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成功は一日で捨て去れ の商品レビュー

3.6

52件のお客様レビュー

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2020/11/08

自叙伝であるので自画自賛が含まれていなくもない。 しかし氏の理念とビジョンは明確である。今の日本の経営者で、これだけ明確なビジョンをもっている人はどれほどいるだろうかと思う。 一方で、氏のビジョンを実践するには、動く側にも相当の意識と働きが求められる。ユニクロにまつわるさまざ...

自叙伝であるので自画自賛が含まれていなくもない。 しかし氏の理念とビジョンは明確である。今の日本の経営者で、これだけ明確なビジョンをもっている人はどれほどいるだろうかと思う。 一方で、氏のビジョンを実践するには、動く側にも相当の意識と働きが求められる。ユニクロにまつわるさまざまな評はこういうところからもきているのだろう。もっとも、これくらいやらなければグローバル競争を勝ち抜くことなど到底できないだろうが。 本書を読んでどう感じるかは人それぞれだろうが、少なくとも自分はまだまだやらねばダメだなと感じた。

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2020/07/12

「自分が置かれている状況を客観的に見てどうか冷静に判断し、次にどんな手を打つべきかを考えて実行しなさい、悩むのではなく考えて実行するべきだ」 プロトタイピングもこのコンテクストだな。 柳井さんが語るSpaの強みは、デザインシンキングと相性がとても良さそうだな。 2010年段階...

「自分が置かれている状況を客観的に見てどうか冷静に判断し、次にどんな手を打つべきかを考えて実行しなさい、悩むのではなく考えて実行するべきだ」 プロトタイピングもこのコンテクストだな。 柳井さんが語るSpaの強みは、デザインシンキングと相性がとても良さそうだな。 2010年段階だダイバーシティと言っていて素晴らしいな。今や、どの企業がBLMに関するステートメントを出したかファクトチェックされる時代。単純に見栄えの問題ではなく、経営上利点があることを柳井さんはしっかり認識してる。 「売れないなぁ…」ではなく、どうしたら売れるのかを考える。常にソリューション思考、エグゼキューション思考であるべし。 商売人が流行を作り出す事はない、重要なのはお客様の心理状態に合わせて商品を作る、と言っている。プロダクトアウトも実は潜在意識の実現に他ならない、ということだろうか。 お客様に驚きを与えることが重要、と言っている。 世界中から、新しい出店候補地の情報はどうやって集めているのだろうか。

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2020/05/13

「チャンスというのは既存の業界内にはない。同じ狭い市場の中での奪い合いではいたちごっこ」 市場のパイの奪い合いによる拡大ではなく、市場創造によるパイの拡大を目指すべきことを説いている

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2020/04/21

「働くとは何か?」を再考させられる。 至極当たり前のことだが、ユニクロは本当に良い服をお客様に届けること以外の仕事に必要性はない。 本質を見誤るな。

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2019/10/14

今のほうが、学生のときより面白く読める。 成功は、そう呼ばれたときから陳腐化していくと。 他者貢献性を考えきれているか?そのために現場にいき、現物を大切にしているか?はいつも問いたい。

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2019/05/21

一勝九敗の続編に当たる本書は、柳井氏が社長に復帰するまでの経緯や、復帰してからを書いてある本。 内容としてはファストリテイリングの話が中心で、どういう考えで事業を展開していったか知れるので ファストリテイリングについて知りたい人は一読してよいと思う。 個人的には社員向けか?と思う...

一勝九敗の続編に当たる本書は、柳井氏が社長に復帰するまでの経緯や、復帰してからを書いてある本。 内容としてはファストリテイリングの話が中心で、どういう考えで事業を展開していったか知れるので ファストリテイリングについて知りたい人は一読してよいと思う。 個人的には社員向けか?と思う内容だったので、少し残念。

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2018/11/12

ユニクロ柳井さんの、2004年から2009年の記録。どんなことをして、そのときどう考えたのかを自叙伝的につづっている。ユニクロ社員の人が読むと、愛社精神が上がって良いのではと思った。

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2018/10/08

柳井さんの本は、正直これまで一度も読んだことが無かった。一代で売上高1兆円を超える世界的なアパレル企業を作り上げたカリスマ経営者の本人による生の声は一聴に値する。 彼は書中でも自ら述べているように、どちらかというと直感的なタイプだという印象を受けた。優れた戦略や理論を全否定する...

柳井さんの本は、正直これまで一度も読んだことが無かった。一代で売上高1兆円を超える世界的なアパレル企業を作り上げたカリスマ経営者の本人による生の声は一聴に値する。 彼は書中でも自ら述べているように、どちらかというと直感的なタイプだという印象を受けた。優れた戦略や理論を全否定することはせずとも、ユニクロをあそこまでの大きな存在に押し上げたのは、常識にとらわれない発想、むしろ自らの慢心を戒める謙虚な姿勢、そしてやはり情熱や執念があってこそだと感じる。特に何度も引き合いにでてくる、大企業病の退治というフレーズは、その裏付けだといえよう。 各成長ステージで明確な数値目標を掲げ、全社員にそれを伝達する。ここまでは、どこの会社でもやっている事であろう。例えば、年商1兆円の目標はバブル期の日本企業の多くが掲げていた目標だ。しかし、単なる打ち上げ花火ではなく、何をもってそこに到達するかという具体的なロードマップがあってこそそこに到達出来る。書中で読み取れるのは、中堅社員に実権をもたせ、期待に応えた社員には新たなチャレンジを与えることで更なる成長を促すというスパイラルを回転されることで、その目標を達成するといった人事であろいう。人事は組織に対しての最大のメッセージであるとは、先日読んだP&Gのステンゲル氏の著作にもあった。挑戦するカルチャーは掛け声だけでは実践出来ないということだ。 さて、最も印象に残ったのは会社の理念をまとめたFast Retailing Wayである。 以下、HPより抜粋。 ?Statement 服を変え、常識を変え、世界を変えていく ?Mission ファーストリテイリンググループは─ - 本当に良い服、今までにない新しい価値を持つ服を創造し、世界中のあらゆる人々に、良い服を着る喜び、幸せ、満足を提供します - 独自の企業活動を通じて人々の暮らしの充実に貢献し、社会との調和ある発展を目指します ?Value - お客様の立場に立脚 - 革新と挑戦 - 個の尊重、会社と個人の成長 - 正しさへのこだわり 「私たちの価値観(Value)」は、ミッション達成のためのあらゆる活動において意思決定の基準となる、基本的価値観を示す理念です。 詳しくは下記リンクで参照可↓ http://www.fastretailing.com/jp/about/frway/frway.html

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2018/07/08

何回か読み返したい本。日本人が本当にグローバル企業を作れるか?という挑戦の途中経過を垣間見できます。

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2018/04/29

・成功はそう呼ばれた瞬間から陳腐化していくもの。 自他ともに成功事例の復習は無意味。 ・日本の企業は職位が上がれば上がるほど仕事をしなくなる。みんなで決めて、責任もとらない。 ・先入観が自らの壁を作る。業界の常識にとらわれて、産業構造そのものを変革しようとせず、どの会社も年功序列...

・成功はそう呼ばれた瞬間から陳腐化していくもの。 自他ともに成功事例の復習は無意味。 ・日本の企業は職位が上がれば上がるほど仕事をしなくなる。みんなで決めて、責任もとらない。 ・先入観が自らの壁を作る。業界の常識にとらわれて、産業構造そのものを変革しようとせず、どの会社も年功序列で、実力主義とはほど遠い。

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