ちょうつがい きいきい の商品レビュー

加門七海【作】,軽部武宏【絵】,東雅夫【編】

2015/12/08

学校の図書室にての読了。ねこぢるの元旦那である山野一さんがTwitterにて面白いと投稿してたので気になって読みました。凄い良かった。何かの隙間の中に入ってしまい、痛がるお化けが、見える少年が最終的に車に引かれ車に挟まれたお化けになるというラスト、最高ですね受け取り方は人それぞれあるものの僕はこう解釈しました。

2015/07/14

読み聞かせに使用する予定だったけど、自分の子に読んだらトイレに行けなくなったので中止。
オバケが出ているうちは面白かったようだが、男の子の精神が少しずつおかしくなって、真っ赤な見開きページが恐かったらしい。
男の子の生死は不明だが、ところどころ死を暗示させるような絵（ガイコツや葬式帰りの親子）も怖い。
読み終わってからジワジワ怖くなる絵本。

2014/08/27

　とても身近な「音」を題材に、恐怖に包まれる子供の姿を描いた怪談えほん。

　この絵本に出てくる音って、実際に聴くと、不安感を掻き立てられたり、不快な気分にさせられたりする音ばかりですよね。ぜひ効果音がほしいです。口で言うより実際の音を流した方がより怖いと思います。ＣＤ付けてくれないかな。
　まあ、インターネットには著作権フリーの効果音素材集がいくつかありますから、読み聞かせの際には活用してみてください。

　この絵本を子供に読み聞かせたら、最後にこう言ってみてはいかがでしょうか。

「もし何か音がして　見に行ったら　こんなこと　あるかもしれないよ？」

2013/11/26

≪県立図書館≫

絵は雰囲気があるが、お話としてはそれほど怖くない。
さて、我が家の子供達は、どう感じるだろうか。

2013/09/23

これはなかなか好き（笑）。

見えてはいけないものが見えたのか、
はたまた見えていると思い込んでいるのか。
どちらにせよ彼はどうなってしまったのか…。
これも“怪談”というよりは“ホラー”か。
やっぱり“サイコ”の方。

ゲシュタルト崩壊！
（ちょっと違うか）

ラストの衝撃の見開きは『地獄』より怖いかも（怖）。
最後の１ページも読み手を不安にさせて良い（怖）。
途中のばあちゃんが運んでる荷物の模様（笑）。

2013/06/21

[墨田図書館]

軽部さん特有の絵、そしてその名も「怪談えほん」シリーズの一冊。おもしろがるか、今度こそ怖がるか、と楽しみに借りたら、遊びにきたお友だちが難なく寝物語に(!)読んでくれた!!

そこそこの長文でぽつぽつと描かれた絵本なのに、とうとうと一生懸命読み、「お化け」の単語に「お化けだー」と喜ぶ…(苦笑)

お友だちのおかげでとてもおもしろく読めてよかったね。

2013/05/26

いるのいないのが良かったので「怪談えほん」二冊目。
あんまりちょうつがいじゃない。

最初は怖いと言えば怖いんだけど、磔獄門の怖さ。
いやぁ！痛い痛い！っていう怖さ。
音の化け物ってところは一貫しているけれど、筋がずれていく気がする。
犠牲のあやかしがかわいそうな話かと思いきや終りのほうは襲ってきそうなモンスター。
なんだろう。怪談だからっていうんじゃなくてスッキリしない。
怪奇の話じゃなくて病んだ精神の話っぽい。

絵がうるさいからだろうか。
水木しげるや楳図かずおの影響を受けまくっていそうな昭和絵。
男の子の顔が（嫌いな奴に似ているという個人的な理由を多分に含みつつ）イラつく。殴りたい。

2013/05/03

誰でも子ども時代に、夜の窓に写るカーテンの影や、襖の隙間が気になった事があると思う…最後のオチが微妙なのが…(^_^;)

2013/02/18

大人でも怖いということで読んでみました
内容よりも絵で怖さが表現されていると思います
独特なタッチの絵に、びくっとします

2013/06/06

ちょうつがいのキイキイという音は
妖精が挟まって泣いている声だった。
それが見える少年がお化けを助けて願いを叶えてもらう…。

ということは全然なく、
いろんなところにはさまっているおどろおどろしいお化け？が泣き叫ぶのが聴こえるのみ。

中身がつまってる買い物袋の表面の凹凸がさりげなくドクロみたくなっていたりと、
とにかく全てのページが不吉な予感でいっぱいです！

この本は怖いし子供には読ませたくないけど、
ドアがキイキイいうのは、そこにはさまっている妖精が痛くて泣いているから、
という部分とかはすごく好き。