夫婦仲の経済学 の商品レビュー

ポーラシューマン,ジェニーアンダーソン【著】,永井二菜【訳】

2019/05/21

比較優位、損失回避（行動経済学）、シグナリングなどによる市場の透明性の確保、モラルハザードの回避、インセンティブの導入、埋没費用を考慮しない、情報の非対称性を改善する、努力継続ツールの導入による異時点間選択のジレンマの改善、バブルを疑う、混合戦略により緊張感を保つ、などの経済学のツールを夫婦間に適用するとどうなるか？

2018/10/09

経済学の活用は幅広いよ系。日本で典型とは思えない事例が多いものの実在の夫婦問題への解決方法のロジックは納得。「モラルハザード」の所が読み辛いのは訳者が「倫理観の欠如」という誤訳にこだわったせいかも。確かめるために原著を…誰か読んだら教えて下さい。

2017/02/04

感想、コメント記事
『夫婦仲の経済学　皿洗いからセックスライフまで、妻と夫の不満は経済理論で解決』 (02/04)
http://ameblo.jp/rimacosmos/entry-12244668911.html
http://rimaroom.jugem.jp/?eid=2113

2013/06/23

夫婦仲をうまくいかせる方法を経済理論的に考えてみましょ、ってことで、夫婦のあるあるネタを、こんな経済理論があってね、という本。よく言えば視点が面白い、悪く言えばダジャレっぽいというか、ごじつけっぽい。勉強にはなりました。
分業、損失回避、需要と供給、モラルハザード、インセンティブ、トレードオフ、情報の非対称性、異時点間の選択、バブル、ゲーム理論の10章。

2013/02/21

「なるほどー」の連続。夫婦生活については、日米の文化の違いがあるのでは…笑　とも思ったけど、経済学理論が無理なく取り込め、経済理論の勉強と共に、夫婦が仲良く暮らしていくためのエッセンスも含まれていた。「24時間ルール」とか、実践したいものも。また読み返したい。

2013/01/16

夫婦関係を感情的ではなく学問的な視点から見て改善方法の提案を示す書。最初はアメリカン感覚が馴染めなかったが、読み進むうちに納得。嫁にも読んでほしい一冊

2012/09/29

ケッコン生活に疲れてきたら役立つ本。　ケッコン生活は社会の単位。ケッコン相手は人生ロードのパートナー。　　よりよい生産性を求めて　問題点を分析・改善。　　　あっさり・すっきりｲｽﾞベスト。　　

2012/09/23

アメリカの経済紙記者2人が、夫婦間に起きる問題を経済学的アプローチから分析、経済学的に最適な解を見出すというテーマ。
家事労働の分業には比較優位理論、夫婦喧嘩には損失回避のメカニズム（わずかな損失でも満足度は急降下する。現状維持バイアスが存在するのは、人は昔の状況を良いと考えるから。）を適用して問題が問題になるのかを確認する

2012/09/14

本屋で見つけ、図書館で借りて気に入ったので購入。
私の中での大ヒット本のひとつ。
恋愛や夫婦仲になるとややこしくなる心理学を経済学にして説明しているので、とてもわかり易い。
経済用語の勉強にもなる☆
ただ、女性向けの本ですね。
男性が読むと「とりあえず女性はめんどうくさい」と思いそう。

2013/02/23

結婚生活に経済理論を応用すれば幸せになれる。

社会規範による非対称性がなくなってき今の時代。
とくにこれからの夫婦は読んでおくといいね。