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お前なんかもう死んでいる の商品レビュー

3.4

38件のお客様レビュー

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2021/11/26

最近有吉さんを好きになって、読んだ本。印象が少しだけ違った。きっと、今の有吉弘行さんだったら思わないこともあるのではないだろうか。 どん底を見て、常にリスクヘッジを考えるネガティブな生き方を堂々と選択されていること、堅実なやり手だなと思う。 お聞きしたいことは、なぜ一貫して「...

最近有吉さんを好きになって、読んだ本。印象が少しだけ違った。きっと、今の有吉弘行さんだったら思わないこともあるのではないだろうか。 どん底を見て、常にリスクヘッジを考えるネガティブな生き方を堂々と選択されていること、堅実なやり手だなと思う。 お聞きしたいことは、なぜ一貫して「芸能界」で「お笑い芸人」だったのかということ。もちろん、AV男優やホームレスになる可能性も揶揄されてはいたが、結果的に有吉さんはずっと「お笑い」畑にいた。それは本に書かれている通り、他に選択肢がなかったからか、お笑い芸人ではない形でブレイクしたことで、「芸人として売れたい」想いが残っていたのか、それとももっと根本的なところで「お笑いが好き」だったのか…… オール巨人さんの弟子となるオーディションに出たときから、有吉さんは「お笑い畑」を選択されている。そのときにはまだ、他にも多くの選択肢があったはずだ。若くして、自然と行動エネルギーが湧くほど「お笑いが好き」だったから、なのだろう。 そして、その畑で返り咲くことができている。結果論だが、有吉さんの選んだ道は合っていたと言えるだろう。 「自分の一生を決める、畑の選択」 なんとなくであれ、若いうちにある畑を選択をして、その畑で一生を生きていけることが、私からは眩しく見える。

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2021/08/08

ずっと月収30万円あれば無敵とか、人には過小評価されている方が良いという意見に納得。といっても、僕はお金使っちゃってるなぁ。

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2021/07/31

さすがに一般人とは異なる経歴だが、著者の人生を知れる。中身は現実的なことばかり(特にお金について)書かれている 個人的にはかなりのヒット 自分自身がかなり著者の考え方に似ているため、納得と共感の内容だった 金こそすべて、金がないと安心できない 固定費は上げるべきではない 「寂...

さすがに一般人とは異なる経歴だが、著者の人生を知れる。中身は現実的なことばかり(特にお金について)書かれている 個人的にはかなりのヒット 自分自身がかなり著者の考え方に似ているため、納得と共感の内容だった 金こそすべて、金がないと安心できない 固定費は上げるべきではない 「寂しい」と言わず、孤独を当たり前にしろ 中身を磨くより整形して外見を磨くべき 自分はできる人間だ だなんて思わないこと 人を見抜く力は大切 仕事の能力よりも運や時流 自分より上の人を見るのではなく、下の人(ホームレスなど)を見て安心せよ 月収30万円あれば一生幸せだ あいさつと天気の話をできるようになれ 自分に対しては足るを知る 今の自分を受け入れつつ、先行投資をする メンタルが落ち込んだときにまた読みたい本

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2021/06/07

10年ぶりくらいに再読しました。 「下積みの苦しみ」と「堕ちていく苦しみ」を比べるならなら、後者の方がツラいと聞きます。 本著は有吉のその「堕ちていく苦しみ」を垣間見れます。 また、浮上のきっかけでもある「アダ名付け」に関する記述はほとんどなく、内Pに関する記述にページを割いて...

