月だけが、私のしていることを見おろしていた。 の商品レビュー
甘い!! 「仕事はできるけど恋の仕方を忘れて焦っているアラサー女子(笑)」って、ありがちだけどやっぱり気になっちゃうんだよなー、ということで、「ビブリア古書堂」に挟み込みのチラシを見てジャケ買いしてみた。まあ女性にやさしいというか都合のいい話だろうとは思っていた(期待していた)け...
甘い!! 「仕事はできるけど恋の仕方を忘れて焦っているアラサー女子(笑)」って、ありがちだけどやっぱり気になっちゃうんだよなー、ということで、「ビブリア古書堂」に挟み込みのチラシを見てジャケ買いしてみた。まあ女性にやさしいというか都合のいい話だろうとは思っていた(期待していた)けど、ここまで甘いとは思わなかった・・・。あの男の子好みだったので、恋愛対象にならなくてちょっと残念。
Posted by
粗筋を見て購入。何か私の生活とはかけ離れたなような世界。是迄主人公が女性でも感情移入で来た話は沢山あったが、何故か此の本の主人公には感情移入があまり出来なかった。しかし、楽しめた話でもある。
Posted by
最初は面白そうだなと思って読んでいたのですが、読み進めるうちにあれれ?なんだか面白くなくなってきたよ・・・で、最後は「こんなんだったんだ。」と自分とは会わなかったことを実感したのでした。もうちょっと題名に責任持とうよって感じでした。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
直感的に結末が読めて,それを確認したくて一気に読んでしまった. 主人公の二宮咲子は29歳の3K女(高学歴,高年齢,高層マンション住まい). 私はまったくそういう気持ちをもってないけど,男の人って自分より高学歴,高収入な女性をパートナーにしたがらないですよね.(とある女性がすごくいい車を買ったときいて,「あぁこれでまた婚期が遅れる」って思ったら実際にそうなってました...) しかも,元カレを忘れられず,新しい恋に踏み出せない,新しい恋が億劫になってしまった女性です.そんな自分を素直に認められれば突破口が開けるんだろうけど,素直になれなくて元カレへの思いは封印して生きています. 自分にも封印した思いがあり,あっと言う間に咲子に感情移入しました.本作では素直になれなくてこんがらがって結び目ができてしまった咲子の恋はきれいにほどけてハッピーエンドになります.一方,現実の自分は10年思いを封印したままです...今となっては封印を解けば今の生活すべてがくるってしまうので,封印を解くことはできません.封印してしまったことを謝りたい気もするけど,たぶんそれは自分勝手な気持ちにすぎないでしょう. 最後はちょっとしたファンタジー.メインのお話が解決した時点で,まだ50ページも残ってる.望遠鏡の話が解決してないので,それに費やされるんだろうと予測して読みましたが,実際読んでみると泣けます. 仕事をすれば職場は殺伐としていて,その代償に心温まる話に飢えている感じがします.似たような感覚をお持ちの方にはぜひ読んでみてもらいたいと思います.
Posted by
主人公の考えには「分かる!」を連発。 等身大の小説として共感しただけに、最後の展開は個人的に少し残念な感じがしたかも。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
一人で生きていける女の子って強くなんかない。一人で大丈夫なわけがなくって、むしろ自分が心許せる人にいっぱい甘やかしてほしい。でも、大事な人に素直になれずに、一人でもんもんとしてる…そんな女の子の「運命の一週間」(怒涛の一週間でもあるけれど)のお話。 最後はちょっとご都合主義かなぁ、という気がしたので、星は三つ。 でも、咲子にとっては一番良い形で決着したので、読み終わりはほっこりできます。悪い人、嫌な人が出てこないので、そういう意味でも安心して読める本です。
Posted by
90年代の年齢層高めの少女漫画みたいな話だった。 都会のキャリア系OLが主人公にしてはセンスの古さを端々に感じた。 ストーリーは優等生的でつまらない。 読書の楽しみは特に無かったなぁ。 モチーフは素敵だと思ったんだがな。 あと席次表確定は早くても一週間前な気が。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
今、同時に読み進めているものが ひとつひとつの単元のような形になっている本なので、 少しずつ読んでいるため 気晴らしにと手にとりました。 タイトルとあらすじでネットで購入しました。 装丁と中の絵のおかげで 本当にマンガを読んでいるようでした。 仕事に生きて、 ちゃんとお給料をもらって、 30にさしかかって、 マンションを購入。 彼氏は一年前に出て行った。 そんな29歳咲子に舞い込む恋のはなし。 一週間以内に運命の出会いがないと、一生独身と占い師に宣告され。 恋を呼ぶのか、呼び寄せるのか。 そして咲子には人に言えない秘密があった。 マンションの個室にひとり。ひとりぼっち。 望遠鏡で向こうの世界をのぞくこと。 その先には、おんぼろアパートに住んでいる青年。 いつしか彼と繋がり交流し、 自分の気持ちに整理をつけていく。 彼に会えるのも、 恋を思うのも、 運命を手繰り寄せるのも、 月夜のこと。 と、ストーリーの骨組みはなんだか素敵なんですが 確かに途中から展開は見えてくるし この人あっさりこれで終わりなのか~と可哀そうになる場面も。苦笑 全体的に登場人物があっさりしてます。 なので伏線やバックグラウンドは、そこまで重視されてません。 少女マンガを読んでる気持ちで。苦笑 だけど、 ヤッホーは素敵でした。 ところどころわかるな~って描写も。 会社いやいや病なんて、正に。笑 行きたくないよ、ドロドロ人間になりそうだもん。 だけど、人の気持ちなんて一言や一人の人間で変わるもんなんだなあ。 そこまででなくても、 必ず少しは元気になっちゃうんだよなあ。たぶん。 「じゃあその気持ちはなんなの」 「割り算の余りみたいなものです」 そうそう、 余ることってあるんだよー。そうなの。本当。 とか思いながら読んでました。 厳しい目よりも、 少し息抜きとか気晴らしに読むことをおすすめしますっ
Posted by
タイトルからあんま期待してなかったけど、 ちゃんと続きが気になる! 最後もいやみなくファンタジーでまとめてて なかなか文章力のあるラノベ。 満足♪
Posted by
一人はつらい、きつい、寂しい。 誰かと繋がりたい。 話したい、ふれあいたい、心を交わしたい。 その思いが重なった。 そして、繋がったんだと思うよ。
Posted by