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おとなの進路教室。 の商品レビュー

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52件のお客様レビュー

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2024/10/09

現在、30代序盤の私。仕事もひと通りこなせるようになって、育休も終盤にさしかかり、なんとなく人生の波を越えたなと思う(このあと仕事家事育児で地獄を見るであろうことは置いておいて)。 この本は「おとなの」進路教室ということだが、作者が高校生の小論文の講師とのことだったので、高校生...

現在、30代序盤の私。仕事もひと通りこなせるようになって、育休も終盤にさしかかり、なんとなく人生の波を越えたなと思う(このあと仕事家事育児で地獄を見るであろうことは置いておいて)。 この本は「おとなの」進路教室ということだが、作者が高校生の小論文の講師とのことだったので、高校生にも伝えられる何かがあるかもしれないなと思って手にした。結論から言うと、「おとなの」ための本だった。もちろん高校生が読んでも、得るものは多いと思うが。 小中高ときて、大学へ進む進路とは違う。 大学から新卒で就職するのともちょっと違う。 自分の生き方やその原点に立ち返るための本だと思った。だから、読んでいて身に覚えのあることも多くあったし、耳が痛い言葉もあった。 タイトルからして、転職を考えている人が手に取りやすいと思うけれど、30代の人たちに等しく読んでもらいたい作品だった。 私たちの人生は、今まで生きてきた分の倍以上もあるはずだ。まだ見ぬこれからの進路を考えるために、この作品を読めてよかった。

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2024/02/09

読んでいて、痛みを感じることが多い本でした。 「教室」というタイトルに反して、何かを与えられる感じはまったくせず、気づけばただ自分を、周りを省みている、というような内容でした。 少し失礼になりますが、たぶん、著者は文章がそれほど上手くないんですね。だから、読んでてあちこちで引っ...

読んでいて、痛みを感じることが多い本でした。 「教室」というタイトルに反して、何かを与えられる感じはまったくせず、気づけばただ自分を、周りを省みている、というような内容でした。 少し失礼になりますが、たぶん、著者は文章がそれほど上手くないんですね。だから、読んでてあちこちで引っかかります。でも、その引っかかりがあるから考えるきっかけになるというか。この本を読んで得たのは内省だなと思います。 特に痛みを感じた場所 ・仕事と勉強の違い。自分は仕事をしているのか?勉強しているのか? ・外を見ないと自分は見えない ・選ぶ自分はどこにいる? ・自分の立脚点(一貫したスタンス、のようなものと解釈)

Posted byブクログ

2023/05/03

仕事にまつわるコラム集。 ・時間軸を加えたwant, must, can ・やりたいことは、どの立ち位置を取るかで変わる。仕事だけでなく、テーマ、実現したい世界観 ・やりたいことは人とのつながりの中で ・仕事か勉強か

Posted byブクログ

2023/03/10

本書は問題解決の特効薬でもなければ、指南書でもない。著者の思いや考えに触れて、自分で考えることを促される。読んでて頭熱で頭がいたくなるし、恐らく著者の伝えたいこと何割も理解できていないだろうと思う。でも、そうやって繰り返し考えることの大切さは十分に伝わった。

Posted byブクログ

2022/06/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「一番底を知った人間は明るい」、「ものはひらいた手でしかつかめない」、「選ぶ自分はいるのか?」、「生身の自分ひとつで、仕事をして、5千円稼いでくる」、「他者に目を向けなければ、自分は見えてこない」、「いつかより強くなって…という視点は、その真の課題に向き合う億劫さから、目をそらすのに、使われやすい」、「立脚点」

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2022/05/26

自分の考えを引き出すのに役立つコラム集 目新しい意見が書いてあるわけでもなく、この手の自己啓発本にありがちなもの ただ、自分ならどう答えるか?どうするか?という問いと共に読み進めれば何か得るものがあるかも want、can、mustは、似たようなことを娘に話したなぁ 自分が...

