ケーキの歴史物語 の商品レビュー
現在、ケーキと呼ばれる(分類されている)お菓子についてのあれこれ。一応、古い時代から時代をおって書かれていますが、年表のようになっているわけではありません。 むしろ、著者が注目した「ケーキ」を取り上げている感じです。これは、「ケーキ」と呼ばれるものがパン寄りのものや、ビスケット寄...
現在、ケーキと呼ばれる(分類されている)お菓子についてのあれこれ。一応、古い時代から時代をおって書かれていますが、年表のようになっているわけではありません。 むしろ、著者が注目した「ケーキ」を取り上げている感じです。これは、「ケーキ」と呼ばれるものがパン寄りのものや、ビスケット寄りのものなど様々で、原料や製法ですら全体的にまとめられない(^_^;という「ケーキ」特有の問題のためかもしれません。 エピソードよりも、もっと世界中の歴史上にあるケーキの実物(絵)が見てみたかった。
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2013/04/16:うーん、イギリスの味よりも見た目や保存重視なケーキの話が多かったせいかあまり食欲をそそられませんでした。
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帯文:"ケーキの歴史は奥が深い。" "ケーキとブレッド、何がちがう?" "フランスのケーキは豪華でイギリスは地味。なぜ?" 目次:序章 特別な日を飾るケーキ、第1章 歴史とケーキ、第2章 世界のケーキ、第3章 家庭...
帯文:"ケーキの歴史は奥が深い。" "ケーキとブレッド、何がちがう?" "フランスのケーキは豪華でイギリスは地味。なぜ?" 目次:序章 特別な日を飾るケーキ、第1章 歴史とケーキ、第2章 世界のケーキ、第3章 家庭で作るケーキの文化、第4章 ケーキと儀式,その象徴性、第5章 文学とケーキ、第6章 ポストモダンのケーキ、…他
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図書館で借りる。なんだか「あれ?」と思う記述もあるのだが、この人の調べた・知った事と考えた。発祥とされているヨーロッパの人の視点で書かれていて興味深かった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ものには歴史がある。ケーキにも歴史がある。意外に見たことがなかったケーキの歴史をたどった本。 語源について触れられている。「ケーキ」の語源ははっきりしていない。古ノルド語(古北語)kakaから来ている節と、古英語(アングロサクソン語)からラテン外来語が起源という説がある。語源に関しては、そんなすぐに分かるような甘いものではないようだ。 ケーキは人を魅了するお菓子の1つだ。コンビニエンスストアのスイーツコーナーの定番の1つに、今話題になっているロールケーキがあるのを思い出した。それだけ身近な存在となっているケーキ。 ケーキに関するフランスとイギリスとアメリカのあり方の違いには「ヘエー」と思った。詳しくは本書をご覧になって欲しい。ポストモダンのケーキの章では、カップケーキが話題になっている。158ページには、「クモのカップケーキ」の写真が載っている。かわいらしくて、カラフルなクモケーキが印象に残る。 著者はよくケーキの歴史を200ページ以下にまとめたなあと思う。ざっと読めるサイズでなかなか良かった。ケーキ以外のシリーズも日本語化されることを期待する。
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ケーキを軸にした英仏比較が個人的には有益。自分でケーキをつくって楽しんでいる人なら、より刺激的な本であるのかもしれません。
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読んでいると、鼻の奥でケーキの香りが漂ってきそうな一冊です。 ケーキというものが発祥してから、おもにヨーロッパでどのように広まっていったのかがコンパクトに分かりやすく、だけど決して「浅く広く」ではない内容でまとめられています。 特にウエディングケーキの項目については、日本の事例な...
読んでいると、鼻の奥でケーキの香りが漂ってきそうな一冊です。 ケーキというものが発祥してから、おもにヨーロッパでどのように広まっていったのかがコンパクトに分かりやすく、だけど決して「浅く広く」ではない内容でまとめられています。 特にウエディングケーキの項目については、日本の事例などもいろいろ紹介されていて思わずニヤリとしてしまうことも。 お菓子と本が好きな方なら必読です。
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