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地図から読む歴史 の商品レビュー

3.8

15件のお客様レビュー

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2023/05/27

ブラタモリを飽きずに見られるならと思い読む。 都ができた頃から戦国〜江戸と、地図から歴史を紐解いていく。さらには土地の名称や読み方、溜池や市内道路の呼び名などまで様々な話も。 学術的な裏付けとともに説明される様子は、歴史側からも地理側からも興味深いストーリーで読んでいて楽しい。

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2021/10/08

 いったいどうしてこのような地名が付いたのか、古道はどのあたりを通っていたのか、そしてどうしてそのことがわかるのか、ということを解説してくれている。楽しい読み物ではなくて、おそらくは古代の歴史をしらべる作業はすべてそうなのだろうが、地味である。そして自分の地元のことであればもう少...

 いったいどうしてこのような地名が付いたのか、古道はどのあたりを通っていたのか、そしてどうしてそのことがわかるのか、ということを解説してくれている。楽しい読み物ではなくて、おそらくは古代の歴史をしらべる作業はすべてそうなのだろうが、地味である。そして自分の地元のことであればもう少し興味を持って読めるのかもしれないが、あまりなじみのない地方こととなるといまいち実感もわきにくい。歴史を調べるというのはこういうことなんだ、という雰囲気を知るのにはいいと思うが、とにかくまじめな固い本。

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2021/03/14

地名の由来はその土地の歴史が詰まっていて、知的好奇心を刺激する。 なぜそんな読み方なのかとか、理由を知るとその土地の見え方も変わってくる。 自分の住んでいるところとか、身近な所をまず深掘りしたくなる。

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2020/02/19

2017年9月「眼横鼻直」 https://www.komazawa-u.ac.jp/facilities/library/plan-special-feature/gannoubichoku/2017/0901-5566.html

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2015/08/17

20150810B&Bで購入。図書館未所蔵。 条里制って何なのか知りたかったこともあって購入。 歴史地理学なんて興味深い学問があるなんて、素敵すぎる。 なぜその場所にある特定の役割が持たされたのか、城が築かれ、都が置かれ、道が作られたのか。なぜ山にそんな名がついたのか。地...

20150810B&Bで購入。図書館未所蔵。 条里制って何なのか知りたかったこともあって購入。 歴史地理学なんて興味深い学問があるなんて、素敵すぎる。 なぜその場所にある特定の役割が持たされたのか、城が築かれ、都が置かれ、道が作られたのか。なぜ山にそんな名がついたのか。地理学的な視点から説明していく足利先生の思い入れたっぷりさに、ドン引き手前ギリギリである。しかしこの熱さがスバラシイ!

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2014/08/16

2014年7月27日に行われた、第17回ビブリオバトルin生駒で発表された本です。テーマは「海・山」。

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2014/08/05

全く違った視点から歴史を眺めることができて非常に面白い。予備知識の多かった信長・秀吉・家康編はとくに新しい見方が出来てワクワク読み進めることができた。

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2013/09/04

 古地図を元にして歴史を研究する本、という感じでしょうか。地名や道の有様などを史料として昔の都市の様子や、都市づくりのプランがどんなものだったかなどを考えていく。  こうした視点の本になかなか出会えないので面白かった。  底本・「景観から歴史を読む -地図を解く楽しみ」 日本放...

 古地図を元にして歴史を研究する本、という感じでしょうか。地名や道の有様などを史料として昔の都市の様子や、都市づくりのプランがどんなものだったかなどを考えていく。  こうした視点の本になかなか出会えないので面白かった。  底本・「景観から歴史を読む -地図を解く楽しみ」 日本放送出版協会 1998年

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2013/09/01

面白い。 あまりに自信たっぷりに書かれているので、信じてよいのか心配になった。 古代の話は、自分では全く調べようもないのだが、大阪の「筋」が南北に通り、東西が「町通り」であるという話は、現代の地図でも明らかに読み取れるので、主張に納得するしかない。そこから類推して、他の話も信用す...

面白い。 あまりに自信たっぷりに書かれているので、信じてよいのか心配になった。 古代の話は、自分では全く調べようもないのだが、大阪の「筋」が南北に通り、東西が「町通り」であるという話は、現代の地図でも明らかに読み取れるので、主張に納得するしかない。そこから類推して、他の話も信用すべきなのだろうと思った。

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2013/07/01

地形と歴史の関連を探った本を続けて3冊読みました。 東京の自然史 貝塚爽平 1979年 地形からみた歴史 日下雅義 1991年 地図から読む歴史 足利健亮 1998年 原本の出版が新しいほど読みやすく、平易な文章です。また、扱われている歴史の年代も古い出版のものほど古くなって...

地形と歴史の関連を探った本を続けて3冊読みました。 東京の自然史 貝塚爽平 1979年 地形からみた歴史 日下雅義 1991年 地図から読む歴史 足利健亮 1998年 原本の出版が新しいほど読みやすく、平易な文章です。また、扱われている歴史の年代も古い出版のものほど古くなっています。 「地図から読む歴史」はNHKで放送された番組のテキストなので、とても読みやすかった。内容も「へぇ」「ほぉ」がたくさん。説得力があるのが近世編。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康は、やっぱり、ただの戦国大名じゃないなぁ。考えることが飛びぬけてる。

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