死命 の商品レビュー
陰鬱なストーリー。ただ思ったほど不快ではないのが不思議。犯人も追いかける刑事も不思議と心情が伝わるからだろう。
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薬丸さんの作品って。毎回重たいテーマ、最後のどんでん返しが読みごたえあって好きだったんだけど…。 「死命」は最初から犯人は明かされてて、それを追う刑事との掛け合いが続きます。犯人、それを追う刑事とも末期癌。「お互いの最期をどんな形で迎えるか!?」という内容です。 薬丸さんの作品だ...
薬丸さんの作品って。毎回重たいテーマ、最後のどんでん返しが読みごたえあって好きだったんだけど…。 「死命」は最初から犯人は明かされてて、それを追う刑事との掛け合いが続きます。犯人、それを追う刑事とも末期癌。「お互いの最期をどんな形で迎えるか!?」という内容です。 薬丸さんの作品だから、どんどん読めたけど…(普通に)綺麗にまとまった感じ。残念。
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途中家事をしつつも5時間で読了。 一気読みでした。 連続殺人という犯行をするに至るとは、やはり精神が破壊されているのだ。それも子供時代に受けた性的暴行が原因なのだ。 蒼井の刑事として最後の最後まで犯人を追いかける精神には感服。矢部もこれからいい刑事になるのだろう。
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若いデイトレーダーと、古株の刑事というキャラクターの対比はいいんだけど、それぞれに同じような末期がんの苦しみが絡んで来るとさすがに重い・・・特に過去のトラウマを考慮しても信一に共感できる部分が全くなかったので澄乃の人生がただただ悲しく思えた。蒼井サイドの話はいろんな視点で重ね合わ...
若いデイトレーダーと、古株の刑事というキャラクターの対比はいいんだけど、それぞれに同じような末期がんの苦しみが絡んで来るとさすがに重い・・・特に過去のトラウマを考慮しても信一に共感できる部分が全くなかったので澄乃の人生がただただ悲しく思えた。蒼井サイドの話はいろんな視点で重ね合わせて考えさせられる部分が多く、引き込まれた。
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読み始めてすぐに、苦手なタイプの作品を手に取ってしまったと後悔。インパクトが大きいため安易に取り入れたがる作家は後を絶たないが、幼児期の虐待やら快楽殺人やらは、生理的に不快感があり辟易する。
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うーん、主人公も犯人も胃がんということで、読んでいるだけで胃が重苦しくなる本でした。展開も何となく読める。犯人の彼女が事故死したことだけ意外だったけど。
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捕まえられる者と捕まえる者が両方とも末期ガンに冒され、余命幾ばくもない。それぞれの視点で、最期の時間を自分の使命に使い果たそうとする。 読後感は決して良くはないけれど、最後まで先のページを読み進めずにはいられなかった。偶然すぎる設定に途中気後れしないでもなかったが、刑事の蒼井の...
捕まえられる者と捕まえる者が両方とも末期ガンに冒され、余命幾ばくもない。それぞれの視点で、最期の時間を自分の使命に使い果たそうとする。 読後感は決して良くはないけれど、最後まで先のページを読み進めずにはいられなかった。偶然すぎる設定に途中気後れしないでもなかったが、刑事の蒼井の凄まじい執念が結果的に呼び寄せたのだろうと思っておく。
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榊に感情移入しながら読んでたので、このラストはちょっとなぁ・・・ キレイにまとめすぎ?つまんなーい、って感じ。 設定や展開も多少強引なところがあったけど、でもまぁ読みやすかったですよ。
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あっと驚く展開やドキドキハラハラでページをめくる手に汗をかくという疾走感などはなかったが、二人の命が削られて動けなくなりながらも、なおそれぞれの使命を果たそうと必死に行動する様は凄絶なものがありました。推理小説としての出来は普通って感じですが(失礼言ってすいません)蒼井の生きざま...
あっと驚く展開やドキドキハラハラでページをめくる手に汗をかくという疾走感などはなかったが、二人の命が削られて動けなくなりながらも、なおそれぞれの使命を果たそうと必死に行動する様は凄絶なものがありました。推理小説としての出来は普通って感じですが(失礼言ってすいません)蒼井の生きざまを好きだと思ったので、お気に入りの一冊になりそうです。
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★2013年2月12日読了『死命』薬丸岳著 評価B 出来は決して悪くはない作品。女性を絞殺する連続殺人を犯す犯人を鬼刑事ともいうべき執念で追い詰める主人公。犯人の暗い過去とその恋人の辛すぎる思い出、刑事生活で家族との生活を全て犠牲にして来た主人公。物語の構想もしっかりしているし、...
★2013年2月12日読了『死命』薬丸岳著 評価B 出来は決して悪くはない作品。女性を絞殺する連続殺人を犯す犯人を鬼刑事ともいうべき執念で追い詰める主人公。犯人の暗い過去とその恋人の辛すぎる思い出、刑事生活で家族との生活を全て犠牲にして来た主人公。物語の構想もしっかりしているし、描写も確かなのにB➕以上の評価が付けられないのは、意外性にかけているからかもしれない。この手のサスペンスには何処かであっと言わせるストーリーを読ませない展開が欲しいと思う。その点が不満だったかな。しかし、読んで損はない佳作だとは思う。
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