雲と線 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
おすすめ度:85点 P.82記載のことを知っただけで、この本の価値は高い。確かにそのとおりだと思う。 「雲下で下げてきた実線が雲のねじれ近くで反転、順調に上げてきたが、ねじれの真下へ来ると、途端に下げに転じるケースは多い。この上げは単なる一時的なもので、いまだ実線は下降トレンドにあるからだ。」 また、P.96「大海原」の概念もイメージがつきやすい。 「こうした「大海原」を遅行線が進みだしたら、これは絶好のチャンスとみなし、上昇トレンドが崩れるまでホールドすることがたいていの場合、正解だと思います。」 「遅行線が、株価から遠く離れた状態で上げているときは、トレンド確定・不動であることを示唆し、株価に近づき接触するまで安心だといえます。もし、株価に接触、そしてそれを割り込みだしたら、要注意。転換線を割ったあたりから、利益をとった上でのストップロスを意識すべきです。」
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