自由な人生のために20代でやっておくべきこと キャリア編 の商品レビュー
社会の変化するスピードが速くなったことで、従来の安定志向的なライフ・プランは現実性を失いつつあります。会社の中での「コーポレート・キャリア」だけを追求し、社内でのパフォーマンスを上げるために全精力を注ぐのはリスクが大きいと著者は言い、個人のスキルを磨くことで「パーソナル・キャリア...
社会の変化するスピードが速くなったことで、従来の安定志向的なライフ・プランは現実性を失いつつあります。会社の中での「コーポレート・キャリア」だけを追求し、社内でのパフォーマンスを上げるために全精力を注ぐのはリスクが大きいと著者は言い、個人のスキルを磨くことで「パーソナル・キャリア」を身につけることの重要性を説きます。 ただし著者は、「コーポレート・キャリア」と「パーソナル・キャリア」を二者択一のものとして捉えるのではなく、とくに20代のビジネス・パーソンにとっては、コーポレート・キャリアを維持しつつ、その中で「パーソナル・キャリア」の向上につなげていくような努力をするべきだという、現実的な提案をおこなっています。 勝間和代の『会社に人生を預けるな―リスク・リテラシーを磨く』(光文社新書)と基本的な発想は一致しています。ただし勝間の本が自己啓発本的な発想をベースにこの国の働き方にまつわる社会的なレヴェルの問題に切り込んでいくような考えを示しているのに対して、本書はあくまで、若い読者が自分自身の働き方と生き方について考えていくときに参考にするべき具体的な問題について論じています。個人的には勝間の著書の方がおもしろく読めましたが、本書の方がより実践的な内容だといえるかもしれません。
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過去の本田式サバイバルキャリア術という本をタイトルを変え販売しているみたいです。 20代だけでなくすべての年代で実践すべきことだと思います。中でも過去の固定概念はすて、会社依存の人生でなく、個の力がものを言う時代ということを全編を通じ訴えています。この方の本はよくよみますので、内...
過去の本田式サバイバルキャリア術という本をタイトルを変え販売しているみたいです。 20代だけでなくすべての年代で実践すべきことだと思います。中でも過去の固定概念はすて、会社依存の人生でなく、個の力がものを言う時代ということを全編を通じ訴えています。この方の本はよくよみますので、内容がかぶっている所もありますが、とてもためになると思います。まず騙されたと思って内容を一つでも実践すべき!
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今後間違いなく働き方が変わってくるであろう未来の社会を見据えて、今考えておくべきこと、取り組むべきことといった参考になる情報が多々あり、新しい気付きだった。
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何のために何を得るのか 本田さんの本は今回で2冊目、今後の人生でノマドという生き方を取り入れるのもありかなと思い読んでいる。自分の立場と本田さんが提示するプランの大きな違いというか前提の違いがあり、そのまま自分の人生に影響を与えるものではなかったけど、これからの時代は個人の実力の世界になっていくという意図はしっかりと感じ取れた。 個人の実力がモノをいう世界になったときに「何のために何を得るのか」を基準にすべての行動をする必要がある。こういったことを日常生活の中で意識するだけでこれからは変わるのかな。
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「ーレールから外れろーその先に大きな成功がある。」 雇われ型のコーポレートキャリアではなく、スキル提供型のパーソナルキャリアについての本。これからの時代生き抜くために必要なスキルが分かりました。
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終身雇用や年金制度の崩壊が起こっている現在、サバイバル能力を身に着けることが急務であり、それが結局は安定につながると感じた。 これからのキャリアを考える上で、危機意識を促される一冊。
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これから日本も北欧の国のように、給料が減り、労働時間が短くなる方向に向かうという仮定が事実となれば、社員であることの必要性は下がってくるだろう。 会社で働くことで得られる「コーポレート・キャリア」だけでなく、会社の外に出てもサバイバルできる「パーソナル・キャリア」も大切である。
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10代後半の人にはぜひ読んでもらいたい一冊です。コーポレートキャリアを中心にインプット、パーソナルキャリアの種を蒔くとの話もあるように、10代のうちにインプットする事を学べば20代のインプットにもより活かすことができると思いました。、
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コーポレートキャリアに依存しない、 パーソナルキャリアを勧めている本。 経済状況、社会の流れを捉えつつ、 これからの働き方は、どうあるべきか、どのようにすると低リスクで、自由に働けるかが書かれています。
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日本型雇用の崩壊について、わかりやすく、やや刺激的に書いている。危機感を持たせる文章としては良いと思う。 170ページからのキャリア・サーフィンの話は人生に重要かつ、キャリアデザインを頑張ってしまう人が陥る危機にも関わってくる部分。引用されている金井壽宏さんの本も読みたいと思う。 最終章の自由に生きるためのトレーニングは、今日からやりたい。まずは3つの禁句。嫌なことを避けず、メンタル・タフネスも鍛えたい。先送りにしない、ポジティブ・アクション、間違いを気にせず行動すること。 最後は意外とあっさりとしていましたが、本田さんは年に400冊も本を読み、いろんな地域を訪れているとのこと。忙しさを言い訳にしない。見習いたいと思います。
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