認知行動療法におけるレジリエンスと症例の概念化 の商品レビュー
難しいです。結構難しいです。でも、CBTの基本的な理解があれば何とか読むことができると思います。症例の概念化、ケースフォーミュレーションというのが何か、どういうものか、というのが実際に見たこと、体験したことがあり、その知識があれば読めます。 内容に関してですが、ケースフォーミュ...
難しいです。結構難しいです。でも、CBTの基本的な理解があれば何とか読むことができると思います。症例の概念化、ケースフォーミュレーションというのが何か、どういうものか、というのが実際に見たこと、体験したことがあり、その知識があれば読めます。 内容に関してですが、ケースフォーミュレーションに関して丁寧に説明がなされています。なんの目的があるのか、そして、どのように進行していくのか。それが、どんな意味があるのか。 どうやったら自動思考を上手くつかまえられるのか、というのが僕がこの本を読んで知りたかったことなのですが、それはあまり得られていません^^; ただ、自動思考をつかまえるということはどういうことなのか、スキーマとは何で、基礎的前提とはなんなのか、 また、やや端的ではありますが、それらはどうやって質問をして引き出していくのか、ということが述べられています。非常に勉強になります。
Posted by
- 1