聖女の救済 の商品レビュー
聖女の救済・・・何が救済だったのか。このタイトルの意味が分かると、1年間も守り続けた綾音の行動力に圧倒されます。 まあこんな夫は救済しなくてもいいんですけどね。 この前読んだガリレオシリーズもそうでしたが(たぶん『ガリレオの苦悩』)16年も前の作品だから仕方ないけど、「女だから...
聖女の救済・・・何が救済だったのか。このタイトルの意味が分かると、1年間も守り続けた綾音の行動力に圧倒されます。 まあこんな夫は救済しなくてもいいんですけどね。 この前読んだガリレオシリーズもそうでしたが(たぶん『ガリレオの苦悩』)16年も前の作品だから仕方ないけど、「女だから」みたいな言い回しがちょこちょこあるのが気になってしまいました。
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容疑者Xの献身に続く、ガリレオシリーズ長編第二弾。 ハウダニットかと思いきや、いやいやフーダニット?を行き来しながら、結末に向かい一気に進んでいく。 あっと言う間に読み終えました。 悪男に対しては聖女。 原因と結果を考えた時、このタイトル回収が物凄いことは、容疑者Xの献身もそうだ...
容疑者Xの献身に続く、ガリレオシリーズ長編第二弾。 ハウダニットかと思いきや、いやいやフーダニット?を行き来しながら、結末に向かい一気に進んでいく。 あっと言う間に読み終えました。 悪男に対しては聖女。 原因と結果を考えた時、このタイトル回収が物凄いことは、容疑者Xの献身もそうだったが、こちらもそうだった。
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どういうトリックかは分からないけどどこに罠があるかはなんとなく分かる。3.5⭐︎くらい、そんな感じのミステリだった。相変わらず読みやすく理解しやすくて良い。
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ドラマ版観てたはずなんだけど全く内容を覚えてなかった。 最初、犯人がサイコ女なのかと思ってたけど、真相は想像以上だった。 草薙の恋愛描写についてはあまり伝わらなかったかな~
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かなり前に読んだ筈なのに、未だに褪せない。聖女の救済というタイトルに心を掴まれます。タペストリーも相まって、華やかな印象と殺意の毒々しさが際立ちます。
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面白かったーーー!!!! 「聖女の救済」ってそういう意味かー!!! どう考えてもこの人が怪しい… とは思いつつも、なかなか解決に繋がらず。 ラスト100ページぐらいからは心拍数が高まりっぱなし。笑 草薙の刑事としては優秀だけど、武骨で不器用な感じ好き。薫がiPodで福山雅治を聴いてるのはニヤリ。 あるインスタグラマーさんが「睡眠時間を削っても一気に読みたくなる本」として紹介してたんだけど、深く頷ける! ネタバレ———— ただ、一個だけどうしても引っかかったんだけど、 綾音が自分がそういう体質だと打ち明けるぐらいに慕った女友達なのに、「好きになった」とか「お付き合い始めた」とか言わないのさすがに変じゃない? いくらお互い同じ人が好きでも、紹介してきたのは潤子だし。綾音は打ち明けられない大きな罪悪感(背徳感?) を持ったままいられるタイプなのかな。。。 ほんでヒ素送りつけてくる潤子も潤子よ。笑
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ガリレオシリーズ第5弾。やっぱりガリレオシリーズは面白いですね。 実写で観たと思うのですがこんなに面白かったかなぁ?ってなりました。 ちょっと内容やキャラが実写と原作で違うんですよね。 個人的には原作のか面白いですが、実写はイメージの補完としていいです!
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4.6 ミステリー(ガリレオシリーズ) あらすじ 真柴綾音は夫、真柴義孝に"子供の産めない女はいらない"と言われる。そこで、綾音は傷つき綾音だけが地元に帰る。地元に帰り、1日が経ったとき、義孝が死亡する。義孝は毒で死んだことが判明するが、自殺か他殺かが分からな...
4.6 ミステリー(ガリレオシリーズ) あらすじ 真柴綾音は夫、真柴義孝に"子供の産めない女はいらない"と言われる。そこで、綾音は傷つき綾音だけが地元に帰る。地元に帰り、1日が経ったとき、義孝が死亡する。義孝は毒で死んだことが判明するが、自殺か他殺かが分からない。結果的に他殺なのだが、どのようにして殺されたのかが分からず、試行錯誤する。そこで、湯川に依頼をしたが、殺された状況を見て、これは"完全犯罪だ"と言う。 真柴綾音には宏美というパッチワークの弟子がいるが、宏美と義孝の関係は……。 感想 女性は昔のことを根に持つのを知って、一つ一つの言葉を大事にしながら接しようと思った。それにしても、義孝はあまりにもひどいなと思った。容疑者Xの献身と同じくらい面白かった。最初は少しずつしか進展していかないが、後半につれ、どんどん進展していくので、この意味はこうだったのか。と頭でどんどんバラバラだった線が繋がっていった。 読み応えがあって面白かった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
タイトルを読んだ時誰かが誰かと助けるために殺人を犯したのかと想像しました。よくある設定だと、不幸な状態の人がいてそれを不憫に思った人がその不幸(例えばDV)をしている人を殺害してしまうような。そんな話を想定しながら読んでいたので展開に驚きました。個人的に真柴義孝は最低だなと。でもこんな人多いよなぁ。別に自分がすごいわけでもないけど、ここまでひどい人間でもない。でも津久井潤子のように自分の命を捨ててしまえるほど人を愛せない。私は欠落した人間なんだなと思った。
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大事な時用にとって置いた一冊。 草薙刑事が容疑者に恋をしてしまうお話。 内海刑事が物語中盤でガリレオ先生に協力を求めるが、謎解きが主体にならずに心理描写が中心で進む。 とても良かった。全体の雰囲気も緊迫しすぎず、生々しくなり過ぎず。 トリックは奇抜だが嫌味がなく、上品な印象さえ...
大事な時用にとって置いた一冊。 草薙刑事が容疑者に恋をしてしまうお話。 内海刑事が物語中盤でガリレオ先生に協力を求めるが、謎解きが主体にならずに心理描写が中心で進む。 とても良かった。全体の雰囲気も緊迫しすぎず、生々しくなり過ぎず。 トリックは奇抜だが嫌味がなく、上品な印象さえあった。 最後にタイトルの意味がわかった時、ストンと府に落ちたというか、驚くと同時に理解もできたという感じだった。 こう言うと変だが、好感の持てる犯人だった。
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