏教解説で紐ほどいていくもの。

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2012/09/01

内田先生のお話が好きなので手にとって見た一冊。 タイトルを見て仏教の入門書だと思うと騙されてしまうので注意が必要。 仏教というテーマを書簡のやり取りという形で語り合うという内容。書簡という体裁はやはり宗教ネタだからか。 中身は内田先生の本らしく放談っぽい形になっていて、あまり厳...

内田先生のお話が好きなので手にとって見た一冊。 タイトルを見て仏教の入門書だと思うと騙されてしまうので注意が必要。 仏教というテーマを書簡のやり取りという形で語り合うという内容。書簡という体裁はやはり宗教ネタだからか。 中身は内田先生の本らしく放談っぽい形になっていて、あまり厳密に仏教の話にこだわっているわけではない様子。日本における宗教のあり方や世界哲学全般、レヴィナス老師、キリスト教、イスラム教など、話は多岐にわたる。 中々面白かったのだけど、どうも内容が散逸的だったり、実は上下巻でずいぶん中途半端なところで話が途切れていたりと、色々と残念な点が目についた。 下巻は気が向いたら買おうかな。という程度。

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