王都の二人組 の商品レビュー
図書館で。 ダークヒーローっぽい二人組の大活躍。 なんかアメコミっぽいけど面白かった。 王様を一緒に連れだすとかちょっと面白い。
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凄腕の剣士と、影のように潜む二人の盗賊の物語。 二人はいわゆる義賊で、困った人を助けるのが仕事。 快活な感じで気を張らずに読むことが出来ます。 いわくありげな過去を背負う主人公2人に、 お転婆な王女、とにかく無理難題をふっかけてくる 謎の魔術師など、お約束な登場人物が舞台を盛...
凄腕の剣士と、影のように潜む二人の盗賊の物語。 二人はいわゆる義賊で、困った人を助けるのが仕事。 快活な感じで気を張らずに読むことが出来ます。 いわくありげな過去を背負う主人公2人に、 お転婆な王女、とにかく無理難題をふっかけてくる 謎の魔術師など、お約束な登場人物が舞台を盛り上げてくれます。
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久々に面白い米国ファンタジーに出会いました(^∀^)大体あっち方面は小難しくて理解出来ないんですけど。気軽に読めるファンタジーだなぁと。翻訳がよろしいんでしょうね(笑)
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初めて買ったハヤカワ文庫。 翻訳本には苦手意識がありましたが、ファンタジーな設定と冒険ものなあらすじに惹かれて読破。 買って良かった!翻訳ものの読みにくさも無かったのでオススメです。
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盗賊二人組のお話。 夢中と言うほどではないけれど、一気に読めました。 伏線的なものが多いです。 名前だけ先に出ていたり、ちょっとだけ登場してたり。 読みにくさや翻訳特有の面倒臭さは殆どなく、登場人物も多い割にあまりゴッチャにはならずに読めました。
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裏社会では超有名な盗賊であるロイスとハドリアン。 それまで仕事は慎重に選んでいたのに、ある時、ハドリアンが軽い気持ちで引き受けた仕事で思わぬ窮地に陥る。 二人は王国乗っ取りの陰謀に巻き込まれ、重要な役割を演じることになる。 スピーディーな展開でかなりおもしろかった。 二人のひょ...
裏社会では超有名な盗賊であるロイスとハドリアン。 それまで仕事は慎重に選んでいたのに、ある時、ハドリアンが軽い気持ちで引き受けた仕事で思わぬ窮地に陥る。 二人は王国乗っ取りの陰謀に巻き込まれ、重要な役割を演じることになる。 スピーディーな展開でかなりおもしろかった。 二人のひょうひょうとした性格のせいか、結構なピンチも淡々と切り抜けてしまうところが、ドライな感じでよい。 この巻では、二人に関する描写が少なかったが、次巻ではさらに明らかになるのだろうか?
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シリーズ1作目。 あとがきを読む限り「肩の凝らないファンタジーを」、と言うのが作者の目指す所だったみたいで、なるほど設定等々は解りやすい。 その中で、魅力的な主人公達が文字通り活躍します。 特に終盤からラストにかけての流れは目が離せない。ある意味王道なストーリーなんですが、単に...
シリーズ1作目。 あとがきを読む限り「肩の凝らないファンタジーを」、と言うのが作者の目指す所だったみたいで、なるほど設定等々は解りやすい。 その中で、魅力的な主人公達が文字通り活躍します。 特に終盤からラストにかけての流れは目が離せない。ある意味王道なストーリーなんですが、単にハッピーエンドなだけじゃなくブラックさもありなかなかどーして、奥が深い。 この先を見越した展開にまんまとはまり、彼等の次の活躍を期待しつつ続編を待ちます。
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※このレビューにはネタバレを含みます
読みやすくて、面白いファンタジー小説でした。 ロイスとハドリアンと共に旅する内に大きく変わっていくアルリック王子や、僧侶のマイロンンほかサブキャラクターも魅力があります。 ロイスとハドリアンの詳しい来歴はまだ明かされてないし、展開に含みを残すところもありますが、これからが楽しみ。
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・マイケル・J・サリヴァン「王都の二人組」(ハヤカワ文庫FT)は 盗賊ロイス&ハドリアンのシリーズ第一作である。作者はこれを書くに当たつて、「キャラクターとドラマとユーモアが適度なバランスで配さ れたファンタジィを我が子に読ませてやりたい」(438頁「訳者あとがき」)と思ひ立つた...
