星に願いを、月に祈りを の商品レビュー
誰かの為に祈ったり願ったりすることは回り回って自分に返ってくるのだなと思った。 枝分かれした世界が互いに共鳴し合う素敵な関係性となった。ラジオは一つのキーアイテムだった。綺麗な小説でした。
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【私達は偶然の生に自分で意味づけをし、人と交わりながらやがて大切なものや生きる意味を見つけていく】 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 小学生の夏、宿泊体験の夜に宿を抜け出し、蛍を見に行った大介・麻里・アキオ。 迷子になった真夜中の森で不思議なラジオ番組「星空レディオ・ショー」を聞いて…? ...
【私達は偶然の生に自分で意味づけをし、人と交わりながらやがて大切なものや生きる意味を見つけていく】 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 小学生の夏、宿泊体験の夜に宿を抜け出し、蛍を見に行った大介・麻里・アキオ。 迷子になった真夜中の森で不思議なラジオ番組「星空レディオ・ショー」を聞いて…? 自然の音、部活の掛け声等臨場感をある音に、紡がれる星や宇宙の話、うさぎとカラスの物語といった神秘的な話が混ざりたい、物語全体としてとても不思議な雰囲気を纏っていました。 メビウスの輪の話など、数学的、哲学的な話があちこちに星のようにちりばめられていて、非日常な空間に身を置かなくても、考え方ひとつで世界はとても不思議な場所に変わるのが面白いなと思いました。 また、特に好きなのが星空の描写。 同じ中村先生のBang Dream!では、主人公の香澄は幼い頃星を見た体験を「星の鼓動を聞いた」と生き物のように表現しているのですが、今作では哲学的に、星や宇宙を自分の認識している「世界」の一部として捉えており、中村先生の描写・捉え方ののバリエーションに舌を巻くと共に、一人一人それぞれに星の解釈って変わるんだなと思わされました。 反対にどちらの作品も音楽や歌詞が多様されているところ、「聞こえる?」という言葉で誰かに語りかけているところは、中村先生の作風スタイルや思いを伝えることへの信念が見えて、やっぱり好きだなあと思いました。 皆さんの夜空にも、優しい星が流れますように。
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「キャンプの夜」 ホタルを見せたくて。 真夜中だから気付く方が難しいことだけど、夜間の見回りもしておくべきなのでは。 「約束を探して」 必死に頑張ってきた。 真剣に向き合い練習を続けてきたからこそ、負けて悔しいと涙を流したのだろうな。 「約束の世界」 家出した先での生活。 一...
「キャンプの夜」 ホタルを見せたくて。 真夜中だから気付く方が難しいことだけど、夜間の見回りもしておくべきなのでは。 「約束を探して」 必死に頑張ってきた。 真剣に向き合い練習を続けてきたからこそ、負けて悔しいと涙を流したのだろうな。 「約束の世界」 家出した先での生活。 一人で親を続けるのは疲れてしまうだろうが、未成年を残して休暇はどうなのだろ。 「最近の話」 大切なお守りになる。 語られた想いは聴かなくても、二人で過ごした日々の中で十分伝わっているだろう。
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星空に願いを、ツキに祈りを 著作者:中村航 発行者:小学館 タイムライン http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698 ラジオを聞きながら、星空わを部屋の窓越しに見上げながら読みたい一冊です。
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隠喩に満ちた言葉の数々は、昼間の空に見えない星のよう。 キザったらしくなく、淡々と摂理を歌うような、なんともいい難い文体。 森や星空の闇が出て来るが怖くはない。あたたかな闇。 生まれてくる前にいた深淵なところに潜り込む感覚を味わえる。 読後感がいい。
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なんて素敵な小説。。。時と人の想いをうまく扱ってる中村さんらしい小説でした。これだから中村さんは侮れない。とストライクだよ!
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なんともロマンチックなタイトルの小説です。 タイトルだけでなんとなく内容が想像できましたが、 実際、その通りの内容でした。 小学生のアキオ、大介、麻里は、 ある年の夏の学童キャンプに行きました。 夜になってホタルを見るために宿を抜け出して川に向かいます。 ようやく川にたどり着い...
なんともロマンチックなタイトルの小説です。 タイトルだけでなんとなく内容が想像できましたが、 実際、その通りの内容でした。 小学生のアキオ、大介、麻里は、 ある年の夏の学童キャンプに行きました。 夜になってホタルを見るために宿を抜け出して川に向かいます。 ようやく川にたどり着いた3人は、 偶然ラジオから流れる謎の深夜放送を耳にしました。 それから年がたち、中学で野球部に入ったアキオは、 1つ先輩の放送部員・里崎さんを好きになります。 でも、告白できないまま、時間が経過。 高校生になったアキオは、夏休みにかつてのキャンプ場を訪れて、 再び謎のラジオ番組を聞きました。そして、あることに気がつきます。 さらに時間が流れ、アキオたちは大人になり、物語に大きな変化が・・・。 ラジオ放送と夢の部分は本文と文字の書体を変えて 違う世界だということを強調。 その工夫が一層物語にミステリアスな感じを与えていました。 全体的に温かな雰囲気のまま 夢のあるストーリーにまとまっていたと思います。 今目に見える星の輝くは 星からの距離を考えて何億光年もの昔の光だといいます。 あの星の一瞬のきらめきは、私たちの目に届くまで なんという長い年月をかけてやって来ているのでしょう。 子供の頃にみた星空は、とても美しくて神秘的。 大人になって忘れかけていたその神秘さを この作品を読んで思い出しました。 大切なことを思い出させてくれて、 「ありがとう」といいたい作品でした。
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今まで読んだ中村航の著作のうちで一番読みにくかった。こちらの方が前だが、想像レディオを思い出した。ラジオっていうのは、テレビと違って少し不思議なこともおこりそうな感じする。声だけってところとか。
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恥ずかしくなるくらい純真な気持ちを、きれいな言葉で綴るとこの本になるのだと思う。 小学生の大介、中学生のアキオ、そして海辺のミニ放送局の留守番DJの「掌」。この3つの物語が星空放送局で結ばれていきます。 なんかもやもやしたものがスッと消えていくような感じです。読後感はあったかでス...
恥ずかしくなるくらい純真な気持ちを、きれいな言葉で綴るとこの本になるのだと思う。 小学生の大介、中学生のアキオ、そして海辺のミニ放送局の留守番DJの「掌」。この3つの物語が星空放送局で結ばれていきます。 なんかもやもやしたものがスッと消えていくような感じです。読後感はあったかでスッキリした感じです。 星空放送局の言葉は読み返すと、きっと君の心に届くと思いますよ。
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章がまさに起承転結なんだけど、小学生から中、高校生に、そして謎の大人登場。誰が主人公なんだって感じから、いささか強引な設定でハッピーエンドに。最近読んだ中村航の作品には違和感を持っていたので、初期に惹かれた「曖昧なほのぼの」が戻ってきたなって印象。やはり読後感が良い。しかし、DJ...
章がまさに起承転結なんだけど、小学生から中、高校生に、そして謎の大人登場。誰が主人公なんだって感じから、いささか強引な設定でハッピーエンドに。最近読んだ中村航の作品には違和感を持っていたので、初期に惹かれた「曖昧なほのぼの」が戻ってきたなって印象。やはり読後感が良い。しかし、DJに関する部分は整合性がとれてたのかな・・内容は好きでした。
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