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理系の子 の商品レビュー

4.2

108件のお客様レビュー

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2025/07/28

「宙わたる教室」で出てきたアメリカ先住民の男の子(藤竹先生のアメリカ時代の話として挿入される逸話)はこの本をモデルにしてると読んで、読み始めた。面白くて一気読み。これが実話なのかと驚くような子供達の話ばかりだけど、どれもアメリカ各地の実情が浮かび上がっていて、アメリカ文化という意...

「宙わたる教室」で出てきたアメリカ先住民の男の子(藤竹先生のアメリカ時代の話として挿入される逸話)はこの本をモデルにしてると読んで、読み始めた。面白くて一気読み。これが実話なのかと驚くような子供達の話ばかりだけど、どれもアメリカ各地の実情が浮かび上がっていて、アメリカ文化という意味でも面白い。しかし、大学の学費を得ることにこんなに必死にならないといけない社会、ここに出てくる子たちは結果的に奨学金をもらっているからいいけれど、大半の子供達は道半ばで諦めるのか…なんて途方に暮れる。 という余談はさておき、どの子の発想も情熱も素晴らしくて引き込まれた。特に自閉症のいとこを通して考えた教育プログラム、ホースセラピー、ハンセン病のBBも、ナホバ族の少年も、必要は発明の母というか本当に身近な課題を解決する力の大きさに感動。 翻って日本はこういうのないなあと思ったが、自由研究が小学生で終わるからなのか、高校受験、大学受験と刻まれるようでは研究に打ち込む時間が取れないからなのか。小学校の自由研究を継続的に発展する仕組みがあればいいのになあと思った。例えば小学校の間も毎年研究を深めていくとか。そういう意味では中高一貫、探究活動というのはアメリカのサイエンスフェア的素地につながるのかも知れない。

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2021/12/30

私はガチガチの文系で、初めは全く知識がないのにと、読むのを躊躇っていた。しかし読み始めてみると所々、専門用語は出てくるものの分かりやすく説明されており読みやすい。そしてそれ以上に自分の好きなもの、やりたいものに一生懸命に取り組む人たちの姿が描かれていて私の胸をうった。 一言では表...

私はガチガチの文系で、初めは全く知識がないのにと、読むのを躊躇っていた。しかし読み始めてみると所々、専門用語は出てくるものの分かりやすく説明されており読みやすい。そしてそれ以上に自分の好きなもの、やりたいものに一生懸命に取り組む人たちの姿が描かれていて私の胸をうった。 一言では表せないほどの感動が読んでいる内にでてきてとても勉強になった。人としてのあり方について児童、生徒に読んで欲しいなと感じた。

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2020/11/25

高校生による科学のオリンピック。 多くの高校生が特許を取得。高度な研究の数々に唸らされる。 感嘆と尊敬の気持ちでいっぱいになります。 若者による科学の熱い世界をもっと広く世に知って欲しいと思いました。 特に思い入れのあるのは、 *「ゴミ捨て場の天才」 *「デュポン社に挑戦した少...

高校生による科学のオリンピック。 多くの高校生が特許を取得。高度な研究の数々に唸らされる。 感嘆と尊敬の気持ちでいっぱいになります。 若者による科学の熱い世界をもっと広く世に知って欲しいと思いました。 特に思い入れのあるのは、 *「ゴミ捨て場の天才」 *「デュポン社に挑戦した少女」 *「手袋ボーイ」 *「ロリーナの声に耳を傾けて」 喘息の妹のため廃品から暖房器具を作った少年。町の水の浄化に挑戦した少女。耳の聞こえない人の声に耳を傾け発明品を考案した少年。自閉症の従妹のために画期的な教育プログラムを編み出した少女。 感動で泣いてしまう作品もありました。 『成功するために子供たちに必要なのは、やりたいことをやる、それだけなのだ』

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2019/08/12

・アメリカの高校生科学オリンピック(サイエンスフェア)にまつわる13編からなるドキュメンタリー。 ・著者は出場者の個性的な6名を取材したが、優勝者はこの中からは出なかった。 ・巻末にあった日本人出場者の高校2年生の寄稿文が良かった。

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2019/03/31

エピソードが多めで、それぞれ話の面白味にムラもあるが…。これは素晴らしい本だと思いますね。科学は芸術だぁ!

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2018/11/24

高校生の科学オリンピックとも言える「インテル国際学生科学フェア」の2009年大会にのぞんだ6人と、それ以前のフェアに参加した少年少女を追ったノンフィクション。「泣ける科学書」という帯の惹句に偽りナシ!ワタシも涙腺に直撃弾をくらった。 「科学オタク」の世界なんだろうと想像しがちだが...

