ペッパー・ルーと死の天使 の商品レビュー
頭のおかしなおばさんに14歳で死ぬと吹き込まれたかわいそうな男の子の話。 主人公のペッパーはひたすらおばさんの言う「死(聖コンスタンスの予言だということ)」から逃れようとしている。 ただ、育った環境のせいで考えが偏っているので、思い込みが激しく、突飛な行動を取る。 「本当は自分...
頭のおかしなおばさんに14歳で死ぬと吹き込まれたかわいそうな男の子の話。 主人公のペッパーはひたすらおばさんの言う「死(聖コンスタンスの予言だということ)」から逃れようとしている。 ただ、育った環境のせいで考えが偏っているので、思い込みが激しく、突飛な行動を取る。 「本当は自分が死ななきゃいけないのに、逃げてるから周りの人が不幸になる」くらいの思い込みがあるので、読んでいてイライラした。 死がつきまとっているので、全体のトーンが陰鬱な上に主人公に全く共感出来ず、読んでいてすごく疲れた。 作者も訳者もイラストも良い組合せなのになぜこんなにもつまらないのか。 必要にかられていなければ読むのをやめていたところ。 13章からはそれなりに面白かった。(15章まであります。)
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ふわふわと夢の中のような雰囲気なので、物語の流れがつかみにくい所もあるけれど、根底にペッパーの優しさとデュシェスの愛があるから、優しく美しいお話になっている。
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おー! おもしろかった〜 14歳までに死ぬって予言を受けて育てられた男の子が誕生日に家出して 船長になったり ハム売る店員になったり 記者になったり メッセンジャーボーイになったり 外人部隊に入ったりする ずっと死の天使に追っかけられる 船長のお世話係のひとがすてき グレミ...
おー! おもしろかった〜 14歳までに死ぬって予言を受けて育てられた男の子が誕生日に家出して 船長になったり ハム売る店員になったり 記者になったり メッセンジャーボーイになったり 外人部隊に入ったりする ずっと死の天使に追っかけられる 船長のお世話係のひとがすてき グレミオを思いだした〜 なんでもできちゃうペッパーすごい おばさんひどすぎる 「不思議を売る男」が面白かったから読んでみたけど面白かったー 14歳主人公だし、児童書ってよりYAかな
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14歳で死ぬと予言されたペッパー・ルーは、14歳の誕生日に家出を決行。船乗りだった父親になり済まし船に乗ったり、惣菜屋の店員になったり、新聞記者、電報の配達人と様々な職業につき、様々な騒動を起こし、死の天使から逃げ回る。そして…。 テンポよくすすむ筋立てなのだが、なんで14歳の...
14歳で死ぬと予言されたペッパー・ルーは、14歳の誕生日に家出を決行。船乗りだった父親になり済まし船に乗ったり、惣菜屋の店員になったり、新聞記者、電報の配達人と様々な職業につき、様々な騒動を起こし、死の天使から逃げ回る。そして…。 テンポよくすすむ筋立てなのだが、なんで14歳の少年がこんな事をしているのに周りの大人が疑問を持たないのか、ちょっとお話の中に入り込めない違和感が最後までつきまとい、楽しめなかった。 この雰囲気を違和感なく受け入れられる人には、楽しいお話かも。
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ちょっと途中、息切れしちゃったのだけど。 ラスト近く、胸の奥の奥のほうから、ほっこり、じんわり、あったかくなって、あー、よかったぁ。と本を閉じることができました。
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おばさんの話によれば、ペッパー・ルーは、生まれたときに「14歳までに死ぬ」と予言されていた。死ぬことばかり聞かされて育てられたルーは、14歳の誕生日、父のふりをして船に乗り込み死の天使から逃げ出した。けれども行く先々で災難に見舞われ、人に追われて、逃げても逃げても死の天使の影がつ...
おばさんの話によれば、ペッパー・ルーは、生まれたときに「14歳までに死ぬ」と予言されていた。死ぬことばかり聞かされて育てられたルーは、14歳の誕生日、父のふりをして船に乗り込み死の天使から逃げ出した。けれども行く先々で災難に見舞われ、人に追われて、逃げても逃げても死の天使の影がつきまとう。ペッパー・ルーは逃げ切れるのか? そもそも本当に市の天使は彼を捕まえようとしているのだろうか…。マコックランらしい波乱万丈ドタバタ大忙しの物語。ペッパー・ルーの純真さが感動を呼ぶのです。
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聖コンスタンスの予言により、14歳までに死ぬと言われ続けて育ったペッパー・ルー。しかし、14歳の誕生日になっても死ねず、死を待つことに耐えきれなくなって逃げ出したペッパーは、船長だった父になりすまして、海に出る。 「きょう、ぼくは死ぬんだった」というショッキングな出だしから、息も...
聖コンスタンスの予言により、14歳までに死ぬと言われ続けて育ったペッパー・ルー。しかし、14歳の誕生日になっても死ねず、死を待つことに耐えきれなくなって逃げ出したペッパーは、船長だった父になりすまして、海に出る。 「きょう、ぼくは死ぬんだった」というショッキングな出だしから、息もつかせぬ展開だった。逃げながらも絶えず「死の天使」が追ってくる恐怖におびえるペッパー。職を転々としながら、無欲で誰にでも親切でいようとするペッパーの言動が、しかし行く先々で混乱を呼ぶ。その混乱がおかしくもあり、痛ましくもある。「どうなってしまうんだろう?」とハラハラしながら物語を読んだのは久しぶりだった。読み終えて思うことは、全ての子どもたちが子どもらしい子ども時代を過ごせますようにということである。
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