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翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件 新装版 の商品レビュー

3.6

28件のお客様レビュー

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2024/08/20
  • ネタバレ

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よくわからなかった。 著者のデビュー作で メルカトル鮎はシリーズ化されてるのに最後の事件? 名探偵がふたりも出てるのに どんどん殺人は続き 登場人物はさほど多くないのに なんも解決出来ず最後はあっけなく。 男性が90歳のおばあちゃんに簡単に殺されるの? 首切りって力いるやろ。 人が死ねばいいってもんじゃないやろ! とぶつぶつ言いながら読み終えたのであった。

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2024/04/06
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難しかった! 最初メルカトル鮎最後の事件というサブタイトルとあらすじから掛け離れたスタートに戸惑いつつ、なかなかこれといった推理が組み立てられないまますすみ何人もころされ、やっとメルカトル鮎登場!でまた何人もころされつつ、なるほどそういうことか!となったのにまた覆され、最後にまたどんでん返し。 どんでん返し好きには堪らない!とは思いますが それ以前にしにすぎ!探偵止めろや!!!と思っちゃうこともあり……某じっちゃんの名にかけて的な古典的な探偵モノではあるのだけれど、私の好みではなかったかな? 最後は驚きました!

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2023/07/02
  • ネタバレ

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麻耶雄嵩の書籍ということで少し警戒して読み始めた。それにしても殺人が起こるまでが早すぎる、探偵が事件を止める気がない、など普通とはやはり違う。 メルカトル鮎の話は未読だったのだが、まさか殺されるとは。。。なるほど、最後の事件ってことね。 前半は読みづらいが、後半の怒涛の展開はお見事。どんでん返し続き、荒唐無稽なトリックなど凄味があった。

Posted byブクログ

2023/04/19

荒唐無稽な話。名探偵が2人も登場するのに事件を解決していない。探偵木更津は推理が外れて山に籠る。亡命ロシア人の復讐と推理した探偵メルカトルはタイトル通り。事件には裏があり意外な結末を迎える

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2022/08/18
  • ネタバレ

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「メルカトル鮎」とかいう単語の響きで読んだところが7割くらいなんで、そこにたいした意味がなかったことが一番の衝撃。(笑) ただね、読んでから10日くらいして、ある意味かつてないどんでん返しが仕掛けられてたことに気づいたときには笑いとともに感心したよ。 つまりね、(以下ネタバレ) 犯人が二転三転する話はよくあるけど、探偵が二転三転するってのは初かもしれん。

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2020/11/18
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「7人の名探偵」で気になっていたメルカトル鮎シリーズ?が読みたくてこちらをチョイス。麻耶雄嵩氏のデビュー作らしい。 色々ぶっ飛んだ作品らしいけど……ああ(察し) コレはすごいな。以下ネタバレ 二転三転どころかゴロゴロ転がってるやないかレベルで話が変わる後半(笑) 結局シリーズでのメルカトル鮎は一番最後に残った人、なんだよね? 大量殺人な割にはサクサク話が進むのは、出オチかと思ういきなり現れた二人の死体が原因? というか、国内ミステリーで警察が名探偵と言われる人物の発言を重要視するのってなんか意外な気がする……気のせいかな。 探偵がゴロゴロいる世界観が読んでて不思議やった。 犯人は、なんちゅーかどいつもこいつも悪いからなぁ……というか、なかなかの「マジかーい」って言うトリックだよな。雰囲気で推してるけど種明かしされたら「まさか……」ってなったわ。 そして、「7人の名探偵収録作」での語り部と今回の語り部は別人なわけだ。違和感あるのはコレか。次の話も読みたいなぁ。(7人の名探偵の語り部くんが好きだったので」

Posted byブクログ

2019/10/05

再読。十年以上ぶりに読んだけれど今読んでも滅茶苦茶面白い。多少の読みづらさはあるけど二転三転する結末はたまらんねぇ。最後のオチも好みも好みドストライク!

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2018/04/21

「プロレスやろうとしたら相手がロケットランチャー出してきた」みたいな感覚を味わった。 それ以外の感想は、なんだか全部ネタバレになりそうだ…

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2017/10/20

東西ミステリー76位にランクインされている作品ですが、作者との相性の悪さか、感心しませんでした。 まあ、名探偵が2人出てきてそれなりの推理をする趣向はよかったのですが、文章が・・

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2017/05/09

評価が難しい… ネタバレしないで書こうと思ったら、ほとんど何も書けないような気がする。 ともあれ、オーソドックスなミステリが好きな人にはおすすめ出来ない。 第一作目で「メルカトル鮎最後の事件」と銘打たれてるのもあれだが、そのメルカトル鮎自体、出てくるのは後半。(それまでに出てくる...

評価が難しい… ネタバレしないで書こうと思ったら、ほとんど何も書けないような気がする。 ともあれ、オーソドックスなミステリが好きな人にはおすすめ出来ない。 第一作目で「メルカトル鮎最後の事件」と銘打たれてるのもあれだが、そのメルカトル鮎自体、出てくるのは後半。(それまでに出てくる探偵は名前すら出てこなかった木更津) 私の知識量が圧倒的に足りないことは大前提としても、文章は読みにくい。 これから読まれる人にはエラリー・クイーンを読まれてからのほうがいいかも。 登場人物の行動も不思議で、一番個人的にわからなかったのは香月くんと夕顔…特に女性には夕顔は不可解だったはず。 ミステリとしては、読者どころか探偵にすら情報はすべて開示されないので、まず真実に辿り着くのは不可能。 また、名探偵がばっさりと事件を解決してくれる爽快感もなし。 いわゆる探偵ものに対するアンチテーゼなのか…? はあ!? と壁に本を叩きつける人もいるだろうし、すごい! と感嘆する人もいるだろうことは、想像できる。

Posted byブクログ