高校生の科学オリンピックとも言える「インテル国際学生科学フェア」の2009年大会にのぞんだ6人と、それ以前のフェアに参加した少年少女を追ったノンフィクション。「泣ける科学書」という帯の惹句に偽りナシ!ワタシも涙腺に直撃弾をくらった。 「科学オタク」の世界なんだろうと想像しがちだが、出てくる少年少女は実にカラフル。自閉症のいとこのために画期的な教育プログラムを作り出した少女、貧しい生活の中から必要に迫られて太陽エネルギーを使ったヒーターを開発した少年、地中の虫を手掛かりに太古の地球の姿を推定した日本人の少女(巻末に特別寄稿)など、どれもこれも希望と感動がつまった話ばかり。いきいきした高校生達に元気をもらい、これなら明日の地球は大丈夫だ!と楽観的な気分にさせてもらった。同時に、こうした子どもたちを活かすか活かさないかは、大人の責任だという思いも強くした。その意味では、「アメリカン・ドリーム」を与える場を提供しているアメリカはまだまだ他国の追随を許していない。 ところで、各章の最初にさまざまな分野の名言が載っているが、その中にヴィンス・ロンバルディの「勝利がすべてではない。勝ちたいと思う気持ちこそが重要なのだ」が引用されているのはパッカーズ・ファンとしては嬉しい限り。

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2018/10/18

少年矯正施設で教師との出会いにより出場を果たした不良少年、ティアラを身につけ自らを鼓舞し悲惨な生い立ちにひとり立ち向かう少女がパートナーとの共同作業で変わっていく過程・・・ 科学の存在と支える人の存在によって子どもたちは変わる。そう実感できる。きれいごとでない道を辿った子どもから...

少年矯正施設で教師との出会いにより出場を果たした不良少年、ティアラを身につけ自らを鼓舞し悲惨な生い立ちにひとり立ち向かう少女がパートナーとの共同作業で変わっていく過程・・・ 科学の存在と支える人の存在によって子どもたちは変わる。そう実感できる。きれいごとでない道を辿った子どもからも目を背けない丁寧な取材と構成、筆致が素晴らしい。 ひとつ、本文はとても素晴らしい訳なのに不思議なのは書名と副題・・・この本のよさがあんまり伝わってなくてもったいない気が・・・これだけ良質なノンフィクションなのに。原題直訳のほうがよいのではないかと思った。

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2018/10/12

読み始めは、評判ほど面白いとは思えず・・・読み進めるうちに、どんどん面白くなってきた。 米国ではポピュラーだというサイエンス・フェス、高校生が科学の研究発表を競う場を共通の舞台として、11人の子どもたちを追ったノンフィクションである。 (巻末に、日本から参加した高校生の手記も掲...

読み始めは、評判ほど面白いとは思えず・・・読み進めるうちに、どんどん面白くなってきた。 米国ではポピュラーだというサイエンス・フェス、高校生が科学の研究発表を競う場を共通の舞台として、11人の子どもたちを追ったノンフィクションである。 (巻末に、日本から参加した高校生の手記も掲載されている。) いろいろな子どもたちが出てくるのだが、どの子も個性的で面白い。 子どもたちのエピソードであるが、同時に、子どもたちの成長を追っていることになるので、ところどころで、泣けてくる。 天才、と片付けるのは簡単だが、科学に限らず、自分の頭で何かを考える、ということは非常に大事。 親としては、「第二のビル・ゲイツ」に出てくる母親のような考え方ができるようになりたいと思う。 [more] (目次) 序章 これがサイエンス・フェアだ 1.核にとり憑かれた少年 2.ゴミ捨て場の天才 3.わたしがハンセン病に? 4.鉄格子の向こうの星 5.ホース・セラピー 6.デュポン社に挑戦した少女 7.もはやこれまで 8.手袋ボーイ 9.イライザと蜂 10.ロリーナの声に耳を傾けて 11.第二のビル・ゲイツ 12.世界最大のサイエンス・フェア 13.そして、優勝は… 終章 祭りの終わり 特別寄稿 サイエンス・フェアが教えてくれたこと

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2018/10/09

アメリカで行われる高校生科学オリンピックに参加した学生達の綿密な取材に基づくドキュメント。提携サイエンス・フェアを勝ち抜いてきた1,500人が争うインテルISEFは総額400万ドル超、出場者の5人に一人が特許を出願する高水準な大会で、将来の国を支える若いイノベーターを支援する仕組...

アメリカで行われる高校生科学オリンピックに参加した学生達の綿密な取材に基づくドキュメント。提携サイエンス・フェアを勝ち抜いてきた1,500人が争うインテルISEFは総額400万ドル超、出場者の5人に一人が特許を出願する高水準な大会で、将来の国を支える若いイノベーターを支援する仕組みがこれほどまでに機能しているアメリカという国に圧倒された。そして何より想定外だったのは本書は通勤中にも涙腺が緩んでしまうほどの感動物語で占められていたこと。フェアに挑む一人一人の物語が、どんな環境でも成功を掴むことが出来る希望が存在すること、チャレンジすることで変われる力を持っていること、そして何よりヤリタイコトをやる喜びの大切さを痛感。科学に興味がなくともオススメできる良書。

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2018/06/23

学生科学オリンピックと言われる「インテルISEF」にチャレンジする天才たちのドキュメンタリー。 章それぞれが起伏に富んだ冒険譚のように面白いが、自閉症のいとこのために教育プログラムを生み出した少女・ケイラの言葉が心に残った。 「断定的な考え方から自由になり、ゆったりとかまえて...

学生科学オリンピックと言われる「インテルISEF」にチャレンジする天才たちのドキュメンタリー。 章それぞれが起伏に富んだ冒険譚のように面白いが、自閉症のいとこのために教育プログラムを生み出した少女・ケイラの言葉が心に残った。 「断定的な考え方から自由になり、ゆったりとかまえてください。ゆっくりと時間をかけて、子供たちを知るようにすればいいんです。彼らの特異性こそ一番すてきなところですから」 育児にも人付き合いにも通じる言葉。肝に銘じたい。

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