境界をこえる の商品レビュー
読了。娘と一緒に行った、金沢21世紀美術館のショップに売っていた本である。なんとなく引かれて買った。面白かった。
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「建築を含む社会そのもの、環境そのものの在り方を考え、本当の意味で豊かで人間的な暮らしとはどういったものかを提案していくのが、建築家の仕事です。」 この言葉を読んだとき、私は「建築家」という職業を、人々の快適な住まいを考えて、家を設計・建てる人。という浅い捉え方でしか見ていなか...
「建築を含む社会そのもの、環境そのものの在り方を考え、本当の意味で豊かで人間的な暮らしとはどういったものかを提案していくのが、建築家の仕事です。」 この言葉を読んだとき、私は「建築家」という職業を、人々の快適な住まいを考えて、家を設計・建てる人。という浅い捉え方でしか見ていなかったことを大変恥ずかしくなった。 安藤忠雄さんは私でもその名を知っているほどの建築家。この本を通して、改めて建築家として、また社会人として素晴らしい方だということを感じました。 とくに心に留まった言葉 「私にとって建築とは、人間と世界を知るための一つの装置であり、同時にひとりの人間として私が、世界の一員として世界に問おうとする言葉であるということです。」p.92 「人間が、人間のために、人間の助けを借りてつくってゆくもの。それが建築です。」p.93 今まで自分の職業に対して、このように見たことがあるだろうか。自分にとってとても新鮮でした。 15歳に限らず、大人にとっても気づかせてもらえることがたくさんあるこの著書。「15歳の寺子屋」シリーズを今後も手に取ってみたと思った。
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建築家安藤忠雄が自らの半生を振り返りながら、15歳の読者に人生で大切なことはなにかを教授してくれる本。 中学生向けなので文章がとても読みやすい。しかし、侮るなかれ、自己の生い立ちもさることながら、安藤忠雄に影響を与えた吉田松陰の人生・東大寺の圧倒的な建築など、その内容はどの世代...
建築家安藤忠雄が自らの半生を振り返りながら、15歳の読者に人生で大切なことはなにかを教授してくれる本。 中学生向けなので文章がとても読みやすい。しかし、侮るなかれ、自己の生い立ちもさることながら、安藤忠雄に影響を与えた吉田松陰の人生・東大寺の圧倒的な建築など、その内容はどの世代の人間が読んでも示唆を受けられるはずだ。
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「学ぶ」ということの本当の意味をこの書はとても明快に示している。 学校の勉強がつまらない。 なぜこんな勉強をしなければならないのか、という思いがあるなら、 この本を一読してみるといい。 そして、社会と対話することを恐れずに、 自分の持てる力を社会に還元したいと考える若者が 一...
「学ぶ」ということの本当の意味をこの書はとても明快に示している。 学校の勉強がつまらない。 なぜこんな勉強をしなければならないのか、という思いがあるなら、 この本を一読してみるといい。 そして、社会と対話することを恐れずに、 自分の持てる力を社会に還元したいと考える若者が 一人でも増えてくれたらいいと思う。 安藤忠雄氏の体験に裏打ちされた言葉は、とてもシンプルだ。 ともすれば、さらっと読み飛ばしてしまうかもしれない。 読み終えた後、わかったつもりにならずに、 いろいろと反芻(はんすう)して考える、空白の時間をもつことが大事だろう。 大人の姿勢を正してくれる書でもある。
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安藤忠雄さんが若いころどんな暮らしをしたか、そして旅で何を得たか。よく知られたことですが、若者向けにくだいて表現されています。知識は長じてからでも身につきますが、感性はわかいうちに磨くべきだ、という安藤さんの言葉。東大寺のようなものを建てたかったら、東大寺が出来たときの背景を理解...
安藤忠雄さんが若いころどんな暮らしをしたか、そして旅で何を得たか。よく知られたことですが、若者向けにくだいて表現されています。知識は長じてからでも身につきますが、感性はわかいうちに磨くべきだ、という安藤さんの言葉。東大寺のようなものを建てたかったら、東大寺が出来たときの背景を理解していなければいけない。技術だけではだめで、教養を身につけるべし、と。こういうことを、きちんと子どもに伝えられるようになりたいです。 若者むけだと思いますが、大人にもこういう言葉が必要だなあ〜。
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バイブル。 目からウロコ過ぎて、興奮して、一週間寝不足になった。 自分の道の切り開き方が個性的でワクワクした。 あのページを、何度も何度も読む。
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学校にて「読んでおけ」と言われたので、持ち帰って読んだ。目の濁った若者ですみません…と思いながらも、15歳の寺子屋というだけあって時間もかからず読了できた。何か大きなことをやる人というのは、魂を揺さぶられるような旅をするものなのですね。自然・本物を見なければ何も分からない。
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建築は壮大な夢の実現。現実を正面から受け止め「構想力」と「実行力」で人間の暮らしを追求する。1000円
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とことん一生懸命やる。 こどもには空白の時間が必要。 こどもを信じて送り出す。 感性を磨くために本を沢山読むこと。 司馬遼太郎は必読。
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