自分の考えを引き出すのに役立つコラム集 目新しい意見が書いてあるわけでもなく、この手の自己啓発本にありがちなもの ただ、自分ならどう答えるか?どうするか?という問いと共に読み進めれば何か得るものがあるかも want、can、mustは、似たようなことを娘に話したなぁ 自分がしたいこと、できること、お金になることで、それぞれ何にあたるのかという事をわかりやすく例えたんだよね 趣味、夢、天職、仕事等々についてはtwitterでも見た気がする ここでは want:将来像 can:過去からの積み重ね must:現在取り組むべきもの という感じの説明になってる 他にも 「職業名」×「テーマ」×「実現したい世界観」というのも、考えを具体化するために有効 職業だけを思い浮かべても何をしたいのかは漠然としているしね モデルケースとなる既存の存在があればいいけど、そこに至るまでの考え方としてわかりやすい ちょっと異論があるのは、仕事と勉強について 個人的には、仕事で勉強してもいいと思う それ込みで採用しているのが日本型の雇用では? こんなスタンスは意識高い系の人たちにまかせておけばいい

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2022/04/26

仕事で日々もやもやとして過ごしていたので手に取る。 私は働くということの本来の意味を忘れてしまっていたようで。そうだよ!人に喜んでもらったり、役に立ったりすることだったよ! 自分に振られる仕事をいかに効率よく右から左へ流すか、みたいなことしか考えていなかった。効率は大事だけど...

仕事で日々もやもやとして過ごしていたので手に取る。 私は働くということの本来の意味を忘れてしまっていたようで。そうだよ!人に喜んでもらったり、役に立ったりすることだったよ! 自分に振られる仕事をいかに効率よく右から左へ流すか、みたいなことしか考えていなかった。効率は大事だけど、もっと周りを見ないと。だからひとりよがりでもやもやとしていたのかもしれない。 もやもやしていないで、自分はもっとできると手を挙げてアピールしなければ。思っているだけでは伝わらない。 もっともっといろんなことをやる、やらせてもらう。いろいろな人と関わる。それで自分が見えてくる、らしい。きっといろいろ大変だとは思うけど、大きなものを得られるはず。自分から動け〜!!

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2022/04/12

タイトルに「教室」と入ってはいるものの、進む道を教えてくれるわけでもなく、問題を解決してくれるわけでもない。方法論が書かれているわけでもない。 著者や読者と一緒に考えたり、感じたりしてみると楽しめる本だと思います。 私は、何かにぶつかったときにこの本を読み返すことが多いです。...

タイトルに「教室」と入ってはいるものの、進む道を教えてくれるわけでもなく、問題を解決してくれるわけでもない。方法論が書かれているわけでもない。 著者や読者と一緒に考えたり、感じたりしてみると楽しめる本だと思います。 私は、何かにぶつかったときにこの本を読み返すことが多いです。 そして、「生きていくってこういうことなのかもしれない」となんとなく思って次の日に向かいます。 自分の心が少しだけ前に向けられる…そんな本です。

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2021/12/19

似たようなビジネス書ばかり読んでいて少しマンネリしてきたので、手を伸ばしてみました。 答えを示すような本では無いので、これっ、という印象もないですが、作者含むいろんな人の考え、悩みに触れる機会は、自分の考えや悩みを整えてくれれような効果も多少あったかなと思います。

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2021/01/24

こうすれば正しい選択だ!ということは書かれておらず、「ちょっとした違う視点の考え方」を見せてくれる本。 大きなことでも小さなことでも今悩んでる方は、 心が軽くなるので、読むといいと思う。寄り添ってくれる友達みたいな本。 ただ、「仕事は勉強とは違う」というところあたりから、著者の...

こうすれば正しい選択だ!ということは書かれておらず、「ちょっとした違う視点の考え方」を見せてくれる本。 大きなことでも小さなことでも今悩んでる方は、 心が軽くなるので、読むといいと思う。寄り添ってくれる友達みたいな本。 ただ、「仕事は勉強とは違う」というところあたりから、著者の考えには納得がいかないところがあった。 仕事でもインプットは大事であって、新人さんの中にはそのインプットの対象だったりやり方を分からない方、手段を持たない方はいる。 読者の方からのメールを多く掲載している本著。 仕事を辞めたいと新人から相談を受けた上司の方のメールを見て、あぁ、こんな上司なら辞めるだろうなあ…と思った。案の定、彼は辞めたらしい。 インプットしたこと、自分の軸に固執して、新人さんのことを決めつけ、きちんとフォローも出来ないのは誰なのか? 新人さんが夜も眠れないというのは既に限界にきている証拠であり、辞めたいという相談は合図であり。 いくら自分がこうして、本だったりセミナーで思考力や知識を身につけたと思ったところで 目の前の人間をフィルターをつけて見て、ちゃんとコミュニケーションがとれないなら、なんの意味もないのだと思った。

Posted byブクログ