泣くほどの恋じゃない の商品レビュー

小手鞠るい【著】

2013/07/14

帯に「忘れられない人」がいるすべての恋愛経験者に捧ぐとある。
読み終わってこんな女現実に居るのかな？って思った。女ってもっと図太くてしぶとくて要領良く生き抜きそうな感じがしてたの。
漬物石みたいな重いモンを世間の人はわざわざ金を出して買いたがるか、というのと、傷口を傷口と提示するのは小説ではない、というとこで、全国の中二病の作者の首を取った様な気持ちになった。笑

2013/05/24

結局幸せにはなれないんだよ。約束しておいたって苦しいものは苦しいし、壊したくなくたって我慢しきれない寂しさもあるよ。でもお家での逢瀬はやっぱり傷を拡げるんだね。学んだ。

2013/01/19

切なさというより、寂しさ、つらさっていう主人公の感情が終始伝わってきて、
いつの間にか物語が終わってしまう感じ…

2012/07/29

やっぱり苦手だった・・・
ものすごーく、恋愛小説。

世の中の女子は、みんなこんな濃い恋愛してるのかしら。
疲れそう。

共感できる人がどのくらいなのかが気になる。
共感できない人のほうが少数派かしら。

2012/07/20

読んでてイライラした。
いい年した男が気持ち悪い。
女も馬鹿みたい。
好きになった理由が「そんな事？」って感じ。特に女。

女の感じた幸せの時間の代償が男の息子の死なのがちょっと…。
息子可哀想過ぎでしょ。
男は早くに亡くなったみたいだけど、
女にはあんまり罰が下った気がしない。

2012/07/09

初めて小手毬さんを読んだ。教員採用試験を受けつつ、塾の講師をしている凪子。凪子は生徒のお父さんに恋をする。黒木さんへ
宛てた手紙が可愛くて読んでいて心地よかった。

2012/07/03

タイトルから、切ない失恋話かと思って読んでみたら、不倫の話だった。
不倫と書くと響きが悪いが、ただ純粋に人を好きになって恋しく思う気持ちは読んでいてじ～んときた。表現が綺麗ですらすらと読める物語。

2012/06/30

泣くほどの恋じゃかった、っていうのは泣くほどの価値もない恋愛だったって意味かと思っていました。
でも本当の意味は、二人にとっては泣くような悲しい恋愛じゃなく、幸せな優しい恋だったって意味だったんですね。

不倫はいけないことだけど、悲しくて切ない最後でした。相手に夢中になれる恋愛したいなー。

2012/06/16

主人公の、会いたい、寂しいという気持ちが痛いぐらいにわかる。
私にもいつか、「泣くほどの恋じゃない」と言える日が来るんだろうか？
早く来てほしい・・・

2012/06/15

塾の講師をしている凪子。教え子の父親と付き合うことに。
息子の高校受験用に特訓を頼む1本の電話がきっかけだった。その声が優しい気持ちにさせてくれるらしい。一体どんな声なんだろう？
交際を始めるときから、家庭を壊すつもりはないとか数件の条件を出され「それでもいいのか」と問われ、その条件に納得しているのだからアッサリした関係になるのかと思いきや……。
これほど、夢中になるのか？
こんな関係ってアリなん？