ガリバーの冒険 の商品レビュー
文・井上ひさし、絵・安野光雅というゴールデンコンビ初期の作品の絵を書き直したもの。井上没後の出版。 絵も文もいいのはいうまでもない。 後書きを読んで、もう一度絵を見直すと、新たな発見が。 井上ひさしらしき人がいる、とか、これはドン・ガバチョ?とか。 大人のほうが楽しいかも。それも...
文・井上ひさし、絵・安野光雅というゴールデンコンビ初期の作品の絵を書き直したもの。井上没後の出版。 絵も文もいいのはいうまでもない。 後書きを読んで、もう一度絵を見直すと、新たな発見が。 井上ひさしらしき人がいる、とか、これはドン・ガバチョ?とか。 大人のほうが楽しいかも。それも還暦くらいのね。
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安野光雅の絵が見たくて読んだ。平家物語の絵を先に見たので外国の風景や人を描くとどうなるのか想像がつかなかったけど、見てみるとすごくマッチしてた。色彩がカラフルだからだろう。でもヴィヴィッドな感じはなく優しげ。
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井上ひさし×安野光雅による ガリバーの絵本。 そもそも 「世界名作童話劇場 ガリバー」(日本リーダーズダイジェスト社1969刊)という本の文を井上ひさしさんが書いていて、本文そのままに、 表紙画を除くすべての絵を安野光雅さんが描き直されたとのこと。 物語は小人の国に漂流してしまったガリバーの話の一部のみですが、 安野光雅さんのイラストが とても合っていていい。 ラストのガリバーの顔がいきなり変わっているのは ちょっと・・・。 小人にメガネの人がいるとか、船にメガネマークがついてるとかのレベルでなく・・・変じゃないでしょうか(^_^;)
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井上ひさしさんが文章、安野光雅さんが絵を担当したガリバー旅行記の共作絵本。 もともと1969年に出された絵本で、今回の再刊でガリバーの髭などを前面書き加えたそうだ。 安野光雅さんはただ絵を描くだけでなく面白い仕掛けをほどこすのだけど、今回はページのあちこちに井上ひさしさんそっくりのキャラクターが描かれていて探すのが楽しい。 最終ページになると、なんといきなりガリバーの顔が井上ひさしさんになってたりとびっくり楽しい驚きも。 遊び心いっぱいの楽しい絵本に仕上がっている。
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表紙は精密で美しい絵。中身はざっくりとして勢いのある絵。どちらも素敵です。1969年に日本リーダーズダイジェスト社から出版された井上ひさしさん・文の絵本で、表紙以外はすべて描き直したそうです。1969年版は見たことがないので、どのように変わっているのかわからないのですが、表紙絵も中身もそれぞれの味わいがあってやはり素敵です。最終ページのガリバーの顔は井上さんに似せて描いたものだそうで、確かに似ています(このページだけガリバーの顔が違う!)。その辺も注意して見ると面白いです。
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トットちゃんこと黒柳徹子さんによる帯の宣伝コピーにこうある。「井上ひさしさんを探して!安野光雅さんは絵の中に秘密をもぐりこませた。面白いったら!!」あら、ホント!眼鏡をかけた登場人物?いるわ、いるわ、パロディっぽくて楽しめる遊び心いっぱい。この絵本は1969年に刊行されたものを...
トットちゃんこと黒柳徹子さんによる帯の宣伝コピーにこうある。「井上ひさしさんを探して!安野光雅さんは絵の中に秘密をもぐりこませた。面白いったら!!」あら、ホント!眼鏡をかけた登場人物?いるわ、いるわ、パロディっぽくて楽しめる遊び心いっぱい。この絵本は1969年に刊行されたものをリメイク。 子供の頃読んだリアルな挿絵が印象的な少年少女世界文学だったか?定かではないが「ガリバー旅行記」(^_^;) 大人になってまた目にするとは・・・懐かしさもありつい買ってしまったのだった。ブルーの色づかいも心を高揚させて元気が出る! 苦しいこともあるだろうさ 悲しいこともあるだろうさ 泣くのはいやだ笑っちゃおうって、何か不思議だけど、今は亡き井上ひさしさんからエールを送られてるような心持ちになってくる作品だ。
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ガリバー旅行記。 原作は、未だに全部は読んだこと無いな・・・ 安野さんの絵は、なつかしくもあり、それでいて洗練されていて、大好き。
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