あした咲く蕾 の商品レビュー
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不思議な話が入ってる。 短編。 朱川ワールドなんだろうけど。 でもそういうこともあるんだろうなっていう。
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夢中になって読みました 時代は昭和、語り部のそれぞれの主人公はほぼわたしと同年代 住んでいる場所は違えども、情景は手に取るようにわかるのも この小説にのめり込んだひとつの理由かもしれないです それぞれの短編の中の少し不思議な話が違和感なく 人の心のさびしさやむなしさ、やさしさが淡々と流れている感じ 朱川さんの小説は「かたみ歌」以来でしたが この小説の方がとっても好きです 短編それぞれが、いとおしくって大切に思われます いい本読んだなぁ
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柔らかく、暖かく、そこにほんの少しのホラー。そして"昭和"のノスタルジー。 朱川さんという事で分類的にはホラーにしましたが、ホラーと言うより"不思議"と言うレベルです。 暗さを感じさせる短編は少なく、むしろ明るく軽やかです。別離や悲しみもあ...
柔らかく、暖かく、そこにほんの少しのホラー。そして"昭和"のノスタルジー。 朱川さんという事で分類的にはホラーにしましたが、ホラーと言うより"不思議"と言うレベルです。 暗さを感じさせる短編は少なく、むしろ明るく軽やかです。別離や悲しみもあるのですが、全体に透明感があり、希望がぶら下がって居るからなのでしょうが。 表題作「あした咲く蕾」の美知恵叔母、「カンカン軒怪異譚」の女性料理人など特異なキャラも面白く。 なにかもう一味欲しい気もするのですが。。。
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『大阪万博』『仮面の忍者赤影』『公団住宅』『ワイルド7』『カルメン・マキ』そういった 時代背景に7つの短編が収録されている。 これらの物語には、わずかなものでもよく見ることができる、かすかな声でもよく聞くことができる、小さな幸せを、より感じることのできる心を持っている。そういった人たちが生活している。 読み終わったとき、温かな気持ちになる。
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