一瞬でいい(下) の商品レビュー
幼馴染を山で亡くした3人の話。 人生は選択の連続だけど 戻ることはできない。 綺麗じゃなくてもしっかり生きていかないとなんだ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
創介の死で物語は幕を閉じた。一瞬というものは一瞬でありながら取り返しのつかないもので、その一瞬のために一瞬を全力で生きよう、と感じさせてくれた。過去の話だが、何か未来を感じた。山を好きになる気持ちはまだ分からないが、ところどころ涙がこぼれそうになった。ありがちなテーマだがものすごく読みやすく、細部まで目が行き届き、考えながら読み進めることができた。
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死んだ1人が完全に当て馬で、なんかなあと。 男が死ぬシーンなどは泣いてしまったけど、あまり好きじゃない。主人公達の超人ぽさや良い人アピールがうざったい。 ただ感情はリアルだなあと。女の嫉妬とか、実際にある。
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姉さんにすすめられて読んだ。 切ないね。 一瞬でいい、っていうタイトル、 一瞬が人生を分けたという意味では、 一瞬で(も、やり直せれば)いい、ということなのかな。 ワタクシはそう思いました。
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上下巻、32年にわたる 4人のお話。 思いテーマだけど読みやすい。 ただちょっとドラマチック過ぎるかな。 ケータイ恋愛小説のように… 主人公たちが魅力的だからかもしれないけど。 エピローグのラストが静かで綺麗で素敵でした。 唯川さんは恋愛エッセイより こういうのの方が...
上下巻、32年にわたる 4人のお話。 思いテーマだけど読みやすい。 ただちょっとドラマチック過ぎるかな。 ケータイ恋愛小説のように… 主人公たちが魅力的だからかもしれないけど。 エピローグのラストが静かで綺麗で素敵でした。 唯川さんは恋愛エッセイより こういうのの方が好きだ。
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東京で生まれ育った創介と未来子、 二人の別荘がある軽井沢で育った英治と稀代。 毎年幼馴染のように遊んで育った4人を襲った高校卒業目前の 浅間山登山での英治の死。 それぞれが責任を感じ、一度は離散したが、時を経て思わぬ再会を果たし… 自分と同世代の人間が、自分が理由でこの世を去る...
東京で生まれ育った創介と未来子、 二人の別荘がある軽井沢で育った英治と稀代。 毎年幼馴染のように遊んで育った4人を襲った高校卒業目前の 浅間山登山での英治の死。 それぞれが責任を感じ、一度は離散したが、時を経て思わぬ再会を果たし… 自分と同世代の人間が、自分が理由でこの世を去るということは どれほどに重たいことか、そしてどれほどにその後の人生、 物事の捉え方・考え方に影響を与えるかを重たくなりすぎずに 書いている作品でした。 フィクションとはいえ、神様も残酷だなと思ってしまいました。
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2012.6.26読了 (あらすじ) 一瞬でいい、人生を、やり直せたら…自分は果たしてどんな人生を送っていただろうか… そう思いながら生きていく、一人の男性と、その男性を愛する二人の女性。 大切な人を失った18歳の秋から、三人は、自分では予想もしていなかった人生を歩んで行く...
2012.6.26読了 (あらすじ) 一瞬でいい、人生を、やり直せたら…自分は果たしてどんな人生を送っていただろうか… そう思いながら生きていく、一人の男性と、その男性を愛する二人の女性。 大切な人を失った18歳の秋から、三人は、自分では予想もしていなかった人生を歩んで行く。 自責の念から、思っていた方向には進まず、大切な人に謝りながら、 生きていく。 --- (感想) 人生に対する名言?みたいなものがち散りばめられている。三人が重荷を背負って生きているからこそ、人一倍、人生とはなんぞや?自分は何のために生きて来たのか?幸福とは何ぞや?とひたすら突き詰めて考える。 そこが面白くもあり、この本の最もメインになってくる。 最後、二人の女性が一人の男性を見送るところは、「恋文」を少し連想させた。病気で残りの人生が僅か、という状況がなせる深い愛、がみられる。 泣かせる感動物、というよりも、三人の人生を味わう感じのしっとりした本です。
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たった一瞬の選択でその先の人生って大きく変わってしまうんだなぁ。 そんなこと想像しながら毎日過ごすなんて無理だけど、でも、後悔しないように、たくさん考えながら、毎日を無駄にしないように過ごしていきたいと感じた。 あと、どんな辛い状況でも、前に進んでいけるんだなと思った。それで、が...
たった一瞬の選択でその先の人生って大きく変わってしまうんだなぁ。 そんなこと想像しながら毎日過ごすなんて無理だけど、でも、後悔しないように、たくさん考えながら、毎日を無駄にしないように過ごしていきたいと感じた。 あと、どんな辛い状況でも、前に進んでいけるんだなと思った。それで、がむしゃらに頑張っていれば、きっともっと前に進める。
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下巻は一気に時間が過ぎる。 創介、稀世、未来子の時間が再度交錯する。 しかし・・・稀世はどうしてこんな不幸なの。。。
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久しぶりに、本を読んで目が潤みました。 元々泣き虫なのですが...。 まわりにいる、普段何気なく、当たり前にそこにいる、大切な人たちを、もっともっと大切にしたくなるお話です。
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