・マイケル・J・サリヴァン「王都の二人組」(ハヤカワ文庫FT)は 盗賊ロイス&ハドリアンのシリーズ第一作である。作者はこれを書くに当たつて、「キャラクターとドラマとユーモアが適度なバランスで配さ れたファンタジィを我が子に読ませてやりたい」(438頁「訳者あとがき」)と思ひ立つたのかどうか。しかし、確かにそんな作品ではあ る。あとがきの最初に「昨今のファンタジィって長いし重いし暗いし云々」(437頁)とある。確かにかういふのが多い。3巻ぐらいで終は れば付き合ひやうもあるのだが、いつ果てるともしれずに延々と物語が続いていくとなると、これはもうとてもつきあひきれない。こちらから 降りるしかない。「時の車輪」他はそれでやめた。作者は物語の登場人物をあちこち動かして楽しんでゐれば良い。読者はさうはいかない。い ささか寂しさを感じる時もあるが、いい加減にキリをつけてほしいと思ふ。このロイス&ハドリアンのシリーズがさうなるのかどうかは知らな いが、少なくとも重くも暗くもならないと思ふ。それゆゑに、もしかしたらいつまでも付き合い続けることができるかもしれないとも思ふ。た だしザンスのやうなのもある。軽くてユーモアありでも、いつまでも続くとやはり飽きが来る。さうならないといふ保証はどこにもない。 ・そこでロイス&ハドリアン登場の「王都の二人組」である。物語をごく大雑把に言つてしまへば一種のお家騒動であらう。王が殺され、王子 とその姉姫も抹殺されかける。首謀者は……国元の悪家老ならぬ、王の補佐をする弟であつた。しかもその周りには教会と隣国がゐてといふ感 じの物語である。そこにこの盗賊二人が絡む。いや、王殺しの濡れ衣を着せられたために、関はらざるをえなくなつてしまつたのである。盗賊 とはいへヒーローである。ロイスは盗賊としての腕に優れ、ハドリアンは元軍人、すこぶる腕が立つ。中世城塞都市の住人らしき二人である。 歌舞伎のお家騒動物の殿様方の人物造形とはいささか違ふ。奴○○のやうないかにも正義の味方ではない。これに対する王の弟は、王子からす れば叔父であるが、初めこそおとなしくしてゐても、途中からその本性を表し、いかにも悪人といふ感じになる。この仲間もほぼ同様、善人面 はしてゐてもである。仁木弾正のやうな最初からいかにもといふ悪役はゐない。姉弟は成長途上、特に王子は成長著しい。歌舞伎とはいささか 違ふが、ファンタジーといふ点からすれば、これらの人物はそれらしい。これで良いのであらう。難しいことは言はない。重くない、暗くな い、である。極端なことを言へば、お家騒動が二人の盗賊によつて阻止されさへすれば良いのである。実際に物語はさうなつて終はる。めでた し、めでたしである。だから重くなく暗くないのではない。ポイントは二人の話しぶりである。いや、他の登場人物の話しぶりもおもしろい。 訳の問題もあらう。それを意識してさう訳しただけかもしれない。あとがきに「ルパン三世」や「刑事スタスキー&ハッチ」なるドラマに比さ れる(438頁)とあるからには、この二人、本来的にさういふキャラクターなのであらう。つまりはおもしろいのである。それがお家騒動を 八面六臂の活躍で解決していく。だから歌舞伎のやうに重くならない。個人的には、悪役の叔父が仁木弾正のやうになれないのが残念なとこ ろ、悪役が弱すぎるといふ感じもする。しかし盗賊ロイス&ハドリアンである。この二人が十分に活躍すればそれで良いのであらう。そんなわ けで第一巻はおもしろく読めた。この後の展開がどうなるか、それによつて読み続けるかどうかが決まる。この調子だけでは飽きが来る。新たな展開期待してゐよう。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
後書きにあったように、軽めのファンタジー。あんまり深く考えないで読めます。 軟弱お坊ちゃんかと思ったら、王子がわりとまともな人だった。主人公とその仲間達は皆テキトーに物分りが良くて、テキトーに強くて、テキトーに正義感もあるから安心して読める。 深みが無いとも言えるかもしれないけど、すでに読者には知らされてることでグチャグチャ疑りあってるのとか見ないで済むし、サクサク進んでくれる方がいい。 マイロンが面白い境遇の人だったので、活躍が少なくて残念。シリーズものだから、次巻に期待したい。 読了日2012/04/20①
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