足が速くなる こけし走り の商品レビュー
運動会の練習で、普段の授業がつぶれだした頃の事。 「今年の短距離走は、これで勝負!」 とばかりに、この本を子どもの本棚に置いておいた。 しかし、親の意向は届かないのか、一向に読まれる気配はない。 そこで、作戦変更。強硬策に打って出る。 「ほら、これ。走り方のコツが書かれてるんだ...
運動会の練習で、普段の授業がつぶれだした頃の事。 「今年の短距離走は、これで勝負!」 とばかりに、この本を子どもの本棚に置いておいた。 しかし、親の意向は届かないのか、一向に読まれる気配はない。 そこで、作戦変更。強硬策に打って出る。 「ほら、これ。走り方のコツが書かれてるんだよ。」 と、子どもに中身を見せつつのプレゼン。 この本は、OK・NGのポイントを写真も利用して説明しており、また練習メニューも多様に載っている。 ダメ見本の典型とも言える“うまく体重を前に運べない”走りをするウチの子どもにとっては、うってつけだ。 「あ、そっか...。」 手渡された本を片手に、ページをめくる。しばらく固まった後は、ポーズをとったり。家の中を走ったり...。 そして、最後に一言。 「“こけし走り”って、こうだと思ってた。」 体を棒のように硬直させたかと思うと、その場で小刻みにホッピングしだした...。 ...。実は、私も本棚で最初に見かけた時は、そうだと思ったと打ち明けることは、やめておいた。
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