王都炎上 の商品レビュー

田中芳樹【著】

2024/08/29

感想
創作物語。長さなどの単位まで創作するなんてこだわりがある。

イメージ的にはシルクロードが通る中東あたりかな？

物語の最初にある無敗の王の敗北について、無敗の割になんて無防備で単純な作戦だったのか。本当に無敗か？って思ってしまう。

あらすじ
パルス国の太子であるアルスラーンが初陣に望む。

敵のルシタニアはパルスに攻め入ったため、これを迎え撃つ形となった。

パルス国王は即位後、一度も負けたことがなく、勝利に揺るぎない自信を持っていたが、霧による視界不良と天然の堀、火攻めにあい、国王は捕虜となり、パルス国は無残に敗れる。

アルスラーンは若き万騎長のダリューンと共に、知将ナルサスの治める土地へと逃れる。

アルスラーンは世捨て人で才能はないが、絵にしか興味のないナルサスを宮廷画家に迎える約束をして、なんとか仲間にする。

ルシタニアの侵攻によりパルスの王都は陥落する。

アルスラーンたちは、さらに仲間を二人加え、パルスを裏切ったカーラーンの追撃を退ける。

ルシタニアに付く銀仮面の男は、パルスを憎んでいた。彼は前の王の子供のヒルメスだったのだ。

2023/12/30

漫画で読んだ後で
こうやって
また小説版を読む面白さ
壮大な物語の
始まりを感じるこの感じが好きです
漫画版を読んでいるおかげで
イメージが挿絵ではなく
漫画版で広がるような気持ち
この版は
解説があるのが好きです

2023/12/01

映画が公開された30年以上前に読んだ筈だが，完結もしたようなので再読．とはいえ，話は全く覚えておらず，新鮮．銀河英雄伝説を読了後に読むと，全体の思想と構成設計の共通性と異質性とが浮き彫りになり，著者の思うところ，著述業に対する哲学が透けて見え面白い．

2023/03/04

アマプラでアニメを観てどハマりしたので、読み始めた。銀英伝は噂には聞いたものの未読でした。中世ペルシアを舞台にした大河ファンタジーという、大好物な世界観に引き込まれてあっという間に読み終えました。霧深い平原から始まる物語は、絵画のように美しい光景が目に浮かび、古風な言い回しも、まさに大河作品といった趣きで刺さりました。忙しい日々を抜け出して物語を楽しみたい人へ。

2022/08/07

2022.8.1
まだ序盤。
色々プライベート忙しいのに読み出してしまった(T ^ T)
やばいな〜止まらなそう。
デルフィニア戦記も大好きだったので戦記もの弱いのかも…

2022/06/01

パルスの心優しい王太子・アルスラーンの成長が本当に楽しみ！！
万騎長たちダリューンやシャプール、キシュワードやサームなど魅力的なキャラクターがたくさん出てきます！

私のお気に入りキャラはナルサス。ダリューンとの夫婦漫才(?)など面白いです笑

2022/03/21

不敗の国王が君臨するパルス王国軍は、蛮族ルシタニアとの戦いにおいて、味方の裏切りから敗戦を迎え、王国は滅亡。王と王妃は囚われ、生き残った王太子アルスラーンは、勇者ダリューンや軍師ナルサスらとともに故国奪還を目指す。
銀仮面ヒルメスがアンドラゴラスに名乗ったところで1巻は終了。アルスラーンは天性の人たらし的な魅力で味方を増やしていく。完結を機に再読を始めました。

2022/02/13

ナルサスが魅力的！
冊数は多いけどライトに読めそうかなぁ…。
漫画は未読。
銀仮面の正体を引っ張らなかったのは良かった。

ここからどんなキャラクターが出てくるのか楽しみです。

2021/12/29

読んだのは角川文庫から出たやつです。
リストが並んだ時の見た目が嫌だったので、
出版社違うしイラスト違うけど現行の本で登録。

初版から読んでる者とすれば、
天野氏のイラストが良いです。

アルスラーン戦記、記念すべき第一巻。

2021/05/04

最初に読んだのは20年以上前、まだ10代の頃。数年前に完結していたことを知り、終盤の評価が低いのを承知の上で、全巻読破を目指して再び読み始めました。登場人物や舞台設定は完璧で、三国志、キングダムが好きな人は間違いなくハマるかと。中盤までは間違いなく面白いことは既に知っているので、中世ペルシャの世界観を楽しみたいと思います。