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ミステリアス・ショーケース の商品レビュー

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10件のお客様レビュー

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2022/05/26

『二流小説家』『ねじれた文字、ねじれた路』『解錠師』『卵をめぐる祖父の戦争』『緋色の記憶』あたりをどれも楽しく読めた方にはおすすめしたい、良質な短編集。 邦訳もとても美しいです!「クイーンズのヴァンパイア」「彼の両手がずっと待っていたもの」「彼女がくれたもの」がお気に入りです。 ...

『二流小説家』『ねじれた文字、ねじれた路』『解錠師』『卵をめぐる祖父の戦争』『緋色の記憶』あたりをどれも楽しく読めた方にはおすすめしたい、良質な短編集。 邦訳もとても美しいです!「クイーンズのヴァンパイア」「彼の両手がずっと待っていたもの」「彼女がくれたもの」がお気に入りです。 ハヤカワポケットですが、薄いので書架を圧迫しないのもよいです。

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2015/02/19

 図書館より  年末のミステリランキングにも名前の挙がる海外作家の作品を含む短編8編収録のアンソロジー  読む前に注意してほしいのは『ミステリ・ショーケース』じゃなくて『ミステリアス・ショーケース』であるということ。読んでみるとミステリ色の強い短編はそう多くありません。  だ...

 図書館より  年末のミステリランキングにも名前の挙がる海外作家の作品を含む短編8編収録のアンソロジー  読む前に注意してほしいのは『ミステリ・ショーケース』じゃなくて『ミステリアス・ショーケース』であるということ。読んでみるとミステリ色の強い短編はそう多くありません。  だからと言って面白くないというわけでもなく、各作家それぞれのミステリでは楽しめない味が楽しめるアンソロジーだと思います。  南北戦争時代を舞台にしたダグ・アリンの「ライラックの香り」が最も印象的。  話のスジは今一つ分かりにくかったものの、時代に翻弄され、過酷な運命を示されてもなんとか生きようとする人々の姿がしっかりと描かれていたと思います。  デイヴィット・ベニオフの「悪魔がオレホヴォにやってくる」は戦場の若い兵士が主人公で『卵をめぐる祖父の戦争』と同じ雰囲気の感じられる短編です。  『卵を~』と比べてコメディ色は薄目ですが、この作品が好きだった人は読んで損のない出来の作品だったと思います。  デイヴィット・ゴードン「ぼくがしようとしてきたこと」はデビュー手前の小説家が主人公。  創作する者の自嘲や叫びがありありと伝わってくる、またその主人公に会いに来る人がヘンな人たちばかりで、不可思議な雰囲気の作品でした。ゴードンの作品はもう一編収録されているのですが、こちらも少し幻想風味な小説です。 アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀短編賞「ライラックの香り」

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2014/10/02

最近の海外ものは完全に不勉強なので初読の人ばかり。デイヴィッド・ゴードン<ぼくがしようとしてきたこと>とデイヴィッド・ベニオフ<悪魔がオレホヴォにやってくる>はわりと好き。だけどそもそもやっぱりアメリカものは特に好きじゃない、かも…

Posted byブクログ

2012/11/27

 海外のミステリーを楽しみたかったので、読んでみました。どの作品も独特な空気が漂って新鮮でした。  海外作品は「訳者のうんぬん」ということもあるようですが、私はよくわからないし、こだわりもないので、読みやすいと思った。。けれど、1編だけはどうしても先に進まなくて、飛ばしてしまった...

 海外のミステリーを楽しみたかったので、読んでみました。どの作品も独特な空気が漂って新鮮でした。  海外作品は「訳者のうんぬん」ということもあるようですが、私はよくわからないし、こだわりもないので、読みやすいと思った。。けれど、1編だけはどうしても先に進まなくて、飛ばしてしまった。。それが残念で。  「クイーンズのヴァンパイア」「「悪魔がホレヴォにやってくる」「ライラックの香り」の三編は特に好きな雰囲気でした。

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2012/11/03

8人の欧米(ん?アメリカだけかな?)のミステリー作家の短編を集めた短編集。 T.H.クックの短編が収載されていたので、迷わず買ってしまった。

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2012/08/17

海外作家の短篇集。 豪華な執筆陣だけど短編だと良さが伝わってこないタイプの作家ばかりのような…。 ミステリーの分量がもうちょっと多く入ってればな。

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2012/07/14

デイヴィッド・ゴードンの「ぼくがしようとしてきたこと」がいちばんオモシロく読めました。トマス・H・クックの「危険そうな女だな」で、始まる「彼女がくれたもの」が印象に残りました。

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2012/07/05

最近のポケミス快進撃を支える作家たちのアンソロジー。 各作家の代表作の雰囲気を感じることができ、エッセンスが詰まった短編ばかり。逆を言えば、長編の原型と取れる作品ばかりで、今後の可能性や多様性を感じることがあまりできない一冊ではあった。 しかし、その中でもスティーブ・ハミルト...

最近のポケミス快進撃を支える作家たちのアンソロジー。 各作家の代表作の雰囲気を感じることができ、エッセンスが詰まった短編ばかり。逆を言えば、長編の原型と取れる作品ばかりで、今後の可能性や多様性を感じることがあまりできない一冊ではあった。 しかし、その中でもスティーブ・ハミルトンには期待を感じた。あの緊迫感とどこか落ち着かないシュールな感じの雰囲気はとても好きだ。今後も注目したいと思った。

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2012/04/22

ゴードン、ベニオフ、クック、 フランクリン、ハミルトン! オールスターによる夢の競演! 新生ポケミスのすべてがこの一冊に。 珠玉の短篇集。 ゴードンとクックの作品がとても印象に残った。 翻訳作品の短編集は自分にはちょっと合わないのかも。 長編だと読みやすいものが多いように思う。...

ゴードン、ベニオフ、クック、 フランクリン、ハミルトン! オールスターによる夢の競演! 新生ポケミスのすべてがこの一冊に。 珠玉の短篇集。 ゴードンとクックの作品がとても印象に残った。 翻訳作品の短編集は自分にはちょっと合わないのかも。 長編だと読みやすいものが多いように思う。 ミステリ:☆☆☆ ストーリー:☆☆☆☆ 人物:☆☆☆ 読みやすさ:☆☆

Posted byブクログ

2012/04/17

ミステリ作家からミステリ要素を限りなくなくして書かれている作品集という風な。「ライラックの香り」が一番好き。

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