Sunny(2) の商品レビュー
今回は1巻に増して珠玉の話ばかり。 特に最初の2つの7話、8話は本当にすごい。 もっとsunnyに乗っているところが見たい。 表情の表現がものすごくうまい
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第2巻の表紙は山下くんです。最近、星の子学園に来ました。名前は静くんです。ずっと黙り込んでサニーの座席に座り込んだ沈黙の彼が考えているのは「帰りたい」場所のことです。セリフのない絵が胸を打ちます。 学園で暮らすみんなが「帰りたい」場所を持っています。還暦を遠にこえた、ぼくのよ...
第2巻の表紙は山下くんです。最近、星の子学園に来ました。名前は静くんです。ずっと黙り込んでサニーの座席に座り込んだ沈黙の彼が考えているのは「帰りたい」場所のことです。セリフのない絵が胸を打ちます。 学園で暮らすみんなが「帰りたい」場所を持っています。還暦を遠にこえた、ぼくのような老人読者は、人は帰りたいところを捨てて生きていくほかないことを知っていますが、作品に登場する少年や少女たちに「帰りたい」けど「帰りたない」ところがあって、その素顔を描いていく松本大洋に唸ります。 https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202302210000/
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授業参観のあとのドライブのあだちさんとの会話が余韻に残る。春男の一時帰宅が切なすぎる。まきおイケメン。
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引き続き・・・松本大洋氏の作品『Sunny』を。は・・”2”を読んでみた。 やっぱ、凄いなこの作品、読んでいくたびに涙する。 特に・・・ 第9話での・・・足立さんが良い人すぎて… このSunnyは、マイペースに読んでいこう。
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ああ、第1巻を読んでから もう4年位たったのかあ。 ツタヤで借りた 今まで(個人的に)漫画の最高傑作は 『バタアシ金魚』って言っていたが 今度から『Sunny』も加えよう。 双璧だな この巻では 第6話 「メダカって何の子どもなの?」 「メダカはメダカの子どもだよ」 のラ...
ああ、第1巻を読んでから もう4年位たったのかあ。 ツタヤで借りた 今まで(個人的に)漫画の最高傑作は 『バタアシ金魚』って言っていたが 今度から『Sunny』も加えよう。 双璧だな この巻では 第6話 「メダカって何の子どもなの?」 「メダカはメダカの子どもだよ」 のラスト、静が団地へ続く階段の途中に 腰掛けるシーンが圧巻。 その構図といい、その場所といい、 腰掛ける意味といい。静の様子といい それと、やっぱり 第11話 「会いたいのんとおなじくらい会いたないねん」 「オレは会いたいっ!」 第12話 「街ってずっと怒ってるみたいや」 「コラー言うて?」 の春男とお母さん(矢野杏子)。 育児放棄の母親ってこんな感じある。 美人なんだけど、子どもには(自分にも)冷淡。 自分が女であることが最優先、 というかそれすらあやふや。 距離を置かれてしまう子どもにとっては 理由も分からず、不可解で、 切なく、耐えきれないものがある。 母親の過剰な表現がなく、 おしつけがましさもない。 それが春男とお母さんの 何とも言えない感じを出している。 これはちょっと、松本大洋以外描けないでしょ。 素晴らしい。 松本大洋は『ピンポン』以来 『花男』『鉄コン筋クリート』と読んで 天才だと思ったが、 やっぱ凄かった
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この巻も泣ける・・・!感情を全てセリフで表現しないスタイルは登場人物の感情を察していく感じがあってやっぱり好き。春男と母親との距離が離れるほど、春男の母親の顔がグロテスクに見えていく気もした。108Pの一連のカット超好き!
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読んでる内に園の一員になった気がしてくる。あったかい所は羨ましく思うが、色々と身につまされる感情で一杯になる。大人との距離と温度差がくっきりしているのは歯がゆい。懐かしく振り返りながら好きになっていく作品。
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こどもたちと一緒に暮らすことのできない母親の、こどもの「母親」として生きられないオンナの、身勝手さと苦悩。 施設で働く足立さんの言葉に泣く。
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松本大洋が、今でも、こうして、コンスタントに描き続けてくれていることは、とてもとても、嬉しい。違うものを描いているようで、いつだって、その芯は一緒である、ていう、その変わらなさ。でも、彼の描く登場人物の、目が、好き。(13/4/13)
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大洋ワールド! でもだんだん悲しいのになれてくるんだ。 その通り。 悲しいのって、いつまでも心にいっぱいあると苦しくなっちゃうから、だんだんその悲しみがボヤけるようになってるんだよね。
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