10年ぶりくらいに再読しました。 「下積みの苦しみ」と「堕ちていく苦しみ」を比べるならなら、後者の方がツラいと聞きます。 本著は有吉のその「堕ちていく苦しみ」を垣間見れます。 また、浮上のきっかけでもある「アダ名付け」に関する記述はほとんどなく、内Pに関する記述にページを割いているところが有吉らしいと思いました。 後半の部分は「金物屋のババアの手芸品」のくだり以外はいまいちでしたが、前半部分はとても興味深く読めました。

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2020/05/31

自分の内省的な文面中心であるが、サラリーマンでもと読者目線に寄り添う文がたくさん。そのサラリーマンでも、の文が示唆に富む。どん底は人を強くすると思えた本。

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2019/11/06

本当に性格が悪い。 人の優しさにつけこむ。 お金のが全てだと思っている。 しかし、こういう人が芸人であるべきだとも思う。 常人では考えつかないような社会不適合者だからこそ、それを見てみんなが安心して笑える。 ワイドショーでまともなことを言うことや品行方正が芸人に求められるように...

本当に性格が悪い。 人の優しさにつけこむ。 お金のが全てだと思っている。 しかし、こういう人が芸人であるべきだとも思う。 常人では考えつかないような社会不適合者だからこそ、それを見てみんなが安心して笑える。 ワイドショーでまともなことを言うことや品行方正が芸人に求められるようになってきた現代だからこそ、これが芸人なのだということを再認識させてくれる本でした。 お金、お金といっている人間が使いきれないくらいにお金と名誉を手に入れたらどうなるのか。 この本を書いた時から変わらず大人気の有吉さんにもう一度この本の通りに思っているのかは聞いてみたいなと思いました。

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2019/04/30

売れてない頃を知らないけど、なかなかのどん底感。終始いざという時のために貯金しとけっていう。上島さんがボロクソに言われてるところで笑う。

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2019/01/04

今を時めく有吉弘行がちょうど二発屋として出たての頃に書いた本。 芸能人の話なので応用はできないが、自伝としては面白かった。

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2018/10/12

どん底を経験した同氏の価値観。売れていた時からいつか落ちると思ってお金を貯めていたというのは、驚いた。 マネはできないが、参考になることも多かった。 (108)

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2015/08/16

「希望のない生」を生き抜く処世術。 有吉さんの哲学の詰まった1冊です。 いろいろと自己啓発書やエッセイが世には溢れていますが、なかなかこういった前向きでないというか、卑屈というか、それでいて嫌味じゃない本って、ないですよね。 一切ブレず、徹底して「生きるのに必要なのはお金」と...

「希望のない生」を生き抜く処世術。 有吉さんの哲学の詰まった1冊です。 いろいろと自己啓発書やエッセイが世には溢れていますが、なかなかこういった前向きでないというか、卑屈というか、それでいて嫌味じゃない本って、ないですよね。 一切ブレず、徹底して「生きるのに必要なのはお金」と述べていて、夢や希望があっても霞を食べて生きていくわけにはいかないので、共感するところも多かったです。 要は、「リスクマネージメントをしっかりしましょう」ということなんだと思います。 以前は「35年ローンで家を買う」というのは、わりと一般的なことだと思っていましたが、それだけの負債を抱え込むって、冷静に考えればものすごいことですよね。 私も体調を崩して、所謂「もう社会復帰できないかも」というところまで落ちたことがあるので、常に「今の状態がずっと続くはずがない」という危機感は持っていて、今の仕事を続けられなくなった場合の別の生き方について、とか、もしもの時の備えとしての貯金、とか、すごく考えます。 不安定な社会だからこそ、私たちはいつも「自分が落ちてしまうかもしれない」ということに対して備えるべきだし、そうなった時に心を平静に保つための「拠り所」を持っておくべきなんでしょうね。 有吉さんのような生活を数ヶ月続けただけで、相当心が病みそうですが・・・ブレずに狂わずに生き抜いたことが本当に素晴らしいなと思わずにいられません。 驕ることなく備えた有吉さんがいたからこそ、今の有吉さんがいるんですよね。 ある種のバイブルにも成りうる1冊だと思いました。 「もう人生どん底だ」と思ったら、ぜひ読んでほしい1冊です。

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