おとぎ話の忘れ物 の商品レビュー
本の装丁と序文にびびっときて購入したものの、そこ以外はあまり魅力を感じませんでした。装丁は本当にお気に入りなので、そっと仕舞っておきたい一冊。
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かなりの小川洋子ファンを自認する私ですが、本書は良さがまったくわかりません。 樋上公実子さんの絵も一枚を除いて良さがわかりません。 当然、この絵にインスパイアされて書かれたであろう物語りもわかりません。 わからなさ具合いをネタに一筆書く気力すらわきません。 有名な童話を下敷きにし...
かなりの小川洋子ファンを自認する私ですが、本書は良さがまったくわかりません。 樋上公実子さんの絵も一枚を除いて良さがわかりません。 当然、この絵にインスパイアされて書かれたであろう物語りもわかりません。 わからなさ具合いをネタに一筆書く気力すらわきません。 有名な童話を下敷きにしてはいるものの、童話とは呼びがたいお話しだし、この作品からさらに想像力を羽ばたかせる余地があるように感じられません。 以上、ないないづくしの感想でした。
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キャンディー屋の奥にある「忘れ物図書館」には、世界中の忘れ物保管室に置き去られた数々のおとぎ話が収められている。 そこでは誰でも思う存分1人きりの時間を過ごせ、死者と会話するような完全な静寂を味わえるのだ… ぞくっとするストーリーと艶かしい絵が一体となって、独特の妖しい世界...
キャンディー屋の奥にある「忘れ物図書館」には、世界中の忘れ物保管室に置き去られた数々のおとぎ話が収められている。 そこでは誰でも思う存分1人きりの時間を過ごせ、死者と会話するような完全な静寂を味わえるのだ… ぞくっとするストーリーと艶かしい絵が一体となって、独特の妖しい世界が織り成されているのが魅力的。 ラストを読んだあと、つい冒頭に戻って読み返してしまった。
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「残酷な童話」が今ではちょっとありきたりになってしまったので、思ったよりも…な印象。 絵は素敵。文庫ではなく単行本のほうが良かったかも。
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樋上公美子さんの画と小川洋子さんの物語が、実によく合っていて、そのどちらが違っても成り立たない。 どれもよいけれど、「人魚宝石職人の一生」が特に。
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期待していたほどのグロテスクさではない。小川洋子さんの幻想的な物語、という感じでもない気がして、じゃぁ何なんだ、って言われると、「童話なのだ」と思う。 個人的には人魚の話が好き。だけど、ずきんクラブの行き過ぎた感じも良い。 最後まで、何だったんだろう?って思える小説が良い小説なん...
期待していたほどのグロテスクさではない。小川洋子さんの幻想的な物語、という感じでもない気がして、じゃぁ何なんだ、って言われると、「童話なのだ」と思う。 個人的には人魚の話が好き。だけど、ずきんクラブの行き過ぎた感じも良い。 最後まで、何だったんだろう?って思える小説が良い小説なんだろう、と思った。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
桶上さんの絵が、残酷でちょっとエロチックで、素敵です そして、小川洋子さんのお話を読んでいると こちらの方が、本当の大人のおとぎ話だよと思ってしまう 残酷だけど、本当の人の心に沿っているように思うのです あっという間に読んでしまうけど、何回も読んでしまいそうな どこから読んでもいいような、絵だけ見ていても楽しめる ちょっとお徳に感じちゃう本です
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