奔る合戦屋(上) の商品レビュー

北沢秋【著】

2020/10/05

前作の前夜譚。今作では、合戦の様子がしっかり描かれており満足。如何にして、主人公が、戦略眼や戦術眼を磨いていったかもわかる。
家族や友人の様な郎党に囲まれた幸せな日々があっただけに、ラストは悲劇としか言いようがない。

2014/02/26

前に同シリーズの物を読んだので買ってみました。
前回読んだ「哄う合戦屋」はけっこうハラハラしたような記憶があるのですが、今回はノンベンダラリと戦国という感じがしない人情劇場的な感じになっている印象。
下巻は戦い中心になるのかな？と勝手に想像しています。

2013/11/01

戦記モノとして楽しめます。
頭良すぎて嫌われるわー私な人は共感しながら、そうでない人はコミュニケーションが大事だなーと思えます。

2013/06/07

読んでいるとぐいぐいと引き込まれて行きます。

《本文より》
「命を捨てて戦うのは家来の役目、生きて帰るのが大将の役目だと。
家来に代わりがあるが、大将の代わりはない。
たとえ負けても、命さえあれば次のいくさで勝つこともできる。
だが死んでしまってはその機会もない。」

2013/01/28

前作と全く違う印象の一徹に驚く。
彼を慕い、強い絆を結んだ家族や部下たちとのやりとりから生まれる心地よい響きのせいか。一徹が失ったものの大きさが改めて心に染みる。

2012/12/31

哄う合戦屋の主人公、一徹の若かりし頃の物語。
恵まれた体躯、家庭というものはあるものの、決して功名のためには動かない彼はこんな風にして作られたんだ〜と。

2012/11/08

いやぁ～
すばらしい主従関係。
すばらしい夫婦仲。
でも「嗤う合戦屋」を読んじゃってるから…
下巻読むの辛いな～
でも、読まないわけにはいられない。

2012/10/17

続編はお約束の過去に遡っての話になったけど、幸せすぎる恵まれた上巻に下巻の非情な展開が予想されて、今から心の準備が必要かも。

2012/09/27

哄う合戦屋から遡ること十二年。石堂一徹が村上義清に仕えていた頃の話。遺憾なく才能を発揮するも少しずつ主君から煙たがれてしまう。
少しずつ二人の感覚がずれていくのを描いているが、最後、朝日が自刃する場面にきてもいまいち感動できなかった。全国の書店員が絶賛とか書いてあるけど、それほどでもない。

2012/07/19

嗤う合戦屋の主人公、石堂一徹の昔のはなし。
嗤う~の方は、表紙のおにーさんのあまりの色男ぶりに表紙買いました。今回はちょっと表紙のイメージが違います。前作では一匹狼っぽい感じでしたが、今作はそんなになる前の話なので一徹には沢山の理解者と家族と大切な人たちがいます。
その感じがベルセルクのガッツの黄金時代を彷彿とさせます。そのあとに一人になっちゃうというのが分かってるから、なおさらホントに「今」が幸せって感じ。
上巻なのでひたすら幸せにほのぼのと終わりましたが、下巻でこれからどうなるのか。
気になるから明日下巻を買ってこよう(^-^)