その桃は、桃の味しかしない の商品レビュー
愛人同士が同じ部屋に住み、食事を通して、なんとなーくお互いを理解?していくようなお話でした。 軽く読みたかったから、これにしたんだけれど…簡単に読め過ぎました。 もう少し、深い感じがあればなーと。
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普通ではない異常な関係、生活、人生を過ごす3人。しかし、それにもかかわらず物語に起伏を感じられないような語りだった。淡々と進んでいくなかに、読ませる何かがあったと思う。正しい選択と自分の選択が違ったっていい。
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恋に形は無い。それは付き合い方もそうだし、出会い方も想い方も違う。 一人の男性と、その男性と付き合いをしている2人の彼女。 彼女らは同居し、仲良く過ごす。2人の思いはぶつかりそうで大きくぶつからない。 あっさりとした、読後感。こんな恋愛あっても良いんだって思えた。こういう繊細な恋...
恋に形は無い。それは付き合い方もそうだし、出会い方も想い方も違う。 一人の男性と、その男性と付き合いをしている2人の彼女。 彼女らは同居し、仲良く過ごす。2人の思いはぶつかりそうで大きくぶつからない。 あっさりとした、読後感。こんな恋愛あっても良いんだって思えた。こういう繊細な恋が綺麗だね。恋愛・・・恋愛なのかな?
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うーん、興味が持てない内容だったー。 なので深く掘り下げて読めなかった。 さらっとよんで、「そうか」で終了…。 綺麗な表紙とインパクトあるタイトルに惹かれたんだけどね。
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愛人の女の子同士がルームシェアしてるという状況が現実味がなかったです。主人公の奏絵も、まひるも、私とはタイプが違うし共感できない部分がたくさんありました。 加藤さんの短編は身近にありそうなお話ばかりだから、珍しいなと思いました。 読んでる間中ずっと、どうしてそうなったの??っ...
愛人の女の子同士がルームシェアしてるという状況が現実味がなかったです。主人公の奏絵も、まひるも、私とはタイプが違うし共感できない部分がたくさんありました。 加藤さんの短編は身近にありそうなお話ばかりだから、珍しいなと思いました。 読んでる間中ずっと、どうしてそうなったの??って気になったけれど、そこは大事じゃないみたいだった。 うーん、あんまり好きになれないなぁ、と思いながら最後まで読んだのだけど、ラストは良かったな。
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短時間でサクサク読めた どちらかと言えば私が 泰絵 っぽい女だからか まひるの感情描写や平井さんの良さが分からなかった 一人の男性を通して・・自分と違う感性の女性を知ることもある 彼女たちは彼を通して出会う事が出来て良かったな って素直に思った
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淡く彩られた表紙が可愛い。同じ男に囲われている愛人2人がお互いの関係を知りながらルームシェアをしているというなんとも・・・な設定。細くてお人形のように可愛いまひると、お料理上手で順応性のある奏絵。 平井さんは優しい男なんだろうけど、残酷すぎる人だと思った。彼を好きになりすぎて自...
淡く彩られた表紙が可愛い。同じ男に囲われている愛人2人がお互いの関係を知りながらルームシェアをしているというなんとも・・・な設定。細くてお人形のように可愛いまひると、お料理上手で順応性のある奏絵。 平井さんは優しい男なんだろうけど、残酷すぎる人だと思った。彼を好きになりすぎて自分を見失っているまひるの弱さが哀しい。なんとなくだけど中森明菜さんを連想してしまった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
江國香織さんの落下する夕方を思い出した。一人の男と二人の女。誰が誰をどう思っているかは異なるけど、奇妙な淋しさが似ている。 同じ人を好きな同性、本来なら受け入れがたいのに、いつしか大事な存在になってくる。 友情のようでそうでもない。 他人のようなよそよそしさもあるのに、突然近しくなる、二人の関係が面白かった。 何よりいいのが、待つ側の、我慢する側の女の子二人が、小気味良く男をおいて家をとびだしてしまうラスト。 何にもとらわれないで、のびのびと生きていってほしいな、とこちら側も祈れる、少し幸せな結末。 料理と読書の描写も出ていて、そちらもかきたてられた。 加藤千恵さん。初めて読んだけれどまた別の作品も読みたい。
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よく同棲ものを選んでしまう。女の子同士の同棲もの。 堅実な子と奔放な子で、奔放な子に惹かれるからやっぱり男ってバカなんだと思います。
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シチュエーションからしてリアリティはないし、終わり方もちょっとあっさりだったしで、物語自体はとっても素晴らしい! というわけじゃないんだけど、なにせ奏絵ちゃんとまひるの気持ちのたたずまいが「短歌歌人 加藤千恵」らしい文章。 この物語を解体したらいくつもの短歌になりそうだし、いく...
シチュエーションからしてリアリティはないし、終わり方もちょっとあっさりだったしで、物語自体はとっても素晴らしい! というわけじゃないんだけど、なにせ奏絵ちゃんとまひるの気持ちのたたずまいが「短歌歌人 加藤千恵」らしい文章。 この物語を解体したらいくつもの短歌になりそうだし、いくつもの短歌を紡いだらこの物語になりそう。 かとちえ(敢えてこの呼び名)の小説を好きな人よりも、彼女の短歌を好きな人はきっと好きだと思う。 ハッピーアイスクリームを読んで、当時のブログ(日記)も読んでた者としては、薄い膜がかかったような、どこか他人事のような、冷めた目線や思考の裏にある淡々と熱さは、まさに「ああ、ハピアイのかとちえ!」という感じ。 ぜんぜんキュートでもポップでもかわいい感じでもなくて、どーんと重たくて切なくてセンチメンタル爆発。 でも好きだな。
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