作家の放課後 の商品レビュー
みなさん、いろんな事に興味がおありで、いろんな体験をしているなぁ。。。という感想。 良いお話書いたり、良い文章を書くひとが必ずしも面白い、興味深いレポを書けるという訳ではないのね、と思った。 やっぱり文章が魅力的だと、体験の内容にも魅力的!個人的には、鍼、ルーシーダットンが気にな...
みなさん、いろんな事に興味がおありで、いろんな体験をしているなぁ。。。という感想。 良いお話書いたり、良い文章を書くひとが必ずしも面白い、興味深いレポを書けるという訳ではないのね、と思った。 やっぱり文章が魅力的だと、体験の内容にも魅力的!個人的には、鍼、ルーシーダットンが気になりました。 富士山は登ったことがあったので、激しく共感。 ちょこちょこ読みに最適な本でした。
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ちょこっと何かの合間に一本一本読むのにちょうどいい。 中にはとても興味をそそられる体験談などもあったり。断食、タイル作り、製本、ろくろ回し…… それぞれの作家の感動ポイントを知りながら、自分の知らなかった世界を垣間見、体験した時の感動に心踊らされる。 いろんなことを体験したくなる...
ちょこっと何かの合間に一本一本読むのにちょうどいい。 中にはとても興味をそそられる体験談などもあったり。断食、タイル作り、製本、ろくろ回し…… それぞれの作家の感動ポイントを知りながら、自分の知らなかった世界を垣間見、体験した時の感動に心踊らされる。 いろんなことを体験したくなる一冊。
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個人的には森見さん、山本さん、豊崎さんが面白かった。 大好きな森見さんの文章を読むと 懐かしい故郷に帰って来たような感じがする。 豊崎さんの文章は初めて読んだが、 とてもユニークで飾り気の無いところが気に入り ぜひとも著書を読みたくなった。 こういう本で新しい出会いがあるんだよ...
個人的には森見さん、山本さん、豊崎さんが面白かった。 大好きな森見さんの文章を読むと 懐かしい故郷に帰って来たような感じがする。 豊崎さんの文章は初めて読んだが、 とてもユニークで飾り気の無いところが気に入り ぜひとも著書を読みたくなった。 こういう本で新しい出会いがあるんだよね。
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作家たちがさまざまなことに挑戦していくエッセイアンソロジー。 森見さんが書いたエッセイが載っているということで読んでみた。 なるべくちゃんと全部読もうと思ったけど、興味のない分野やそそられない文章は読み飛ばしてしまったよ…。 そんな中で面白かったのは、 森見登美彦『この文章を...
作家たちがさまざまなことに挑戦していくエッセイアンソロジー。 森見さんが書いたエッセイが載っているということで読んでみた。 なるべくちゃんと全部読もうと思ったけど、興味のない分野やそそられない文章は読み飛ばしてしまったよ…。 そんな中で面白かったのは、 森見登美彦『この文章を読んでも富士山に登りたくなりません』 大森望『〈一箱古本市〉雇われ店長体験記』 山本文緒『一週間で痩せなきゃ日記』 朝井リョウ『職人たちの戦国』 の4つでした。 もう、森見さんはダントツです(笑)タイトルからして秀逸。 “今や私は富士山に登った男であり、日本一を極めた男なのだ、と考えると、湯に浸かりながら笑みが洩れた。ということはつまり、もう二度と富士山に登る必要はなく、まだ富士山に登っていない人に対して、「え、あなた、まだ富士山に登ってないの?日本人なのに?おやまあ!お話しにならないなあ!」と意地悪できるということだ。” 森見節、最高です。
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色々な作家さんの挑戦・体験エッセイ。 作品を読んだことない方もいましたが、自分も体験してみたい!と思うものもあり、どれも面白く楽しく読めました。特に森見登美彦さん・万城目学さん・辛酸なめ子さんは面白かった。
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22人の作家さんがそれぞれ体験した事をまとめたエッセイ♪自分自身が体験したものが一つも無かったから、へぇ〜こんな感じなのかと思いながら読んだ(^^)どの体験話も面白く書かれてて、自分も体験してみたくなる!
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好きな作家の文はやっぱり好きだなって思ったけど、まー特に印象に残るわけでもなし。読まず嫌いだった人の本を選ぶ参考にはなったかな。
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好きな作家以外は面白く読めないかな?と思ったけどすべて楽しく読めた。 発表媒体との兼ね合いで、それぞれの長さが短く、1日体験とか社会科見学に終始しているのが残念。(タイトルのとおり作家が本業だからね)
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新潮社の雑誌「yom yom」に掲載された、人気作家がなにかに挑戦してみたエッセイ集。 普段の著作活動からは全く離れた様々なことに、体当たりでチャレンジしている様子は、微笑ましく、(作家もやっぱり普通の人間なんだな)と思います。 何より感じたのは、作家たる人物は、すべからく好奇心...
新潮社の雑誌「yom yom」に掲載された、人気作家がなにかに挑戦してみたエッセイ集。 普段の著作活動からは全く離れた様々なことに、体当たりでチャレンジしている様子は、微笑ましく、(作家もやっぱり普通の人間なんだな)と思います。 何より感じたのは、作家たる人物は、すべからく好奇心旺盛であるものだ、ということ。 レポーターを生業としている人ではない分、計算や誇張のないリアルな怖気や恐怖が文章から伝わってきます。 絵のような文学青年然とした森見登美彦氏が、富士山登山を敢行していたことにはビックリ。 もち前の淡々としたクールな文章には似つかわしくない、熱くハードな体験をされていたことに驚きました。 それを、あえて「面白くなさそうに」書くという彼の骨頂が光ります。 辛酸なめ子氏のお茶会の話は爆笑でした。奥ゆかしくも遠慮のない、なめ子ワールド全開です。 日本の古式ゆかしき伝統を踏まえてこその美学が、前知識の薄い人の目を通すと、こんなにおかしみにあふれたものになるんだなあと、新鮮に感じました。 ボーイスカウトは、ボーイしか踏み込めない領域だと、ずっと遠巻きにしていたため、角田光代氏が勇気を持って見学に行ったことに敬服しました。 ボーイスカートと呼ばれるのは、小五から中三までだということを知りました。 印象的だったのは、小池昌代氏がまど・みちお氏とインタビューをした話。同じ詩人としての表現できない様々な思いが、行間にもあふれ出ていました。 どの作家も体当たりで頑張った経験を、その文章力で楽しくまとめあげている、楽しい一冊。 今まで読んだことがなかった作家にも親近感がわき、作品を読んでみたくなりました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
新潮社「yom yom」編集部編。著名な人気作家たちの「非日常」ルポを掲載。 新潮社の編集人たちが、担当作家たちの興味や趣味に合わせて、さまざまな体験を仕掛ける。そして、その体験談を書いてもらうという趣向。 私の好きな作家も多数入っているけれど、どれひとつとして感じ入るほどのものなし。仲間内のお遊びの域を出ておらず、まるでバラエティ番組の中の体験コーナーを見せられている気分。 演じているのがコメディアンじゃなくて有名作家というだけの違い、、、
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