記憶する技術 の商品レビュー
記憶とは変えられるもの。それは自分自身の人生や価値観を、良い意味で切り替えて、時には忘れる力も必要であること。当たり前のように思っていたことが、この本を読んで改めてまだまだ分かっていなかったなと気付かされた。雷に打たれたとまでは言わないが、例えば日常生活においても、嫌なこと・辛い...
記憶とは変えられるもの。それは自分自身の人生や価値観を、良い意味で切り替えて、時には忘れる力も必要であること。当たり前のように思っていたことが、この本を読んで改めてまだまだ分かっていなかったなと気付かされた。雷に打たれたとまでは言わないが、例えば日常生活においても、嫌なこと・辛いことがあったときへの捉え方次第で幸せに歩んでいけることは可能であり、過去に起きてしまった出来事を俯瞰して、そして紙に書いてゴミ箱に捨てる。著者はそのようにしてスイッチを切り替える。読者がなにもそれを習慣づけろと言っているのではなく、ようは、人は特別な能力は元々そこまでなく、自分がどれを好きで、どれを記憶していきたいかという記憶自体との向き合い方を教えてくれる。そんな本だ。
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記憶を操作するという話。 何か他のものに関連づけて覚えていく方法など、特に目新しいものはないが、記憶力には個人差はあまりないというところを自分の都合の良いように信じ、頑張っていこうと思った。 一日を振り返る習慣はつけていこうと思う。 後半は、忘れることは良いことだ、と記憶力が良い...
記憶を操作するという話。 何か他のものに関連づけて覚えていく方法など、特に目新しいものはないが、記憶力には個人差はあまりないというところを自分の都合の良いように信じ、頑張っていこうと思った。 一日を振り返る習慣はつけていこうと思う。 後半は、忘れることは良いことだ、と記憶力が良い悪いに振り回されずに生きることが書いてあったが、私は本当に忘れていく人物なので、知りたいのはその話では無いという思いがよぎってしまった。
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記憶量の増え方は足し算ではなく掛け算だと言える。勉強して記憶と理解を繰り返せば繰り返すほど定数的に伸びていく。このことは元の階段こそ大変だが、そこで諦めてはいけないと言うことを教えてくれているように思う。努力を続けた人はある時点から急カーブを描くように、理解と記憶力が増す。そして...
記憶量の増え方は足し算ではなく掛け算だと言える。勉強して記憶と理解を繰り返せば繰り返すほど定数的に伸びていく。このことは元の階段こそ大変だが、そこで諦めてはいけないと言うことを教えてくれているように思う。努力を続けた人はある時点から急カーブを描くように、理解と記憶力が増す。そして天才の域に達する。だからこそ努力し続ける事は大事なのだ。 ヒンドゥーメソッドで記憶を定着させる。1回目の講義の復讐は1回目の講義が終わった後、2回目の講義が終わったら、1回目の復讐をしてから2回目の復讐をする。3回目の講義が終わったら、1回目2回目をざっと復讐してから3回目の講義を復讐する。このようにして、それまでの全てをざっと復讐するということが重要である。常に全体の復讐を行うことで、それぞれがつながってくるし、記憶の定着にもなる。 生きるためには、変化と忘却がなければならない。今まであった情報が消える。その変化に反応して次のことが起きる。こうして次々と生命の維持に必要な反応が続いていく。一方人間が人工的に作り上げた情報はいつまでも消えない。インターネットなどの情報はずっととげとなって残る。それは私たちが作り出した情報が生命ではないからだ、と福岡先生は書いている。だから忘れる力と言うのは、いわば生きる力だと言うのだ。情報を消すことや記憶を忘れることこそが命であり、生きている証拠だと言う言葉に私は大いに納得した。変化すること、忘れること。それこそが生きるために不可欠である。
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印象に残ることは覚える。忘れないためには印象に残せばいい。覚えておいても活かしようがない嫌なことは忘れる。嫌な記憶を今後に活かすことでポジティブなものに変換する。 勉強の記憶方法だけでなく、人生における記憶の役割についても触れており、興味深い内容でした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
記憶力が悪いため読んだ一冊。 「記憶力の差は関心度の差」ということが印象的だった。 社会の点数が悪い・真剣衰弱が苦手=記憶力が悪いと決めつけて以降、あらゆることで記憶することを怠ってきた。 しかし、前述のことやタクシー運転手の調査結果を根拠に、今後は本書の記憶術を参考に鍛えていきたいと思った。
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より覚えられるようにするための手段がてんこ盛りで、知っているものもあればなるほどなあと思うものもあり、充分満足できました。 勉強の内容が頭に入ってこないみたいな人だけじゃなくて、人の名前が覚えられない人もぜひ読んでみてほしいですね。 個人的には覚えるのに最強の方法はアウ...
より覚えられるようにするための手段がてんこ盛りで、知っているものもあればなるほどなあと思うものもあり、充分満足できました。 勉強の内容が頭に入ってこないみたいな人だけじゃなくて、人の名前が覚えられない人もぜひ読んでみてほしいですね。 個人的には覚えるのに最強の方法はアウトプットすることだと思っているので、そのことにあまり触れていないのが少しモヤモヤしましたが、概ね満足のいく中身でした。
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司法試験塾伊藤塾の塾長伊藤真の本。2012年に書かれたものであり、何冊か記憶の本を読んでいるためか、そう真新しいことが書かれていないように思えた。 感じたことは、記憶すべき対象に興味を持ち いかにして整理し記憶の引き出しを数多く使用し、色々なことに関連づけることが大切ということ。...
司法試験塾伊藤塾の塾長伊藤真の本。2012年に書かれたものであり、何冊か記憶の本を読んでいるためか、そう真新しいことが書かれていないように思えた。 感じたことは、記憶すべき対象に興味を持ち いかにして整理し記憶の引き出しを数多く使用し、色々なことに関連づけることが大切ということ。 ただ本書は、記憶絶対主義ではなく、記憶が知的に、感情豊かに生きていくために重要なことを説き、記憶のコントロール、集積した記憶によっていかに幸せにべきかということも書かれていることに評価すべきであろう。
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記憶と考える事 俯瞰して全体像をイメージする事が大切 記憶する事と同様 忘れる事も大切 前向きな人生を❗️
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記憶力というのは永遠の課題であり、誰しもが得たい能力の一つである。 本書では、記憶力を単なる暗記力として説明するのではなく長期にわたっての自分の生活を支えてくれる能力として習得を目標としてある本である。 人は誰しも経験したことのある、嫌な過去や後悔しているというネガティブな感情...
記憶力というのは永遠の課題であり、誰しもが得たい能力の一つである。 本書では、記憶力を単なる暗記力として説明するのではなく長期にわたっての自分の生活を支えてくれる能力として習得を目標としてある本である。 人は誰しも経験したことのある、嫌な過去や後悔しているというネガティブな感情の記憶を一切シャットダウンして、その上から上書きとしてその過去にまつわるプラスの感情や記憶にリセットすること。そのプロセスを通じて得られる、自分自身の感情をリセットしてすっきりさせること。 それを通じて記憶を定着させるために行う努力と根気が必要不可欠であることを教えてくれた本。
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司法試験とか勉強する上での記憶法についてのTips. この方の本は何冊か読んだことあると思うんだけど、読みやすいせいなのか、あまり記憶に残らない‥‥。ダメじゃん。
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