パンとスープとネコ日和 の商品レビュー
おひとり様の女性が50代でサンドウイッチとスープのお店を始める。たった一人(一匹)の家族である猫とのほのぼのとした物語。かもめ食堂とはまた違った趣がある。主人公ケイコの真っすぐな考え方にはおおいに共感出来るし、迷いや悩みなども等身大に伝わってくる。 欲を言えば、サンドウイッチやス...
おひとり様の女性が50代でサンドウイッチとスープのお店を始める。たった一人(一匹)の家族である猫とのほのぼのとした物語。かもめ食堂とはまた違った趣がある。主人公ケイコの真っすぐな考え方にはおおいに共感出来るし、迷いや悩みなども等身大に伝わってくる。 欲を言えば、サンドウイッチやスープの内容がバラエティにかかれていたら良かったかなと。お店の唯一の飾りであるというお花についても。
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ストーリーはヒューマンとか温かいというよりはひとりの女性の人生の話。 主人公の絶対に人の悪口を言わないキャラクターがすき。 ナチュラル系の食事はちょっと合わないかも。 描写はばっちり。
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出版社を辞め、急死した母の食堂を改装し、パンとスープの日替わりランチの店を始めたアキコ。 「かもめ食堂」を彷彿とさせる佇まい。 自分の好きな内装で、気の合うバイトさんと力を合わせ、自分の信念を守って店を続ける。 理想的で憧れるけど、私ならどんどん楽な方に流れちゃうだろな。 近くに...
出版社を辞め、急死した母の食堂を改装し、パンとスープの日替わりランチの店を始めたアキコ。 「かもめ食堂」を彷彿とさせる佇まい。 自分の好きな内装で、気の合うバイトさんと力を合わせ、自分の信念を守って店を続ける。 理想的で憧れるけど、私ならどんどん楽な方に流れちゃうだろな。 近くにあったら確実に常連になってるな。 終盤はネコに一気に重点移動。 切ないが、独りで生きていく女性の思考がさすがにリアル。 【図書館・初読・4/26読了】
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どこにでもおせっかいな人はいるんだなぁ、と思いました。 メインはそこじゃないんですが(笑) 出版社に勤める主人公が、とあるきっかけで パンとスープのお店を始めることから始まるのですが メインはパンでもスープでもなく猫です。 自分の信念が問われたり、過去と向き合う緊張感など 多...
どこにでもおせっかいな人はいるんだなぁ、と思いました。 メインはそこじゃないんですが(笑) 出版社に勤める主人公が、とあるきっかけで パンとスープのお店を始めることから始まるのですが メインはパンでもスープでもなく猫です。 自分の信念が問われたり、過去と向き合う緊張感など 多少の起伏を迎えながらも タイトルのネコ日和という言葉がとてもしっくりするぐらい 安らぎで満ちた日常を感じられます。 動物にしても人間にしても、 一人(一匹)を深く愛することの素晴らしさと悲しさに気付ける、 ほんわかするだけの物語ではありませんでした。 (最後のほうはちょっと泣きそうになりました) それでも穏やかな昼時間での読書がとても似合う本だと思います。
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