小澤征爾 指揮者を語る の商品レビュー
以前、自伝「ボクの音楽武者修行」を読んだ時もまったく同じことを感じたんだけど、小澤征爾さんの語りって、ものすごく気持ちが良い。 ちょうど今の季節(5月)、窓を開けると、カラリと乾いたさわやかな風が吹き込んで、戸外の新緑が揺れているのを見る、そういう瞬間と同じ種類の気持ち良さを感じ...
以前、自伝「ボクの音楽武者修行」を読んだ時もまったく同じことを感じたんだけど、小澤征爾さんの語りって、ものすごく気持ちが良い。 ちょうど今の季節(5月)、窓を開けると、カラリと乾いたさわやかな風が吹き込んで、戸外の新緑が揺れているのを見る、そういう瞬間と同じ種類の気持ち良さを感じる。 これは一体何?と思ってしまった。 「ボクの音楽武者修行」を読んだ時も同じように感じて、それはきっと、怖いもの知らずのまっすぐな若者による、明るい未来を予感させる青春サクセスストーリーだからだろう、と理解していたんだけど、この、最晩年とも言える時期に書かれた本からも全く同じ気配を感じるなんて。本当にビックリしてしまった。 私もこんな風に人に感じさせる生き方をしたいなぁ。 今からでも軌道修正できるかしら? とにかく気持ちがよい本。 村上春樹さんとの対談集、昔読んだはずだけど、あんまり記憶に残っていないので、もう一度読んでみようかな。特に気持ち良かった記憶もないけど、今読み返せばやっぱり同じように気持ち良いかしら。
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偉大なる指揮者というイメージで読み始めたら、拍子抜けするほど親しみのある人柄に(いい意味で)驚かされた。セイジ・オザワが世界で愛される理由なのだろう。楽員に押し付けるのではなく、自然と導くその姿勢は、音楽に限らず組織でマネジメントに携わる人々にとっても学びの多いマインドだ。円熟期...
偉大なる指揮者というイメージで読み始めたら、拍子抜けするほど親しみのある人柄に(いい意味で)驚かされた。セイジ・オザワが世界で愛される理由なのだろう。楽員に押し付けるのではなく、自然と導くその姿勢は、音楽に限らず組織でマネジメントに携わる人々にとっても学びの多いマインドだ。円熟期の小澤氏がたどり着いた境地や、その魅力溢れるインタビュー満載だ。
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小澤征爾さん 中身は本当にいい。指揮者にならないひとにとっても何かに取り組んでいるなら役立つし、小澤さんを知りたいならもちろんだし、視点を広げたいときに役立つ。 あとがきもよかった。100年後のひとへ。戦いと食べられないような貧困がない、平和で射きられる世界をつくってくださいと...
小澤征爾さん 中身は本当にいい。指揮者にならないひとにとっても何かに取り組んでいるなら役立つし、小澤さんを知りたいならもちろんだし、視点を広げたいときに役立つ。 あとがきもよかった。100年後のひとへ。戦いと食べられないような貧困がない、平和で射きられる世界をつくってくださいとの内容。
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2020年9月30日 小澤征爾さんのオペラ、1度みてみたいなあ。 音楽をどう作っていくか、指揮者がどんな気持ちで臨むか、何を勉強するかがおぼろげにわかった。 常に勉強が必要なんだ。名声があっても先に進むためには。というより深く掘り下げるには。
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美容院で最近クラシックにハマっているという話をしたら、美容師の人が貸してくれた150ページ程度でサクッと読みやすい本。 小澤征爾さんのことは、名前を知っているだけで、詳しくは知らなかったが、音楽について、表現について言語化が難しいことを最大限分かりやすく教えてくれた本。 有働...
美容院で最近クラシックにハマっているという話をしたら、美容師の人が貸してくれた150ページ程度でサクッと読みやすい本。 小澤征爾さんのことは、名前を知っているだけで、詳しくは知らなかったが、音楽について、表現について言語化が難しいことを最大限分かりやすく教えてくれた本。 有働さんとの対談形式が良かったのか。 音楽は解釈する余地があるから、人それぞれ感じ方が違い、正解がなく奥深いものなのだと教えられた気がする。
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会話を本にしているので、ちょっと読みにくいかなぁと感じた。 ほんとにこの世界で生きてきた人なんだな。
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NHKの番組「100年インタビュー」の内容を本にまとめたもの。アナウンサーの有働由美子さんが的確なインタビューで、小澤征爾さんの活動と音楽観を本人から言葉で引き出す。小澤さんの柔らかく鷹揚な人柄、音楽に向かう勤勉さがひしひしと伝わってくる。
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言語を超えた人類普遍のコミュニケーションツール。音楽に、指揮にどのように向き合っているのか、断片的なインタビューでしかないが垣間見える。 あと、字がデカい。お笑い芸人のネタ本かってくらいデカい。
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20140605読了 2012年出版。NHKのBSで放送された番組から構成された本。有働アナウンサーによるインタビュー。
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内容的には、村上春樹の「小澤征爾さんと、音楽について話をする」や、「ボクの音楽武者修行 」、石井清司の「小澤征爾と子供たちへのまなざし」等に書かれた内容のエッセンスがまとまった本...。小澤征爾に関する本を読んだことない人にはいいかも。 それにしても、字がでかい。子供が読む「かい...
内容的には、村上春樹の「小澤征爾さんと、音楽について話をする」や、「ボクの音楽武者修行 」、石井清司の「小澤征爾と子供たちへのまなざし」等に書かれた内容のエッセンスがまとまった本...。小澤征爾に関する本を読んだことない人にはいいかも。 それにしても、字がでかい。子供が読む「かいけつゾロリ」の活字の大きさに匹敵するぞ。出版社は、この本を手に取るターゲットはどの年代を考えていたのかな?
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