Another(下) の商品レビュー
解決編です。 全ての元凶の存在や、それらが何なのかを求める後半です。 叙述トリックですし、見事にしてやられました。 ここまで巧妙且つ美しく仕上がっていると、もはや感嘆の息です。 終盤のあの一言は今でも忘れられません。 凄まじい妙がありました。 非常に面白かったです。
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続きがひたすら読みたくなる本。 隙間時間に読んでいても、この先の展開はどうなるのか、 真相は一体何なのか、気になってソワソワしてしまいます。 私自身、読書で続きが気になってしまうことは あまりないので、新鮮でした。 ホラーに近い話ではありますが、読みやすいので、 とにかく読んでみ...
続きがひたすら読みたくなる本。 隙間時間に読んでいても、この先の展開はどうなるのか、 真相は一体何なのか、気になってソワソワしてしまいます。 私自身、読書で続きが気になってしまうことは あまりないので、新鮮でした。 ホラーに近い話ではありますが、読みやすいので、 とにかく読んでみてほしいです。 綾辻行人さんの作品は初めて読みましたが、 今後も読んでみたいと思わせる、素敵な作品でした。 ありがとうございました。
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夜見山で起こった事件の発端は、ひとりのクラスメイトの死と、それを受け入れられなかった人々がしてしまった呪い。 この事件に関してだけ言うのであれば、美談として終わるものだっただろうし。集合写真にしても、美しい思い出に終わるはずだったのになぁ、と思ってしまう。 それがどうして、長年...
夜見山で起こった事件の発端は、ひとりのクラスメイトの死と、それを受け入れられなかった人々がしてしまった呪い。 この事件に関してだけ言うのであれば、美談として終わるものだっただろうし。集合写真にしても、美しい思い出に終わるはずだったのになぁ、と思ってしまう。 それがどうして、長年にわたって起きる災いになってしまったのか。 人の思いの強さと危うさなんだろうなぁ。 「おまじない」もそうだし、合宿中に赤沢や勅使河原がとった行動もそうだし。 不安定なものの上で日々の生活は成り立っていくのだな、と。 「おまじない」をやめてから、なし崩しに始まった日常生活が、あやふやを際立たせます。あれは、終幕へ向けての綱渡りの日々なのですが。 さて、Another読み終えたことだし、2001に取り掛かるとしますか。 5㎝の分厚さを読み進める楽しみ。
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新作に合わせて何回目かの再読。 後半なのでテンポも速く、ぐいぐい惹きつけられる展開。凄い。ラストの迫りくる殺人鬼も怖いなあ。本家(笑)にはさすがに及びませんが。 何度読んでもこの結末は切なくて、胸に刺さります。だけど後味は悪くないんですよね。それが素敵。
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学園ホラーの王道、といった印象。 綾辻さんがこの物語を書いたら面白いに決まってますね。 〈死者〉は誰か、というミステリ的な謎もあり。 この謎は、十分に伏線が描かれていて、十分に予想できると思いますが、そこは綾辻さん。一筋縄ではいきませんでした。 ホラー・ミステリ・青春・ボーイミー...
学園ホラーの王道、といった印象。 綾辻さんがこの物語を書いたら面白いに決まってますね。 〈死者〉は誰か、というミステリ的な謎もあり。 この謎は、十分に伏線が描かれていて、十分に予想できると思いますが、そこは綾辻さん。一筋縄ではいきませんでした。 ホラー・ミステリ・青春・ボーイミーツガールの要素と、かるーい文章で、気軽に楽しめる作品としてオススメです。
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面白すぎて一気読みした。 綾辻さんの話、他にも読んでみたいと感じた。 来年以降の3年3組も同じような惨劇があるのかもしれないと考えると、なんとも救いがあるのか、ないのか微妙なところだと思う。
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ムダに長い。犠牲者が多すぎ。 「この話 納得する形で おわってくれるんでしょうね」 と、何度も何度も思いながら読み進めましたが、まったく納得できずに終わりました。 さわやか風なエンディングでしたが、問題は何も解決してないっての。 オカルトなんですね、結局。 だから、犠牲者...
ムダに長い。犠牲者が多すぎ。 「この話 納得する形で おわってくれるんでしょうね」 と、何度も何度も思いながら読み進めましたが、まったく納得できずに終わりました。 さわやか風なエンディングでしたが、問題は何も解決してないっての。 オカルトなんですね、結局。 だから、犠牲者も多い。 わたし、苦手ですわ、オカルト。 何も腑に落ちない。
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下巻。 最後はえぇ?!っていう感じだったけれども、何だかさらっと読み終わってしまった点、後味の悪さみたいなものは感じられなかったなぁというところで読みごたえがあまりないような。もちろんこれだけライトなほうが読者としては読みやすいかもしれないけど…まぁ綾辻さんの筆力はこんなもんじゃ...
下巻。 最後はえぇ?!っていう感じだったけれども、何だかさらっと読み終わってしまった点、後味の悪さみたいなものは感じられなかったなぁというところで読みごたえがあまりないような。もちろんこれだけライトなほうが読者としては読みやすいかもしれないけど…まぁ綾辻さんの筆力はこんなもんじゃない!と信じながら別作品を読んでみたいと思う。
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アニメから入ったため、結末は承知で読了。 うん…綾辻作品は好きだけど、ふつーかな。 アニメの方がおっかなくて、オカルトホラーとして楽しめた。 終盤の惨劇っぷりったらもう…映像に軍配です。 アニメラストの赤沢さんのシーンが印象に残ってたけど、原作では存在感が薄くて残念。
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多大な犠牲者を出してとりあえず解決? 個人的になんとも腑に落ちない。 今年度は解決でも次からどうすんの、と。というかはたして解決したと言えるのか。 もっとこう、根本的な所からバシッと解決してほしかった。 ホラーとしてもミステリとしても微妙。 もう一度読もうとは思わない。
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