“健康常識"はウソだらけ の商品レビュー

奥村康【著】

2016/06/15

2016/6/15 午後の紅茶のビターショコラミルクティーを飲んでいて、ふと成分表を見ると「シリコーン」の文字が。シリコンって、シャンプーとかに使われているあのシリコン！？今まで食品添加物の話を聞いても、「結局は食べられるものなんでしょ」と、あまり気にしていなかったが、今回は何だか気になってしまった。そして関連する書籍を読みたいと思った。

2014/07/30

免疫学の権威　奥村 康先生の健康に関する書『免疫力アップがすべてのポイント! “健康常識"はウソだらけ』。

健康について楽観的に触れることができるとともに、健康情報がいかに曖昧であることかがよく分かる。

巷間流布する健康情報の多くは作られたもので、健康を得るために健康を害するという矛盾が、結果的に起こるんだなと感じた。

健康情報との付き合い方と、免疫についての両方を学ぶことができた。しかも、一般書なので読みやすい。
（大まかな内容は、目次を参照されたし）

先日、職場（病院）にこの先生の講演が催されたのだけども、そのときのタイトルが『不良長寿』。
残念ながら、この時は聴講できなかったんだけども、この本を読んで、講演タイトルの理解ができた。

あと、リハ職種としてはなじみの深い多田富雄先生と繋がる先生だということで、すこしビックリした。なおさら講演に参加できなかったことを残念に思う。

----------------
【内容（amazonより）】
真面目で「いい人」は、病気になりやすい!自分の正直な気持ちを表すこともなく、自分を抑えるようなタイプの人は、人付き合いによって非常にストレスをためやすい。このストレスを撥ね退けるエネルギーが健康の源とも言えるのです。
————————
【著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)】
奥村/康
順天堂大学医学部教授。1942年生まれ。千葉大学大学院医学研究科修了。医学博士。スタンフォード大学リサーチフェロー、東京大学医学部講師を経て、順天堂大学医学部教授、同大学医学部長を歴任。サプレッサーT細胞の発見者。ベルツ賞、高松宮賞、安田医学奨励賞、ISI引用最高栄誉賞、日本医師会医学賞などを受賞。免疫学の国際的権威である
----------------
【目次】
第1章 自分でできる免疫力アップ
──がん細胞をやっつけるNK細胞は自分で上げられる

第2章 薬と医者は遠ざける
──間違いだらけの“健康常識"
(1)血圧もコレステロールも高くて大丈夫
(2)粗食信仰とタバコ悪者説の大間違い
(3)薬も医者もできるだけやめる

第3章 病気と免疫の関係
──ここまでわかった最新の免疫学

第4章 ちょい不真面目な人は病気にならない
──「健康長寿」のための生活習慣
(1)「若返り」の薬よりも、ちんたら運動で「健康長寿」
(2)腸内を健康に保てば免疫力が高まる
(3)「いい人」をやめれば病気にならない
---------------

2013/04/21

非常に納得できる、しかも有益な提言が満載の好著だ．特に、p103-106の「70歳以上であれば、ガンは放っておいても余命はかわらない」の中にある「70歳を過ぎたら、まずがん検診などやる必要はありません．」だ．早期発見は40歳代の人に当てはまる由．

2013/04/15

健康にこだわりすぎて、節制してストレスためるより
自分の好きなものを食べて自由に過ごしたほうが
長生きするそうな。
一理あるかも。

2013/03/17

全編に流れているのは、著者の専門であるNK細胞の活性化による免疫力アップが健康の秘訣であること。各論的には、コレステロール値は高い方がよい、最高血圧より下が百以上を気を付ける、薬も医者もできるだけやめる、いい人を止めてちょい不真面目がよい、等が常識に反しての心得るべきことと言う。

2012/12/29

栄養や体を動かす以外で脳の刺激になるのは、男性にとっては女性に対する興味、そしてお金と権力に対する執着。

NK細胞を活性化させる習慣
食事は何でもほどよく食べる
運動はちんたらやる
いつも脳天気に構える
一日一回ワハハと大笑いするように心がける
仲間を大事にする
異性に心ときめく
夜遊びはしない

2012/09/06

半分トンデモ本かもしれないと期待しつつ読んだが、意外とというか期待以上ではあった。

ただ読んだだけじゃダメなんだな。

2012/07/30

免疫学で著名な奥村康順天堂大学教授の著書。

「健康長寿」への７つの習慣
１．食事は何でもほどよく食べる
２．運動はちんたらやる
３．いつも能天気に構える
４．一日一回「わはは」と大笑いするように心がける
５．仲間を大事にする
６．異性に心ときめく
７．夜遊びはしない

うん、参考にしよう。

本文中、色々と文献を引用していたけど、出典がリストとして掲載されておらず残念。